水泳選手の肩の痛み(スイマーズショルダー)について

 

こんにちは!

水泳は、肩を必ず動かしていくスポーツですので

肩の痛みが出る方は、少なからずいると思います。

そこで今日は、肩の痛み(スイマーズショルダー)について書いていきたいと思います。

 

スイマーズショルダー(水泳選手の肩の痛み)とは、

肩関節のインナーマッスルである棘上筋と上腕二頭筋による

烏口肩峰弓(烏口肩峰靭帯と肩峰前縁)への“インピンジメント症候群”である。


棘上筋腱の付着部近くと上腕二頭筋腱の関節内部分には元来、血行不全部位が存在する。

肩関節の屈曲、外転、内旋動作の反復によりそれらの部位が腱炎を生じその結果

肥厚をもたらし、肩峰下滑液包が強靭な烏口肩峰靭帯の外縁や前縁で痛みを生じることになる。




スイマーズショルダーの診断は、

肩関節痛が何時頃からどのような上肢の動きで起きるのか、

 トレーニングのどの運動で誘発されるのか、

  肩関節のどのあたりに局在するのか、確かめることが重要です!

 

 基本的には上肢を頭上に挙げる時に痛みを訴えることが多いです。

  肩関節の前方の痛みが典型的であり、

 後方の僧帽筋や肩甲骨近傍の痛みは疲労による筋肉痛であります。

  以前に肩関節痛を感じたことがないかを確認する。

治療として、インナーマッスルとアウターマッスルの不均衡も原因のひとつであり、

 インナーマッスルの強化も必要です。

  インナーマッスルの強化は地味なものですが、

 これがあとあと大事になってくるとのことなので、しっかり取り組みます。

 

  それだけでなくストレッチも必要になり、可動域をあげることも大事になります!

 

 対処法として

肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。

痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、

ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。


このような症状が出てしまった場合、早めの治療をしてください!

お困りでしたら一度お問い合わせしてください。

大阪市東住吉区湯里1-14-4

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土日祝日も診療、アスリート専門

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

剣道のスポーツ傷害・腰の痛みについて

 

 

こんにちは!

今日は剣道についてお話ししていきます!

 

はじめに

全スポーツにおいて言えることなんですが

より強く、より速くという人類の欲求に答えてスポーツは、そのトレーニングの面が強調されていて、

スポーツによって生じる障害面についての認識はあまり大きくないように思われます。

トレーニング強度が強くなればなる程、

障害を起こす可能性が増大してくることは確かです。

トレーニング強度がさほど強くないと思っても、

フォームをより良いものにかえようとして、

今迄あまり使っていなかった筋を使いはじめれば、

障害を起こす可能性は大となってきます。

一度障害が起きてしまえば、

トレーニング強度を弱めざるを得なくなるし、

大きな障害であればかなりの期間に

渡ってその運動を中止せざるを得なくなってきます。

一流選手として活躍できる時期が、

若年齢のある短い期間に限られるような

いくつかのスポーツにおいて、

障害によってトレーニングを中止せざるを得ない状態は即、

選手生命を絶たれると言っても過言ではないのです。

剣道は選手生命の比較的長い競技ですが、

運動を一時中止せざるを得なくなった選手のショックといらだちは大きなものがあります。

現在、スポーツを指導している者や、将来指導に少しでも関わる可能性のある者は、

スポーツによって起こる障害とその予防のしかたを充分に知る必要があります。


障害の原因と種類

剣道によって障害を起こす原因には用具、施設の不備によるものと、剣道特有の動作に伴っておこるものとに大別できます。用具、施設が原因となるものとは、例えば竹刀の先が極端に細すぎる、

先革が破れている、ささくれができている、突垂がこわれている、床が固すぎる

等々、様々なものをあげることができます。しかしそれは明らかに、

障害に結びつくことが経験上予見できるものであり、指導者になろうとする者は当然前もって、

それらの不備にしっかりとした対応をしておかなければなりません。

一方、それに対して、剣道特有の動作に伴う障害は、それがトレーニングに伴って起きるものであるために、

障害が起きることがいたしかたないものように思われている節もあります。

しかしトレーニングに対する人間の形態的、機能的な適応の仕方とその限界とを知っていれば、

障害を予防しながらトレーニングを続けていく態度が身につくはずです。

少なくとも障害の起こり始めた時点でそれに気づき、対処することによって、

障害の程度を小さく抑えることが可能となってくるのです。

今回は、剣道で一番多いとされる

腰痛についてです!


腰痛について

脊柱のうち腰の部分は腰椎とよはれる5個の骨がたてにつながってつくられています。

この腰椎は生理的にやや前方に凸の湾曲を示していますが、湾曲のバランスは

腹筋、背筋、股関節屈筋、股関節伸筋などの筋群によって微妙に保たれているのです。

背筋は脊柱の後側に縦方向についている筋であり、背筋が収縮すると脊柱が後側にそるような姿勢となります。

腹筋は肋骨から恥骨までのびている筋です。c300feb9

この筋が収縮すると脊柱が前側にまがって

腹部を縮めるような姿勢となります。

股関節屈筋は骨盤と大腿骨前面の間についている筋で、

この筋が収縮すると骨盤は前に傾き、

その為脊柱は後側に

そるような姿勢となります。

股関節伸筋は骨盤と大腿骨後面の

この筋が収縮すると骨盤は後に傾き、

その為腰椎の前方に凸の湾曲が小さくなってきます。

剣道のトレーニングを積んで、より遠くから飛び込むことができるようになった

剣道家は背筋が非常に強くなっています。

体を思い切って前傾させて飛び込む時の姿勢を支えるため、

背筋が強くなった結果として腰椎の前湾が強くなり、

腰痛が生じるようになってきます。

背筋をストレッチさせると共に膝を曲げて状態起こしをする腹筋のトレーニングで腹圧を高め、

腰椎を前方から押して前湾を防ぐことが大切な治療法ともなり、予防法にもなります。

腰椎のそれぞれの骨の間は椎間円板とよばれる軟骨からできた

組織がはさまれてクッションの役目をしています。

この椎間円板に無理な力が加わると、椎間円板の中心にある随核とよばれるものが後方に飛び出し、

神経を圧迫して、腰の痛みや足のしびれなどの症状を呈するのです。

これが椎間円板ヘルニアとよばれるもので、椎間円板の内圧が高い青壮年に起こりやすいものです。

脊椎の湾曲を大きくした時にヘルニアを起こしやすいと考えられます。

脊柱の湾曲に関係する背筋や腹筋の力をバランス良く高め、

脊柱を筋の力でしっかりと固定することが予防に役立つと思われます。

腰椎分離症は腰椎が2つに裂けることをいいます。

裂けた部分が離れていく分離すべり症とよばれるものに発展する場合もあります。

すべり症になると腰痛を起こす程度が多くなってきます。

小学校高学年から高校にかけ、背骨がまだ成長過程にある時に

激しい運動をして背骨に負担をかけると起こりやすいものなのです。

成長期の生徒を指導する時は運動量や運動強度が過度にならないように注意すると共に、

練習後は特に背筋などのストレッチを充分にすることが大切です。

椎間円板ヘルニアや腰椎分離症などは剣道競技者に特に多いとは言えないにしても、

自らが練習をしていく過程において、また、青少年の時にその障害の原因をつくってしまう!

 

 

このように、しっかり鍛えていくにあたって

体のメンテナンスや予防をしていかなければ怪我、痛みの原因になってきます!

こういう症状がある方は、早めの治療がおススメします。

何かあれば、一度ご相談下さい!

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/



スケート選手に多いスポーツ傷害について

こんにちは!

今日はスケート競技に多いスポーツ傷害について書いていきます。

スケート種目にはスピードスケート、フィギュアスケート、ショートトラック競技があります。

抵抗の少ない氷上でスピードを出しつつ、転倒しないための全体のバランス能力が求められます。

転倒などの急性外傷などもありますが、多くは疲労性の慢性障害がみられます。          

体幹を固定するための腰背部、キック力を推進させるための股関節、膝関節周辺部には大きなストレスがかかりやすく、慢性障害の一因ともなります。                                

よくみられる傷害については、腰椎椎間板ヘルニア、膝蓋靭帯炎(ジャンパーズ・ニー)、半月板損傷、足関節捻挫などがあります。

 

★腰椎椎間板ヘルニア

腰部にある椎間板は日常生活やスポーツ動作で大きなストレスを受けやすく、特に前屈と腰の捻りの動作が同時に起こる場合にそのストレスは高まります。

この状態が繰り返されることで椎間板内の線維輪の変性がおき、やがては背部の神経を圧迫するようになります。この状態は一般的には椎間板ヘルニアとして知られています。

特に下肢への神経痛が見られ、神経の圧迫されている側の筋力低下、前屈や捻り動作で痛みが増強します。       

 どのスポーツにおいてもみられますが、一般的には20歳以降によく発生します。

急に痛みが出た場合はRICE処置を行い、背部の炎症を抑えるようにします。その間、膝を折り曲げた「えび型」の姿勢で安静状態を保つようにしましょう。

状態が安定してきたら、出来るだけ早く腹部と腰部の筋力強化トレーニングを行うようにします。

腰椎にかかる負担を出来るだけ軽減するように、腹筋の強化に努めることが大切です。        

おおむね保存(手術をしないでリハビリトレーニングなどを中心に行う)療法で症状の軽減が期待できますが、3ヶ月〜半年経っても症状が変わらない場合は、手術療法で変性した線維輪を除去する方法をとることもあります。

手術をした場合、選手が競技復帰するまでに6〜8週間程度、コンタクトスポーツ(衝突のあるスポーツ)に関しては3ヶ月ほどリハビリ期間が必要となるでしょう。

 

★ジャンパーズ・ニー

ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。

ランニングでは通常体重の2〜3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。

このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。        

原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。

膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。        

しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。

大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。

 

★半月板損傷

半月板は膝関節内にある組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ:すねの骨)の安定性を与え、膝関節にかかる体重負荷を吸収分散するクッションの働きをします。

半月板が損傷されると円滑な膝の動きが妨げられます。          

半月板損傷の特有の症状として、膝のロッキング(引っかかり現象:円滑な膝の動きが損なわれた状態)があらわれます。

完全伸展あるいは屈曲(膝の曲げ伸ばし)ができず、激しい痛みが伴い、弾発音(クリック)とともに動きが回復する場合はその典型的なものです。

サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、野球などの受傷が多くみられます。          

損傷部位によってはギプスや縫合手術で治ることもありますが、それ以外では半月板の切除手術が必要となります。

 

★足関節捻挫

スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。

足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

 

早期の痛みの除去、競技復帰、故障の予防やパフォーマンスアップに関しては、お気軽にご相談ください。

http://physical-care.e-chiryo.jp/                                                         

肩のだるさ、肩・腕痺れ (胸郭出口症候群)について

 

 こんにちは!

今日は、腕・肩で悩んでいるかについてのお話しします!

 

胸郭出口症候群の原因

 胸郭出口症候群(キョウカク・デグチ・ショウコウグン)を理解するために、

まずは「胸郭出口」について理解しておく必要があるでしょう。

胸郭出口は、鎖骨(サコツ)と一番上の肋骨(ロッコツ)の間にある隙間(スキマ)のことです。

このすき間には、神経や動脈、静脈が通っています。

胸郭出口症候群とは、このすき間が何らかの原因で狭くなって、

そこを通っている神経や血管を圧迫するために、肩や腕にさまざまな症状が出る病気です。

胸郭出口症候群は、20〜30歳代の女性に多く、

また、教師や美容師、理容師など、腕を上げた状態で仕事をすることが

多い人によく見られる病気でもあります。

 

 

郭出口症候群の主な症状

 胸郭出口症候群の症状としては、圧迫されているのが神経か、

動脈か、あるいは静脈かによって異なります。

多いのは、「腕から手にかけてのしびれ」で、

ほかに「肩や首のコリや痛み」や「腕のだるさ」などもあります。

また、手を上げると痛みが起こるという特徴があります。

血管が圧迫されている場合には、血流が悪くなって「脈拍が弱くなる」、

「手指が冷たい」や「指先に潰瘍(カイヨウ)ができる」という症状も見られます。

  • 首・肩こりが酷い
  • 首・肩が痛い(首・肩が動かせない)
  • 腕が痛い(手・足に力が入らない)
  • 手指が痛い(手足が痺れる)
  • 手指がぎこちない(器用に動かない)
  •  

     

    胸郭出口症候群の診断・治療方法

     胸郭出口症候群を診断するには、問診をはじめ、感覚や握力の検査のほか、

    両肘を90度曲げて、腕を90度外側に3分間上げる「ルース・テスト」が行われます。

    手指にしびれが強いと、長く上げていることができません。

    像検査では、

    エックス線検査で頚肋(ケイロク:第1肋骨の上にできる肋骨に似た異常な骨)の

    有無や骨の異常を確認します。

    胸郭出口症候群の治療法としては、

    痛みを抑えるために消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などを用います。

    腕を酷使せずに、肩の周りの筋力をアップしたり弱体化を防止することも重要です。

    ルーステストで、1分くらいしか腕を上げていられないほど症状が強く、

    保存療法の効果がない場合には、手術療法を行うこともあります。

     

     

     

     

    このような症状で悩んでいる方は

    早めに治療されることをおススメします!

    一度ご相談ください!

    サッカー選手に多く見られるスポーツ傷害と治療

    こんにちは!

    今日はサッカー選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

    サッカーは、ゴールキーパー以外は手を使うことはできず、下肢のみでボールをコントロールするため非常に下肢の傷害が多い種目です。

    サッカー特有のキック動作によるものや、ジャンプ、ダッシュ、スライディング、サイドステップ等、その動きは多岐にわたります。   

    また相手と競り合ってボールを支配しようとするため、接触プレーによる外傷もみられます。                                             

    よくみられる傷害については、大腿部肉離れ、チャーリーホース、足関節捻挫、膝前十字靭帯損傷、ジョーンズ骨折、種子骨痛などがあります。

     

    ★大腿部肉離れ

    肉離れとは乱暴な動きや突然の動作によって、特に筋肉が過度に伸ばされ、裂けることによって起こります。

    大腿後面(ハムストリングス:太ももの後ろ)に最も多く発生し、大腿前面、ふくらはぎ、上腕部などにもみられます。          

    原因としては過度の伸展、大きな負荷への急激な筋肉収縮、筋肉のアンバランス(屈筋の筋力が伸筋の50%以下になると肉離れの発生頻度が高くなるといわれている)があげられます。

    また最近ではストレスによる肉離れも増えているといわれています。          

    受傷直後にはRICE処置が有効です。

    軽度の場合は弾力包帯などによる軽い保護と支持のみで、引き続きスポーツ活動することが可能です。

    その場合は活動時、軽い重苦感はあるものの、関節の可動域や筋力に変化がないときです。

    原則として2週間程度は歩行以外の下肢への荷重刺激を避け、損傷筋の伸展による筋力強化は見合わせるようにします。   肉離れの予防としては日頃から十分なストレッチングをおこなうこと、疲労の蓄積を防ぐことなどがあげられます。

     

    ★チャーリーホース                                         

    チャーリーホースとは大腿部前面の筋肉への打撲傷とその後の筋肉硬直のことをさします。

    バスケットやラグビー、サッカーなどコンタクトスポーツと呼ばれるものによく見られます。

    大腿部前面に強い打撃が加わり、筋肉が大腿骨の硬い表面と打撃の間にはさまれてしまうことで起こります。         

    痛み、筋肉内での内出血、腫れなどの症状が見られますが、受傷直後はほとんど気づくことなく選手はプレーを続けることができます。

    練習や試合の終わり頃になって筋肉の深部に痛みを訴えるようになります。

    応急処置としては膝を曲げた状態で大腿四頭筋を伸ばし、痛みがなければその状態でRICE処置を行います。

    痛みがある場合はムリに膝を曲げないようにします。受傷直後は気がつかないことが多い傷害なので素早い対応が必要です。         

    痛みがなくなった段階で患部のストレッチを行い、関節の可動域が正常範囲に戻った段階で大腿四頭筋の筋力強化を行っていくようにします。

    痛みをおしてのエクササイズは骨下性筋炎に移行する危険性があるので十分注意するようにしましょう。

     

    ★足関節捻挫

    スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

    圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

    症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

    初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

    痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

     

    ★膝前十字靭帯損傷                                                                      

    前十字靭帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん:内側ひねり)しながら前方にいきすぎないように抑制する働きがあります。

    この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。          

    サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、野球などで受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。その後数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に血がたまることもあります。                                                            

    膝関節の外傷の場合は前十字靭帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。

    ケガの急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。

    受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靭帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。          

    再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏の筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法などがあり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上手術法を選択することになります。

    手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8ヶ月程度で競技復帰することが可能となります。

     

    ★ジョーンズ骨折                                             

    疲労骨折の95%は下肢にみられるといわれていますが、その中でも下腿(ふくらはぎの部分)と足に生じるのがその大半です。

    足の骨では中足骨に一番よくみられます。特に小指の中足骨にみられる骨折のことを発見者の名前をとってジョーンズ骨折と呼びます。下腿をよく使うサッカー選手などに多くみられます。          

    疲労骨折は症状が急激に現れるのではなく、少しずつ痛みが慢性化していき、発生当初はレントゲンにもうつらないため、痛みがあるまま競技を続ける選手も多くなってしまいます。

    レントゲンで疲労骨折が確認できるのが3週間〜6週間程度といわれており(これは骨折後に形成される化骨がレントゲンにうつるため)、この状態はすでに治癒に向かっている状態ということが出来ます。          

    偏平足の人やアキレス腱の硬い人などがなりやすいといわれていますが、すりへった靴を長年使用していたり、床が硬いところでプレーを続けることでもおこります。

    痛みのあるままプレーをすることで疲労骨折が完全骨折になってしまったり、偽関節(ぎかんせつ:関節部ではないのに関節みたいになってしまうこと)になってしまうこともあるので痛みが続く場合は、原因となる運動をしばらく休むことが必要です。          

    RICE処置を行い、レントゲンで疲労骨折かどうかを確認してから、その後の対応を決定していく必要があります。


    ★種子骨痛

    種子骨(しゅしこつ)は、腱などの内部に埋め込まれた状態になっている骨で、関節がうまく動くように、筋力を効率的に伝える働きをしています。

    もっとも代表的なものは膝蓋骨です。

    また足の母趾(ぼし)にも種子骨が存在することがあり、ランニングや足裏に急激な荷重がかかったときに痛みを伴うことがあります。          

    痛みが続く場合は原因となる運動をしばらく休んで様子をみます。

    足底アーチのくずれや足底筋の疲労から、症状が悪くなることがありますので適切なインソールなどを用いることも改善させる一つの方法です。

    痛みが軽減しない場合は来院しての治療を受けるようにしてください。                                            

    競技に復帰する場合にドーナツパッドを使用して、種子骨に荷重がかからないような工夫をしてみると痛みが軽減することがあります。


    早期の疼痛除去、競技復帰、故障の予防に関しては、お気軽にご相談ください。

    http://physical-care.e-chiryo.jp/                        

    スキー選手に多いスポーツ傷害について

    こんにちは!

    今日はスキー競技の選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

    スキー競技はアルペン(回転、大回転、スーパー大回転、滑降)、クロスカントリー、ジャンプ、コンバインド、フリースタイル(エアリエル、モーグル)、スノーボード(ハーフパイプ、アルペン、スノーボードクロス)などがあります。

    いずれも雪上でスキー板やスノーボードという用具を使用するスポーツで、バランス能力を要求されるため、転倒によるスポーツ外傷がみられます。          

    また用具は外傷や障害と関連性が深いため、それぞれの改良やプロテクターなどの普及が図られています。                                
    よくみられる傷害については、腰痛症、膝前十字靭帯損傷、腸脛靭帯炎などがあります。

     

    ★腰痛症(腰部捻挫)

    発症は急性(腰部捻挫、打撲など)、慢性(原因がよくわからないまま腰痛が発症する、再発性も含む)の経過をとります。

    主な原因は以下のとおり。        

    1)スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。

    これは急性腰痛症と考えられます。        

    2)これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。

    局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(ようせんきん:腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。        

    3)腰仙部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮(こうしゅく:固まってしまうこと)、筋弱化などがすすみ、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。        

    2、3、は慢性的に起こる原因不明の腰痛症と考えられます。                   

    一般的に腰部の圧痛、運動痛、腰椎の運動制限が認められますが、神経学的な異常はみられないものです。

    ただし、腰痛に関しては他領域(内科・婦人科・泌尿器科など)の疾患が考えられるため、原因不明のものに関しては注意が必要です。                   

    脊柱、とくに腰部を酷使するスポーツでは、正しい姿勢・動作の保持が大切で、日常生活においてもその心がけが必要です。また肥満は腰部に過負荷をもたらし、腰椎と骨盤のリズミカルな動きを制限して腰部障害をもたらす一因となります。

    ハムストリグスの拘縮も腰椎・骨盤リズムの不調をもたらし、代謝的に働く腰仙筋の過労が加わって腰痛を引き起こします。        

    したがって、スポーツ活動においてハムストリングスのストレッチングや腹筋群の筋力強化、肥満の防止が重要な予防手段といえるでしょう。

     

    ★膝前十字靭帯損傷

    前十字靭帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん:内側ひねり)しながら前方にいきすぎないように抑制する働きがあります。

    この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。          

    サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、野球などで受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。

    その後数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に血がたまることもあります。                                                            膝関節の外傷の場合は前十字靭帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。

    ケガの急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。

    受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靭帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。          

    再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏の筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法などがあり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上手術法を選択することになります。

    手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8ヶ月程度で競技復帰することが可能となります。

     

    ★腸脛靭帯炎

    腸脛(ちょうけい)靭帯は腸骨(腰の骨)と脛骨(足の骨)を結ぶ長い靭帯で、膝の外側を安定させる役割があります。

    この靭帯は膝の屈伸時に大腿骨(太ももの骨)の外側を移動するようになっています。

    長距離ランナーなどによく見られることからランナーズ・ニーとも呼ばれています。        

    ランニングでは膝の屈伸が繰り返されることによって、靭帯と大腿骨の間で摩擦が生じ、炎症を起こすことがあります。

    特に大腿骨が普通よりもより外に大きく出ているときや、O脚がひどい場合、かかとの骨が大きく内側に入り込んでいる場合などはさらに腸脛靭帯にストレスを与えることになります。        

    これらの組織の刺激は走りすぎたり、シューズや身体のアライメント(骨格上の構造)によるショックアブソーバー(衝撃吸収)が不十分であるときに出現します。        

    オーバーユースが原因で筋肉が硬くなっているので、筋肉の緊張を和らげることが回復につながります。

    靭帯の付着部のみではなく、お尻の筋肉や太ももの筋肉、下肢の筋肉までゆっくりとほぐしていくこと、十分な休息を取ることが大切になってきます。

     

    早期の痛みの除去、競技復帰、故障予防などについてはお気軽にご相談ください。

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    テニス選手に多いスポーツ傷害について

    こんにちは!

    今日はテニス選手に多いスポーツ傷害について書いていきます。

    テニスはラケットを使用し、サーブ、スマッシュ、ボレーなどの動きを行うことによってボールをコントロールします。

    利き手側の上肢、また腰部などに一定の動作を繰り返すことによる慢性障害がみられます。          

    またスピードが要求されるため、下肢への負担も大きくなり外傷や障害をおこすことがあります。                                   よくみられる傷害については、腰椎分離症、肩インピンジメント症候群、テニス肘、三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷、足関節捻挫などがあります。

     

    ★腰椎分離症・すべり症                                             

    中・高校生のスポーツ選手の約一割が腰椎分離症であるともいわれており、練習時間が長ければ長いほど、またスポーツレベルが高ければ高いほど頻度は増します。

    椎間関節の骨の連続性が断たれた状態です。        

    これは腰椎部分の疲労骨折が原因となっていることが多く、ほとんどが第5腰椎に起こります。

    腰痛を訴えますが鈍痛で、下肢痛はみられません。

    椎間分離部分に異常可動域が認められ、とくに背中の後屈で痛みが出ます。

    このうち発生初期に腰部の安静が保たれた状態では、分離部は癒合しますが、早期に腰痛が軽減してしまうために医療機関で発見されることが少なくそのまま経過してしまうことが多いようです。        予防・リハビリとしては、腰椎周辺の諸筋肉のリラクゼーションを目的に、背筋群、ハムストリングスのストレッチングを中心とした軽い柔軟体操が効果的です。

    中学1〜2年生までは約3ヶ月のコルセットの装着で治ることもあります。                   

    腰椎分離すべり症は、分離した部分から上位の椎間が前方にすべる状態のことをいい、この場合は腰痛発症の頻度が高くなりますが、適応のある運動療法で腰痛は軽減します。

     

    ★インピンジメント症候群

    インピンジメント(衝突)症候群とは、肩関節の内部組織の慢性的な障害や外傷のことをいいます。

    肩関節をとりまく筋肉には三角筋や上腕二頭筋など外側についている筋肉のほかにローテーターカフ(日本語では腱板:けんばん)と呼ばれる小さな筋肉が多く内部に存在しています。

    このローテーターカフが骨との間に挟まった状態になると、腕の付け根あたりに痛みを伴うようになります。        

    水泳や野球の投球動作など肩を水平面以上に上げた状態で過度に使用したり、機能学的に不安定な動作を繰り返すとインピンジメントがおこることがあります。        

    このような傾向が見られたらまず肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。

    痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。

    同時にチューブなどを使ってローテーターカフエクササイズのトレーニングをおこない、再発防止につとめるようにしましょう。

     

    ★テニス肘

    テニスのバックハンドおよびフォアハンドのストロークで肘関節に痛みを生じる場合のことをいいます。

    日常生活においてはドアのノブを回すとき、タオルを絞るときなどに同様の痛みが生じます。          

    発生のメカニズムは、バックハンドの場合は手関節を背屈(後ろに反らせる)する筋肉、フォアハンドの場合は手関節を掌屈する(手のひら側に曲げる)筋肉の骨との接合部位の炎症、筋肉の線維の部分的断裂、および筋肉の使いすぎによる疲労などが原因とされています。          

    バックハンドのときの痛みは肘関節の外側に、フォアハンドのときの痛みは肘関節の内側に起こります。          

    受傷直後は痛みを起こす動作は避け、何もしなくても痛みがひどい場合はアイシングをします。

    痛みがなくなった時点では温熱療法に切り替えます。

    またストレッチングや筋力強化をはかり、筋や腱の柔軟性を回復するようにします。

    スポーツ活動に復帰する場合はしばらくの間はエルボーバンドなどを使用して、肘の保護に努めるようにしましょう。

     

    ★三角繊維軟骨複合体(TFCC)損傷

    三角線維軟骨複合体(TFCC)は、手関節の外側(小指側)の関節の靭帯や関節円板(クッション)などを総称した名称です。    この部位は転倒したときに手をついて損傷する外傷と、加齢に伴う使い傷みによって損傷することがあります。

    またグリップ動作で手関節を頻繁に使用することによる使いすぎでの損傷もあります。

    手関節の腕の骨は親指側の橈骨(とうこつ)と小指側の尺骨(しゃっこつ)の2本がありますが、尺骨が橈骨より長い(小指側の腕の骨の方が長い)場合、TFCCを損傷しやすくなります。       

    外傷による軽度のTFCC損傷の場合は、しばらく安静をとり場合によってはギプス固定で経過観察する場合があります。

    しかし症状が慢性になった場合は関節造影剤などを注入して、関節鏡による手術が行われることもあります。

    小指側に手首を捻ると痛みが出る場合、痛みが継続する場合は早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

     

    ★足関節捻挫

    スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。

    足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

    圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

    症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

    初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

    痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

     

    痛みの早期除去や、競技復帰、故障の予防については、お気軽にご相談ください。

     

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    肩の痛み(上腕二頭筋長頭腱炎)

     

    こんにちは!

    今日は、30才から50才代の男性に多く、力仕事する方や

    重い荷物を持つ方がなりやすい

    上腕二頭筋長頭腱炎のお話をします!

     

    上腕二頭筋長頭腱炎とは?

    上腕骨の結節間溝というトンネル状の溝を通るときに腕を上げたり・肘を曲げたりすることで、

    結節間溝部で摩擦の刺激が加わり、炎症が起こっている整形外科疾患です。

    上腕骨の表面にある上腕二頭筋は力こぶをつくる筋肉で、

    この筋肉は中間部で長頭腱と短頭腱の2つに分かれています。

    この長頭腱のみが結節間溝部を通るため、「長頭腱炎」という名称になります。

     

     

    上腕二頭筋長頭腱は溝(結節間溝)に埋まって通っています!

    簡単に言うと、この部分が使い過ぎで摩耗を起こし

    痛みが出てきてしまっている状態です!

     

    上腕ニ頭筋長頭腱炎の原因

    上腕ニ頭筋長頭腱炎の好発年齢は、30才から50才代の男性に多く、

    スポーツでは、野球やバレーボール、水泳、テニスなど

    オーバーアーム動作を繰り返し行うスポーツでよく発生すします。

    上腕ニ頭筋長頭腱炎の主な原因は、加齢による筋力低下、

    運動前のストレッチ不足、筋肉の酷使が多いです。日常生活でも、

    洗濯物や重い荷物を持つなど腕をつかう動きをするたびに患部に痛みが現れます。

     詳しい症状としては、腕を外側から挙げるときや、外側にねじるとき、

    肘を曲げる時や、物を持って腕を挙上するときの

    運動痛と結節間溝部の圧痛が特徴です。夜間に痛みが増すこともあります。

     

    上腕二頭筋長頭腱炎の症状・種類

    上腕ニ頭筋長頭腱炎の症状は夜間痛が強く、結節間溝に圧痛を認めます。

    肘を外向きに捻ったり、肘を90°に曲げたままでの前腕を外向いて回す動作痛みは増強します。

    上腕二頭筋の過剰収縮・過剰伸張による腱と溝との摩擦で疼痛が出現するため、

    肩関節の全方向への運動で疼痛は出現します。

     

    上腕二頭筋長頭腱炎の検査・診断

    上肢の理学検査でヤーガソンテストやスピードテストで

    痛みの誘発が診られた場合、上腕ニ頭筋長頭腱炎と診断されます。

    • ヤーガソンテスト
      • 術者は患者様の肘を90度曲げさせ、手を内向きに捻らせる。患者は術者の内向きへの力に対抗して手を外向きに返す。このとき肩関節の前面に痛みが生じた場合、上腕ニ頭筋長頭腱炎が陽性となります。

     

    • スピードテスト
      • 患者様の手のひらを上に向けて、肘を伸ばして頂き、そのまま上に上げていきます。術者は患者の手をつかみ、下向きに抵抗をかける。肩関節の前面に痛みが生じた場合、上腕ニ頭筋長頭腱炎が陽性となります。

     

    ひとりでできる上腕二頭筋長頭腱炎の対処方法

     ひとりでできる上腕ニ頭筋長頭腱炎の対処方法は、冷却安静です。

    患部は使いすぎによって、炎症症状が発生しているので、とにかく氷水で冷やしてください。

    そして、上腕二頭筋長頭腱炎になった原因の動作を極力行わないことです。

    氷水で冷やしていると、痛みもひいて一時的に良くなったように感じますが、

    患部が痛む動作を再開することで再発、悪化を繰り返します。

     上腕二頭筋長頭腱炎になった場合、目安として1ヶ月から3ヶ月は

    安静にすることをおすすめします。

     

    《治療&セルフケア》

     

    @患部の炎症を抑えるために、安静とアイシングが重要です。
    痛みの出る動作や練習はしばらく避け、運動後のアイシングを徹底してください。

    (15分×2〜3セット)
    運動後以外の過剰なアイシングは不要です。

     

    A肩関節や肩甲骨、背中の柔軟性を向上させることが必要です。

    ストレッチやマッサージ、鍼が有効ですが、そういったケアを受けられない場合は、

    セルフストレッチやストレッチポールを使った運動などをおこなって下さい。

     

    B肩周囲のアウターとインナーのアンバランスを改善します。

    アウターとは外側の大きな筋肉(三角筋など)で、

    インナーとは内側の小さな筋肉(回旋腱板=ローテーターカフ)のことです。

    動作時にインナーの働きが不十分で、アウターばかり使ってしまうと

    インピンジメントを引き起こします。

    インナーマッスルの強化をオススメします!

     

     

    Cインナーの強化以外にも肩甲骨の動きの改善や、胸郭への固定力強化、

    背中の柔軟性向上など、競技や症状に合わせて多くのリハビリやトレーニングをおこないます。

     

    Dフォームの修正

    肩に負担のかかるフォームの場合は修正が必要です。
    肩以外の部分に原因があることもあるので、フォームチェックをおこない、

    それを改善するためのリハビリ、トレーニングの処方をおこなっています。

     

    Eテーピング

    腱板を補助するテーピングをすることで、動作時の痛みが軽減します。

     

    このような痛みで悩んでいる方はぜひ一度ご連絡ください。

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    針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

    膝痛 (滑膜タナ障害)について

     

     今日は

    膝の内側に痛みが出た場合の症状の話をします!

     

    「タナ」について
    膝の関節の内部には、関節腔(かんせつこう)という空間があり、

    その空間は滑膜ヒダという膜のような壁で仕切られています。

    そのうち膝蓋骨(膝の皿)と大腿骨(太ももの骨)の間のヒダは、

    ものをのせる棚(たな)のように見えるため、タナと呼ばれています。

    滑膜ヒダは、母親の体内にいる胎児期に一時的に作られるもので、

    胎児の約半数は産まれた後もそのまま残ります。

    特に何の機能も持たない組織であるため、切除しても問題ありません。

     

    画像:棚障害の図解

    タナ障害は、膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、

    タナが膝蓋骨(膝の皿)と大腿骨の間に挟まり、

    大腿骨の下端の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こして

    腫れや痛みが出る症状です。

    膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目によく見られます。

    また、体質的にタナに厚みがあったり大きかったりする人は、

    膝を酷使した状態(オーバーユース)で膝を強打したりすると、

    症状が現れやすくなります。特に太ももの筋肉が疲労していると、

    筋肉が緊張しているため、タナの摩擦が強くなり、症状が出やすくなります。

    患者は10〜20歳代の若い人に多く、男性よりも女性の割合が高いです。

     

    【タナ障害が発症しやすいスポーツ】
    野球、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、陸上競技など

     

    タナ障害の診断・治療・予防

    【診断】
    痛みのある箇所や、膝を動かした時の音からタナ障害が疑われる場合、

    MRI検査の画像診断でタナの存在を確認して最終診断を下します。
    タナ障害を見つける簡易な方法として、

    膝の皿の内側に親指を当てた状態で膝の曲げ伸ばしをします。

    この時コキコキ、ポキポキといった音がすればタナ障害の可能性が大きいです。

    【治療】
    軽症の場合は、運動量を抑えたり、運動後に患部を冷やすアイシングや、

    炎症を抑えるシップなどの消炎鎮痛剤、太ももの筋肉のストレッチングをしたりして対処します。

    大抵の場合は、激しい運動を控えて安静を保っていれば、

    徐々に炎症が治まって2ヶ月前後で治ります。
    繰り返し痛みが生じたり、数か月にわたって痛みが引かないなど重症の場合は

    痛み止めの注射をしたり、関節鏡(関節内に挿入する内視鏡)による

    手術「関節鏡視下郭清術」でタナを切除することもあります。

    【予防策】

    イラスト:膝関節を伸ばすストレッチング法

    予防として有効なのは、膝周りの筋力を鍛えるトレーニングや

    柔軟性を高めるストレッチングを行うことです。

    タナの摩擦が弱まり、炎症が起きにくくなります。

    また、患部の冷えは炎症を引き起こしやすく、

    悪化させる要因ともなるため、常日頃から

    膝を冷やさないように注意しましょう。

    カイロ、入浴、ひざ用のサポーターなどの装着など(温熱療法)で対応できます。

     

    こういう症状がある場合

    早めの治療をおススメします!

    突き指について

    こんにちは!

    誰でも1度は突き指をしたことがあるかと思います。

    しかし、突き指がどういうケガなのかを正確に理解されているかたは意外に少ないのかもしれませんね。

    間違った知識による、間違った処置の仕方が、症状を悪化させることは多々見受けられるので、正しい知識を身に着けて対応していただければと思います。

    突き指はいわゆる「指の捻挫」状態であり、関節を保護している指の靭帯が衝撃を受けて伸びたり、場合によっては切れたりする状態のことです。

    また衝撃がひどい場合には骨折、脱臼なども考えられます。

    野球、ソフトボール、バレーボールなどでボールを指先に当ててしまった場合に起こります。        

    受傷直後は患部を動かさないように軽く曲げた状態で固定し、氷、アイスパックなどで冷やします。

    冷やした指の腫れが2〜3日でひくようなら医療機関にいく必要はないでしょう。

    指を引っ張って整復するのは脱臼のときのみであり、靭帯損傷や骨折の場合にはかえって症状を悪化させることになるので注意が必要です。        

    2〜3日たっても症状が改善されない場合は早急に受診していただくようお願いいたします。

    当院へのアクセス

     

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    針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

    住所〒546-0013
    大阪府大阪市東住吉区湯里1-14-4
    TEL06-6702-7004
    受付時間月〜金 10:00〜21:00
    土   10:00〜19:00
    オンラインショップhttps://physical.theshop.jp/
    院長郷田 博基
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