剣道のスポーツ傷害・腰の痛みについて

 

 

こんにちは!

今日は剣道についてお話ししていきます!

 

はじめに

全スポーツにおいて言えることなんですが

より強く、より速くという人類の欲求に答えてスポーツは、そのトレーニングの面が強調されていて、

スポーツによって生じる障害面についての認識はあまり大きくないように思われます。

トレーニング強度が強くなればなる程、

障害を起こす可能性が増大してくることは確かです。

トレーニング強度がさほど強くないと思っても、

フォームをより良いものにかえようとして、

今迄あまり使っていなかった筋を使いはじめれば、

障害を起こす可能性は大となってきます。

一度障害が起きてしまえば、

トレーニング強度を弱めざるを得なくなるし、

大きな障害であればかなりの期間に

渡ってその運動を中止せざるを得なくなってきます。

一流選手として活躍できる時期が、

若年齢のある短い期間に限られるような

いくつかのスポーツにおいて、

障害によってトレーニングを中止せざるを得ない状態は即、

選手生命を絶たれると言っても過言ではないのです。

剣道は選手生命の比較的長い競技ですが、

運動を一時中止せざるを得なくなった選手のショックといらだちは大きなものがあります。

現在、スポーツを指導している者や、将来指導に少しでも関わる可能性のある者は、

スポーツによって起こる障害とその予防のしかたを充分に知る必要があります。


障害の原因と種類

剣道によって障害を起こす原因には用具、施設の不備によるものと、剣道特有の動作に伴っておこるものとに大別できます。用具、施設が原因となるものとは、例えば竹刀の先が極端に細すぎる、

先革が破れている、ささくれができている、突垂がこわれている、床が固すぎる

等々、様々なものをあげることができます。しかしそれは明らかに、

障害に結びつくことが経験上予見できるものであり、指導者になろうとする者は当然前もって、

それらの不備にしっかりとした対応をしておかなければなりません。

一方、それに対して、剣道特有の動作に伴う障害は、それがトレーニングに伴って起きるものであるために、

障害が起きることがいたしかたないものように思われている節もあります。

しかしトレーニングに対する人間の形態的、機能的な適応の仕方とその限界とを知っていれば、

障害を予防しながらトレーニングを続けていく態度が身につくはずです。

少なくとも障害の起こり始めた時点でそれに気づき、対処することによって、

障害の程度を小さく抑えることが可能となってくるのです。

今回は、剣道で一番多いとされる

腰痛についてです!


腰痛について

脊柱のうち腰の部分は腰椎とよはれる5個の骨がたてにつながってつくられています。

この腰椎は生理的にやや前方に凸の湾曲を示していますが、湾曲のバランスは

腹筋、背筋、股関節屈筋、股関節伸筋などの筋群によって微妙に保たれているのです。

背筋は脊柱の後側に縦方向についている筋であり、背筋が収縮すると脊柱が後側にそるような姿勢となります。

腹筋は肋骨から恥骨までのびている筋です。c300feb9

この筋が収縮すると脊柱が前側にまがって

腹部を縮めるような姿勢となります。

股関節屈筋は骨盤と大腿骨前面の間についている筋で、

この筋が収縮すると骨盤は前に傾き、

その為脊柱は後側に

そるような姿勢となります。

股関節伸筋は骨盤と大腿骨後面の

この筋が収縮すると骨盤は後に傾き、

その為腰椎の前方に凸の湾曲が小さくなってきます。

剣道のトレーニングを積んで、より遠くから飛び込むことができるようになった

剣道家は背筋が非常に強くなっています。

体を思い切って前傾させて飛び込む時の姿勢を支えるため、

背筋が強くなった結果として腰椎の前湾が強くなり、

腰痛が生じるようになってきます。

背筋をストレッチさせると共に膝を曲げて状態起こしをする腹筋のトレーニングで腹圧を高め、

腰椎を前方から押して前湾を防ぐことが大切な治療法ともなり、予防法にもなります。

腰椎のそれぞれの骨の間は椎間円板とよばれる軟骨からできた

組織がはさまれてクッションの役目をしています。

この椎間円板に無理な力が加わると、椎間円板の中心にある随核とよばれるものが後方に飛び出し、

神経を圧迫して、腰の痛みや足のしびれなどの症状を呈するのです。

これが椎間円板ヘルニアとよばれるもので、椎間円板の内圧が高い青壮年に起こりやすいものです。

脊椎の湾曲を大きくした時にヘルニアを起こしやすいと考えられます。

脊柱の湾曲に関係する背筋や腹筋の力をバランス良く高め、

脊柱を筋の力でしっかりと固定することが予防に役立つと思われます。

腰椎分離症は腰椎が2つに裂けることをいいます。

裂けた部分が離れていく分離すべり症とよばれるものに発展する場合もあります。

すべり症になると腰痛を起こす程度が多くなってきます。

小学校高学年から高校にかけ、背骨がまだ成長過程にある時に

激しい運動をして背骨に負担をかけると起こりやすいものなのです。

成長期の生徒を指導する時は運動量や運動強度が過度にならないように注意すると共に、

練習後は特に背筋などのストレッチを充分にすることが大切です。

椎間円板ヘルニアや腰椎分離症などは剣道競技者に特に多いとは言えないにしても、

自らが練習をしていく過程において、また、青少年の時にその障害の原因をつくってしまう!

 

 

このように、しっかり鍛えていくにあたって

体のメンテナンスや予防をしていかなければ怪我、痛みの原因になってきます!

こういう症状がある方は、早めの治療がおススメします。

何かあれば、一度ご相談下さい!

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/



世界に認められている鍼灸とは

こんにちは。
今回は鍼灸院のイメージについて書いていきたいと思います。

外国ではすでに鍼灸といえば医師にも匹敵するような資格であり広く認知されている職種であります。
また、最近はハリウッドスターなども治療を受けられその効果に驚きの声をあげています。
そのおかげで日本でもようやく鍼灸という言葉が一般の方にも聞こえるようになりました。
しかし、日本人の鍼灸のイメージはまだまだマイナスな考えをお持ちの方が多くいるように感じます。

「鍼灸院って入りづらい」と言われることがあります。

ここでいう鍼灸院とは、「鍼」と「お灸」だけを行う「鍼灸専門店」のことです。

「鍼灸ってよく効くみたいだから興味があるけど、気軽に行けない」。

そんな声が多いのはなぜか? 

 それは・・・

鍼灸は「なんとなく怖い」というイメージがある、ということです。

まず、外から中の様子が見えないことがあります。

そして看板を見ても、どんな治療をするのか、先生はどんな人なのか、鍼は痛くないのか、お灸は火傷しないのか、料金はいくらなのか、など知りたいことが書かれていません。

つまり、患者さんのいちばん知りたい情報が載っていないのです。

鍼灸院の看板は地味で愛想がなく、名称と電話番号くらいしか書かれていません。この情報の少なさが「なんとなく怖い」というイメージにつながっているようです。

 

実は、情報を出していないことには理由があります。

それは「出さない」のではなく「出せない」のです。国家資格である「鍼灸」は、法律で広告の規制があり、情報が制限されています。患者さんがいちばん知りたい「治療家の経歴」「施術内容」「どんな疾患に効果があるか」「料金」などを掲げると法律違反になってしまいます。

法律で許されているのは、「施術所名」「施術者名」「住所と電話番号」「営業日時」くらいです。

「でも、“腰痛”とか“肩こり”とか書かれた情報満載の看板を見たことがある」という方もいると思います。

ところが、それは国家資格ではない整体やほぐし、リフレクソロジー、カイロプラクティック、アロマテラピーなどの看板なのです。それらは国家資格ではないため法整備がされておらず、だから自由に情報が出せるのです。なんだかおかしな話ですよね。

鍼灸の有効性は、WHO(世界保健機関)も認め、全世界に積極的に普及させていこうと提唱しています。

WHOで鍼灸治療が有効とされた病気は多種多様ですが、書き切れないので代表的なものを挙げてみましょう。

よく知られているのが、神経痛や関節炎、リウマチ、五十肩、腰痛。そのほか、動脈硬化、高血圧低血圧症、脳卒中後遺症、めまい、胃腸病、糖尿病、更年期障害、神経症、前立腺肥大、メニエル氏病などさまざまです。

さらに、小児科疾患では、夜泣きやかんむし、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善が認められています。このように子供の疾患まで挙げられていることからも、鍼灸の安全性と有効性がうかがえます。

もし、鍼灸がほんとうに「怖い」のだとしたら、WHOがその有効性を高らかに認めるわけはありませんよね。

 

「なんとなく怖い」からと鍼灸院を避け、入りやすい大手チェーンのリラクゼーション店などに行く人がいます。
その結果、いろいろな治療を受けたけれど良くならず、症状が悪化してから、「最後の砦」として鍼灸院の門を叩く人がよくいます。もっと早くに鍼灸治療をしていれば、悪化せずに済む人がほんとうに多いのです。

 

鍼灸院が「入りづらく」て「なんとなく怖い」というのは、「鍼灸が国家資格であるため、治療に関する情報を出せないため」という理由、おわかりいただけましたか?

さて、そんな鍼灸院の情報を知る方法が、実はひとつあるのです。

インターネットです。

ホームページは広告の規制対象ではないため、唯一詳しい情報を載せることができます。「どんな治療をするのか?」「料金は?」「何に効くのか?」など、看板やチラシに載せられない情報がインターネットでは知ることができます。

つらい症状がある方は、ぜひインターネットでご自分に合いそうな鍼灸院を探してみてください。

 

鍼灸は国家資格ですし、その有効性はWHOも認めています。「入りづらい」「なんとなく怖い」というイメージだけで避けるのは得策ではありませんよね。

もし御興味があれば当院のホームページにも鍼灸の様々なことを書いてありますので見てみて下さい。
治療を受けたいという方はご予約をお願いします。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

スケート選手に多いスポーツ傷害について

こんにちは!

今日はスケート競技に多いスポーツ傷害について書いていきます。

スケート種目にはスピードスケート、フィギュアスケート、ショートトラック競技があります。

抵抗の少ない氷上でスピードを出しつつ、転倒しないための全体のバランス能力が求められます。

転倒などの急性外傷などもありますが、多くは疲労性の慢性障害がみられます。          

体幹を固定するための腰背部、キック力を推進させるための股関節、膝関節周辺部には大きなストレスがかかりやすく、慢性障害の一因ともなります。                                

よくみられる傷害については、腰椎椎間板ヘルニア、膝蓋靭帯炎(ジャンパーズ・ニー)、半月板損傷、足関節捻挫などがあります。

 

★腰椎椎間板ヘルニア

腰部にある椎間板は日常生活やスポーツ動作で大きなストレスを受けやすく、特に前屈と腰の捻りの動作が同時に起こる場合にそのストレスは高まります。

この状態が繰り返されることで椎間板内の線維輪の変性がおき、やがては背部の神経を圧迫するようになります。この状態は一般的には椎間板ヘルニアとして知られています。

特に下肢への神経痛が見られ、神経の圧迫されている側の筋力低下、前屈や捻り動作で痛みが増強します。       

 どのスポーツにおいてもみられますが、一般的には20歳以降によく発生します。

急に痛みが出た場合はRICE処置を行い、背部の炎症を抑えるようにします。その間、膝を折り曲げた「えび型」の姿勢で安静状態を保つようにしましょう。

状態が安定してきたら、出来るだけ早く腹部と腰部の筋力強化トレーニングを行うようにします。

腰椎にかかる負担を出来るだけ軽減するように、腹筋の強化に努めることが大切です。        

おおむね保存(手術をしないでリハビリトレーニングなどを中心に行う)療法で症状の軽減が期待できますが、3ヶ月〜半年経っても症状が変わらない場合は、手術療法で変性した線維輪を除去する方法をとることもあります。

手術をした場合、選手が競技復帰するまでに6〜8週間程度、コンタクトスポーツ(衝突のあるスポーツ)に関しては3ヶ月ほどリハビリ期間が必要となるでしょう。

 

★ジャンパーズ・ニー

ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。

ランニングでは通常体重の2〜3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。

このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。        

原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。

膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。        

しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。

大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。

 

★半月板損傷

半月板は膝関節内にある組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ:すねの骨)の安定性を与え、膝関節にかかる体重負荷を吸収分散するクッションの働きをします。

半月板が損傷されると円滑な膝の動きが妨げられます。          

半月板損傷の特有の症状として、膝のロッキング(引っかかり現象:円滑な膝の動きが損なわれた状態)があらわれます。

完全伸展あるいは屈曲(膝の曲げ伸ばし)ができず、激しい痛みが伴い、弾発音(クリック)とともに動きが回復する場合はその典型的なものです。

サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、野球などの受傷が多くみられます。          

損傷部位によってはギプスや縫合手術で治ることもありますが、それ以外では半月板の切除手術が必要となります。

 

★足関節捻挫

スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。

足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

 

早期の痛みの除去、競技復帰、故障の予防やパフォーマンスアップに関しては、お気軽にご相談ください。

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肩のだるさ、肩・腕痺れ (胸郭出口症候群)について

 

 こんにちは!

今日は、腕・肩で悩んでいるかについてのお話しします!

 

胸郭出口症候群の原因

 胸郭出口症候群(キョウカク・デグチ・ショウコウグン)を理解するために、

まずは「胸郭出口」について理解しておく必要があるでしょう。

胸郭出口は、鎖骨(サコツ)と一番上の肋骨(ロッコツ)の間にある隙間(スキマ)のことです。

このすき間には、神経や動脈、静脈が通っています。

胸郭出口症候群とは、このすき間が何らかの原因で狭くなって、

そこを通っている神経や血管を圧迫するために、肩や腕にさまざまな症状が出る病気です。

胸郭出口症候群は、20〜30歳代の女性に多く、

また、教師や美容師、理容師など、腕を上げた状態で仕事をすることが

多い人によく見られる病気でもあります。

 

 

郭出口症候群の主な症状

 胸郭出口症候群の症状としては、圧迫されているのが神経か、

動脈か、あるいは静脈かによって異なります。

多いのは、「腕から手にかけてのしびれ」で、

ほかに「肩や首のコリや痛み」や「腕のだるさ」などもあります。

また、手を上げると痛みが起こるという特徴があります。

血管が圧迫されている場合には、血流が悪くなって「脈拍が弱くなる」、

「手指が冷たい」や「指先に潰瘍(カイヨウ)ができる」という症状も見られます。

  • 首・肩こりが酷い
  • 首・肩が痛い(首・肩が動かせない)
  • 腕が痛い(手・足に力が入らない)
  • 手指が痛い(手足が痺れる)
  • 手指がぎこちない(器用に動かない)
  •  

     

    胸郭出口症候群の診断・治療方法

     胸郭出口症候群を診断するには、問診をはじめ、感覚や握力の検査のほか、

    両肘を90度曲げて、腕を90度外側に3分間上げる「ルース・テスト」が行われます。

    手指にしびれが強いと、長く上げていることができません。

    像検査では、

    エックス線検査で頚肋(ケイロク:第1肋骨の上にできる肋骨に似た異常な骨)の

    有無や骨の異常を確認します。

    胸郭出口症候群の治療法としては、

    痛みを抑えるために消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などを用います。

    腕を酷使せずに、肩の周りの筋力をアップしたり弱体化を防止することも重要です。

    ルーステストで、1分くらいしか腕を上げていられないほど症状が強く、

    保存療法の効果がない場合には、手術療法を行うこともあります。

     

     

     

     

    このような症状で悩んでいる方は

    早めに治療されることをおススメします!

    一度ご相談ください!

    サッカー選手に多く見られるスポーツ傷害と治療

    こんにちは!

    今日はサッカー選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

    サッカーは、ゴールキーパー以外は手を使うことはできず、下肢のみでボールをコントロールするため非常に下肢の傷害が多い種目です。

    サッカー特有のキック動作によるものや、ジャンプ、ダッシュ、スライディング、サイドステップ等、その動きは多岐にわたります。   

    また相手と競り合ってボールを支配しようとするため、接触プレーによる外傷もみられます。                                             

    よくみられる傷害については、大腿部肉離れ、チャーリーホース、足関節捻挫、膝前十字靭帯損傷、ジョーンズ骨折、種子骨痛などがあります。

     

    ★大腿部肉離れ

    肉離れとは乱暴な動きや突然の動作によって、特に筋肉が過度に伸ばされ、裂けることによって起こります。

    大腿後面(ハムストリングス:太ももの後ろ)に最も多く発生し、大腿前面、ふくらはぎ、上腕部などにもみられます。          

    原因としては過度の伸展、大きな負荷への急激な筋肉収縮、筋肉のアンバランス(屈筋の筋力が伸筋の50%以下になると肉離れの発生頻度が高くなるといわれている)があげられます。

    また最近ではストレスによる肉離れも増えているといわれています。          

    受傷直後にはRICE処置が有効です。

    軽度の場合は弾力包帯などによる軽い保護と支持のみで、引き続きスポーツ活動することが可能です。

    その場合は活動時、軽い重苦感はあるものの、関節の可動域や筋力に変化がないときです。

    原則として2週間程度は歩行以外の下肢への荷重刺激を避け、損傷筋の伸展による筋力強化は見合わせるようにします。   肉離れの予防としては日頃から十分なストレッチングをおこなうこと、疲労の蓄積を防ぐことなどがあげられます。

     

    ★チャーリーホース                                         

    チャーリーホースとは大腿部前面の筋肉への打撲傷とその後の筋肉硬直のことをさします。

    バスケットやラグビー、サッカーなどコンタクトスポーツと呼ばれるものによく見られます。

    大腿部前面に強い打撃が加わり、筋肉が大腿骨の硬い表面と打撃の間にはさまれてしまうことで起こります。         

    痛み、筋肉内での内出血、腫れなどの症状が見られますが、受傷直後はほとんど気づくことなく選手はプレーを続けることができます。

    練習や試合の終わり頃になって筋肉の深部に痛みを訴えるようになります。

    応急処置としては膝を曲げた状態で大腿四頭筋を伸ばし、痛みがなければその状態でRICE処置を行います。

    痛みがある場合はムリに膝を曲げないようにします。受傷直後は気がつかないことが多い傷害なので素早い対応が必要です。         

    痛みがなくなった段階で患部のストレッチを行い、関節の可動域が正常範囲に戻った段階で大腿四頭筋の筋力強化を行っていくようにします。

    痛みをおしてのエクササイズは骨下性筋炎に移行する危険性があるので十分注意するようにしましょう。

     

    ★足関節捻挫

    スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

    圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

    症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

    初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

    痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

     

    ★膝前十字靭帯損傷                                                                      

    前十字靭帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん:内側ひねり)しながら前方にいきすぎないように抑制する働きがあります。

    この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。          

    サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、野球などで受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。その後数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に血がたまることもあります。                                                            

    膝関節の外傷の場合は前十字靭帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。

    ケガの急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。

    受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靭帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。          

    再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏の筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法などがあり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上手術法を選択することになります。

    手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8ヶ月程度で競技復帰することが可能となります。

     

    ★ジョーンズ骨折                                             

    疲労骨折の95%は下肢にみられるといわれていますが、その中でも下腿(ふくらはぎの部分)と足に生じるのがその大半です。

    足の骨では中足骨に一番よくみられます。特に小指の中足骨にみられる骨折のことを発見者の名前をとってジョーンズ骨折と呼びます。下腿をよく使うサッカー選手などに多くみられます。          

    疲労骨折は症状が急激に現れるのではなく、少しずつ痛みが慢性化していき、発生当初はレントゲンにもうつらないため、痛みがあるまま競技を続ける選手も多くなってしまいます。

    レントゲンで疲労骨折が確認できるのが3週間〜6週間程度といわれており(これは骨折後に形成される化骨がレントゲンにうつるため)、この状態はすでに治癒に向かっている状態ということが出来ます。          

    偏平足の人やアキレス腱の硬い人などがなりやすいといわれていますが、すりへった靴を長年使用していたり、床が硬いところでプレーを続けることでもおこります。

    痛みのあるままプレーをすることで疲労骨折が完全骨折になってしまったり、偽関節(ぎかんせつ:関節部ではないのに関節みたいになってしまうこと)になってしまうこともあるので痛みが続く場合は、原因となる運動をしばらく休むことが必要です。          

    RICE処置を行い、レントゲンで疲労骨折かどうかを確認してから、その後の対応を決定していく必要があります。


    ★種子骨痛

    種子骨(しゅしこつ)は、腱などの内部に埋め込まれた状態になっている骨で、関節がうまく動くように、筋力を効率的に伝える働きをしています。

    もっとも代表的なものは膝蓋骨です。

    また足の母趾(ぼし)にも種子骨が存在することがあり、ランニングや足裏に急激な荷重がかかったときに痛みを伴うことがあります。          

    痛みが続く場合は原因となる運動をしばらく休んで様子をみます。

    足底アーチのくずれや足底筋の疲労から、症状が悪くなることがありますので適切なインソールなどを用いることも改善させる一つの方法です。

    痛みが軽減しない場合は来院しての治療を受けるようにしてください。                                            

    競技に復帰する場合にドーナツパッドを使用して、種子骨に荷重がかからないような工夫をしてみると痛みが軽減することがあります。


    早期の疼痛除去、競技復帰、故障の予防に関しては、お気軽にご相談ください。

    http://physical-care.e-chiryo.jp/                        

    スキー選手に多いスポーツ傷害について

    こんにちは!

    今日はスキー競技の選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

    スキー競技はアルペン(回転、大回転、スーパー大回転、滑降)、クロスカントリー、ジャンプ、コンバインド、フリースタイル(エアリエル、モーグル)、スノーボード(ハーフパイプ、アルペン、スノーボードクロス)などがあります。

    いずれも雪上でスキー板やスノーボードという用具を使用するスポーツで、バランス能力を要求されるため、転倒によるスポーツ外傷がみられます。          

    また用具は外傷や障害と関連性が深いため、それぞれの改良やプロテクターなどの普及が図られています。                                
    よくみられる傷害については、腰痛症、膝前十字靭帯損傷、腸脛靭帯炎などがあります。

     

    ★腰痛症(腰部捻挫)

    発症は急性(腰部捻挫、打撲など)、慢性(原因がよくわからないまま腰痛が発症する、再発性も含む)の経過をとります。

    主な原因は以下のとおり。        

    1)スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。

    これは急性腰痛症と考えられます。        

    2)これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。

    局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(ようせんきん:腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。        

    3)腰仙部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮(こうしゅく:固まってしまうこと)、筋弱化などがすすみ、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。        

    2、3、は慢性的に起こる原因不明の腰痛症と考えられます。                   

    一般的に腰部の圧痛、運動痛、腰椎の運動制限が認められますが、神経学的な異常はみられないものです。

    ただし、腰痛に関しては他領域(内科・婦人科・泌尿器科など)の疾患が考えられるため、原因不明のものに関しては注意が必要です。                   

    脊柱、とくに腰部を酷使するスポーツでは、正しい姿勢・動作の保持が大切で、日常生活においてもその心がけが必要です。また肥満は腰部に過負荷をもたらし、腰椎と骨盤のリズミカルな動きを制限して腰部障害をもたらす一因となります。

    ハムストリグスの拘縮も腰椎・骨盤リズムの不調をもたらし、代謝的に働く腰仙筋の過労が加わって腰痛を引き起こします。        

    したがって、スポーツ活動においてハムストリングスのストレッチングや腹筋群の筋力強化、肥満の防止が重要な予防手段といえるでしょう。

     

    ★膝前十字靭帯損傷

    前十字靭帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん:内側ひねり)しながら前方にいきすぎないように抑制する働きがあります。

    この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。          

    サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、野球などで受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。

    その後数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に血がたまることもあります。                                                            膝関節の外傷の場合は前十字靭帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。

    ケガの急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。

    受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靭帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。          

    再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏の筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法などがあり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上手術法を選択することになります。

    手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8ヶ月程度で競技復帰することが可能となります。

     

    ★腸脛靭帯炎

    腸脛(ちょうけい)靭帯は腸骨(腰の骨)と脛骨(足の骨)を結ぶ長い靭帯で、膝の外側を安定させる役割があります。

    この靭帯は膝の屈伸時に大腿骨(太ももの骨)の外側を移動するようになっています。

    長距離ランナーなどによく見られることからランナーズ・ニーとも呼ばれています。        

    ランニングでは膝の屈伸が繰り返されることによって、靭帯と大腿骨の間で摩擦が生じ、炎症を起こすことがあります。

    特に大腿骨が普通よりもより外に大きく出ているときや、O脚がひどい場合、かかとの骨が大きく内側に入り込んでいる場合などはさらに腸脛靭帯にストレスを与えることになります。        

    これらの組織の刺激は走りすぎたり、シューズや身体のアライメント(骨格上の構造)によるショックアブソーバー(衝撃吸収)が不十分であるときに出現します。        

    オーバーユースが原因で筋肉が硬くなっているので、筋肉の緊張を和らげることが回復につながります。

    靭帯の付着部のみではなく、お尻の筋肉や太ももの筋肉、下肢の筋肉までゆっくりとほぐしていくこと、十分な休息を取ることが大切になってきます。

     

    早期の痛みの除去、競技復帰、故障予防などについてはお気軽にご相談ください。

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    肩から腕におこるスポーツ傷害と鍼灸治療

    こんにちは。
    今回はスポーツ傷害について書いていきます。
    スポーツ傷害は鍼灸でのアプローチで効果の高い症状です。
    触れない痛みの出ているところであっても鍼であれば触れるところもあります。

    ◆スポーツ障害(野球肩)野球肩
    多くは使い過ぎ、慢性疲労で発生する事が多く、
    フォーム改造、ポジション変更、ウォーミングア
    ップ不足などでも発症します。

    腸?靱帯炎症状
    ・肩関節の前面部や後面部に痛みや違和感を感
     全力で投げる事以外は制限されない。
    ・発症側の前腕・上腕(腕)、肩周り、背中、
     首などの筋肉が、疲労による血行不良から、筋肉のコリや張り、疲労感を
     感じる。

    予防と対策
    ・トレーニング量を少なくする、もしくは休養し、痛みのある箇所への修復
     再生回復時間を与える。(投球数を制限など)
    ・トレーニング計画をしっかり立て、頑張る日休養日と強弱を付け、疲労回
     復時間を与える事が、故障の予防で最も大切になります。
    ・ウォーミングアップやストレッチをしっかり行う。(特に冬場)
    ・過去に傷めた事や違和感を感じてる時には、ホッカイロを貼り、温めてト
     レーニングを行う(冬場)
    ・筋力アップに筋トレを行う。


    ◆スポーツ障害(水泳肩
    水泳肩使い過ぎ、慢性疲労から発生する事が多く、肩関
    節に大きな負担がかかり、痛みが発症します。 

    腸?靱帯炎症状
    ・入水からプル動作、リカバリーまで痛みを感じ
     る。
    ・腕、肩周り、背中、首、腰の筋肉に疲労感があり、コリや張り、重だるさ
     などを感じる。

    予防と対策
    ・トレーニング計画をしっかり立て、頑張る日休養日と強弱を付け、疲労回
     復時間を与える事が故障の予防で最も大切となります。
    ・トレーニング量を少なくする、もしくは休養し、痛みのある箇所への修復
     再生回復時間を与える。
    ・ウォーミングアップをしっかり行う。
    ・正しいストレッチで、正確に効果的に行う。
    ・筋力アップに正しく筋トレを行う。


    ◆スポーツ障害(インピジメント症候群)
    野球や水泳・テニス、バレーボールなどで、腕を反復的に大きく動かし、使
    い過ぎで酷使すると、摩擦などで部分的に切れたり挟まったり、ある角度だ
    けに良く痛みがでます。肩の関節には、動きを滑らかにする滑液包という袋
    状のものと、幾つかの筋肉の中で特に棘下筋(きょっかきん)の腱板が損傷
    を受けやすい。

    症状
    インピジメント症候群・インピジメント症候群(ある角度に痛みます。)
    ・腕を動かすと、引っかかりやきしむ感、こわば
     りなど違和感があります。
    ・筋力の低下
    ・初期段階であれば、休息による安静で回復しま
     すが、運動を再開し再発することも多く、慢性
     化しやすく進行すると断裂が起きます。

    予防と対策
    ・トレーニング計画をしっかり立て、頑張る日休養日と強弱を付け、疲労回
     復時間を与える事が故障の予防で最も大切となります。
    ・トレーニング量を少なくする、もしくは休養し、痛みのある箇所への修復
     再生回復時間を与える。
    ・ウォーミングアップをしっかり行う。
    ・正しいストレッチで、正確に効果的に行う。
    ・筋力アップに正しく筋トレを行う。

    当院では一番初めに体のバランスを測っていきその人の動き癖から痛めてしまった原因を見つけます。
    そして、痛みに対しては特殊な電気治療器(EXE)を用いたり鍼灸でのアプローチをかけていきます。
    そのあとに原因となった痛みに対してのアドバイスをさせていただき同じ症状に戻らないようにしてもらいます。
    スポーツ疾患は体の使い方の偏りによりその部分がオーバーユーズになってしまい起こることがほとんどです。
    なので、体の使い方を覚えてもらい根本的な治療をしていきます。

    もしご興味があればぜひ一度ご連絡ください。

    当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

    テニス選手に多いスポーツ傷害について

    こんにちは!

    今日はテニス選手に多いスポーツ傷害について書いていきます。

    テニスはラケットを使用し、サーブ、スマッシュ、ボレーなどの動きを行うことによってボールをコントロールします。

    利き手側の上肢、また腰部などに一定の動作を繰り返すことによる慢性障害がみられます。          

    またスピードが要求されるため、下肢への負担も大きくなり外傷や障害をおこすことがあります。                                   よくみられる傷害については、腰椎分離症、肩インピンジメント症候群、テニス肘、三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷、足関節捻挫などがあります。

     

    ★腰椎分離症・すべり症                                             

    中・高校生のスポーツ選手の約一割が腰椎分離症であるともいわれており、練習時間が長ければ長いほど、またスポーツレベルが高ければ高いほど頻度は増します。

    椎間関節の骨の連続性が断たれた状態です。        

    これは腰椎部分の疲労骨折が原因となっていることが多く、ほとんどが第5腰椎に起こります。

    腰痛を訴えますが鈍痛で、下肢痛はみられません。

    椎間分離部分に異常可動域が認められ、とくに背中の後屈で痛みが出ます。

    このうち発生初期に腰部の安静が保たれた状態では、分離部は癒合しますが、早期に腰痛が軽減してしまうために医療機関で発見されることが少なくそのまま経過してしまうことが多いようです。        予防・リハビリとしては、腰椎周辺の諸筋肉のリラクゼーションを目的に、背筋群、ハムストリングスのストレッチングを中心とした軽い柔軟体操が効果的です。

    中学1〜2年生までは約3ヶ月のコルセットの装着で治ることもあります。                   

    腰椎分離すべり症は、分離した部分から上位の椎間が前方にすべる状態のことをいい、この場合は腰痛発症の頻度が高くなりますが、適応のある運動療法で腰痛は軽減します。

     

    ★インピンジメント症候群

    インピンジメント(衝突)症候群とは、肩関節の内部組織の慢性的な障害や外傷のことをいいます。

    肩関節をとりまく筋肉には三角筋や上腕二頭筋など外側についている筋肉のほかにローテーターカフ(日本語では腱板:けんばん)と呼ばれる小さな筋肉が多く内部に存在しています。

    このローテーターカフが骨との間に挟まった状態になると、腕の付け根あたりに痛みを伴うようになります。        

    水泳や野球の投球動作など肩を水平面以上に上げた状態で過度に使用したり、機能学的に不安定な動作を繰り返すとインピンジメントがおこることがあります。        

    このような傾向が見られたらまず肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。

    痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。

    同時にチューブなどを使ってローテーターカフエクササイズのトレーニングをおこない、再発防止につとめるようにしましょう。

     

    ★テニス肘

    テニスのバックハンドおよびフォアハンドのストロークで肘関節に痛みを生じる場合のことをいいます。

    日常生活においてはドアのノブを回すとき、タオルを絞るときなどに同様の痛みが生じます。          

    発生のメカニズムは、バックハンドの場合は手関節を背屈(後ろに反らせる)する筋肉、フォアハンドの場合は手関節を掌屈する(手のひら側に曲げる)筋肉の骨との接合部位の炎症、筋肉の線維の部分的断裂、および筋肉の使いすぎによる疲労などが原因とされています。          

    バックハンドのときの痛みは肘関節の外側に、フォアハンドのときの痛みは肘関節の内側に起こります。          

    受傷直後は痛みを起こす動作は避け、何もしなくても痛みがひどい場合はアイシングをします。

    痛みがなくなった時点では温熱療法に切り替えます。

    またストレッチングや筋力強化をはかり、筋や腱の柔軟性を回復するようにします。

    スポーツ活動に復帰する場合はしばらくの間はエルボーバンドなどを使用して、肘の保護に努めるようにしましょう。

     

    ★三角繊維軟骨複合体(TFCC)損傷

    三角線維軟骨複合体(TFCC)は、手関節の外側(小指側)の関節の靭帯や関節円板(クッション)などを総称した名称です。    この部位は転倒したときに手をついて損傷する外傷と、加齢に伴う使い傷みによって損傷することがあります。

    またグリップ動作で手関節を頻繁に使用することによる使いすぎでの損傷もあります。

    手関節の腕の骨は親指側の橈骨(とうこつ)と小指側の尺骨(しゃっこつ)の2本がありますが、尺骨が橈骨より長い(小指側の腕の骨の方が長い)場合、TFCCを損傷しやすくなります。       

    外傷による軽度のTFCC損傷の場合は、しばらく安静をとり場合によってはギプス固定で経過観察する場合があります。

    しかし症状が慢性になった場合は関節造影剤などを注入して、関節鏡による手術が行われることもあります。

    小指側に手首を捻ると痛みが出る場合、痛みが継続する場合は早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

     

    ★足関節捻挫

    スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。

    足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

    圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

    症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

    初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

    痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

     

    痛みの早期除去や、競技復帰、故障の予防については、お気軽にご相談ください。

     

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    ウェイトリフティングに多いスポーツ傷害

    こんにちは!

    今日はウェイトリフティングの選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

    ウェイトリフティングは床に置かれたバーベルを頭上に持ち上げ一瞬以上静止します。

    重量を頭上に差し上げることに失敗すると大きな外傷につながります。          

    重いバーベルを素早く持ち上げるという種目特性のため、メカニカルストレスが身体の各部位にかかり、慢性障害が起こりやすいといわれています。                                
    よくみられる傷害については、腰痛症、ジャンパーズ・ニー(膝蓋靭帯炎)、肩関節(亜)脱臼などがあります。

     

    ★腰痛症(腰部捻挫)

    発症は急性(腰部捻挫、打撲など)、慢性(原因がよくわからないまま腰痛が発症する、再発性も含む)の経過をとります。

    主な原因は以下のとおり。        

    1)スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。これは急性腰痛症と考えられます。        

    2)これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(ようせんきん:腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。        

    3)腰仙部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮(こうしゅく:固まってしまうこと)、筋弱化などがすすみ、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。       

     2、3、は慢性的に起こる原因不明の腰痛症と考えられます。                   

    一般的に腰部の圧痛、運動痛、腰椎の運動制限が認められますが、神経学的な異常はみられないものです。

    ただし、腰痛に関しては他領域(内科・婦人科・泌尿器科など)の疾患が考えられるため、原因不明のものに関しては注意が必要です。                   

    脊柱、とくに腰部を酷使するスポーツでは、正しい姿勢・動作の保持が大切で、日常生活においてもその心がけが必要です。また肥満は腰部に過負荷をもたらし、腰椎と骨盤のリズミカルな動きを制限して腰部障害をもたらす一因となります。

    ハムストリグスの拘縮も腰椎・骨盤リズムの不調をもたらし、代謝的に働く腰仙筋の過労が加わって腰痛を引き起こします。        

    したがって、スポーツ活動においてハムストリングスのストレッチングや腹筋群の筋力強化、肥満の防止が重要な予防手段といえるでしょう。

     

    ★ジャンパーズ・ニー

    ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。

    ランニングでは通常体重の2〜3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。        

    原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。        

    しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。

    大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。

     

    ★手関節捻挫

    手首の捻挫は、手首を過伸展した状態で倒れたときや、手首を急激に曲げたり捻ったりしたときに起こります。

    手首の主要な支持組織は手の平と手の甲の部分の靭帯なので、捻挫を繰り返すことで、手の骨の方への栄養供給が少なくなってしまう恐れがあります。        

    痛めてしまったら、ケガの部位をアイシング、固定して痛みが軽減するまで休みをとります。

    その後、可動域回復のために手首のストレッチを痛くない範囲で行い、筋力強化を図ります。

    握力回復のためのトレーニング、および前腕部分のトレーニングを行い、手首周りを鍛えていくことが効果的です。

     

    痛みの早期除去や競技復帰、故障の予防に関してはご相談ください。

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    呼吸筋を鍛え心肺機能を上げよう

     

     こんにちは!

    今日は、

    運動する上で、心肺機能の向上は必要不可欠なものです!

    特に、マラソン  水泳  ロードバイク  などの

    有酸素運動を行うスポーツにおいては特に重要です!

    もちろん、その他のスポーツに必要なものです。

    そのためには、いかにたくさんの酸素が吸い込み、筋肉に酸素を送り

    筋肉を働かしていくのかがカギになります!

    そのためにも、呼吸の際働く呼吸筋を鍛え、使えるようする必要があります!

     

    呼吸筋のメカニズムとは?

    呼吸は、肺の伸縮運動で行われているわけではなく、

    呼吸筋の働きによって吸気と呼気が交互に行われます。

     呼吸筋とは、ドーム状の上下運動をする

    横隔膜と肋骨を押し下げする内外肋間筋によって主に構成されています。

     呼吸筋の大部分を占める横隔膜の筋肉が衰えてしまうと、

    1リットル当たりの酸素換気量(呼吸)に消費されるエネルギーが増えてしまいます。

    特に運動中では、酸素の消費量が多くなるため、呼吸の乱れや息切れが生じやすくなります。

     

     

    <呼吸筋トレーニングの有効性>

    呼吸筋の疲労は、優先的に呼吸筋に血液を集中させる現象を引き起こし、

    手足などのへの血液循環を鈍らせることで、全身の筋肉に蓄積される乳酸量が一気に増えます。

    さらなる筋肉疲労(ペースダウン)へとつながり

    それ故、呼吸筋を鍛えて持久力と酸素換気効率を上げることは、

    この現象を回避または遅らせることが可能になりますが、

    残念ながら通常の運動方法では、インナーマッスルの呼吸筋を有効的に鍛えることはできません。

    いつもと違う呼吸方法行う必要があります!

    腹式呼吸はそのひとつである!

    腹式呼吸とは文字通り、お腹を使ってする呼吸の仕方のことだ。

    単純にいえば、呼吸のたびにお腹が膨らんだり、へこんだりするような呼吸法だということだが

    この感覚を掴むのがなかなか難しい。

    息を深く吸って、そのまま深く吐き出す!

    普段の呼吸で吐ききったと思うところから、さらに限界まで吐いていく。

    最後の最後まで吐こうとすると、お腹に力が入れなければならない。これを腹圧という。

    腹圧をよく使って吐ききったら、吐こうと頑張るのを止めて腹筋をゆるめてリラックスしよう。

    身体が自然と息を吸い込もうとすると同時に、お腹が思い切り膨らむはずです。

    このときのお腹の感覚が腹式呼吸で吸い込むときの感覚なのだ。

    簡単に言うとロングブレスダイエットの方法とほぼ同じです!

     

    その他にも

    呼吸筋の主である横隔膜のトレーニング方法を紹介します!

     

     

    横隔膜

    横隔膜(おうかくまく)は呼吸をコントロールする筋肉としておなじみです。

    腹横筋でできた「筒状の構造」の上をふさぐように存在しています。

    <横隔膜の働き>

    • ・呼吸
    • ・体幹の保持

    内蔵などを保持する役割を果たします。

    横隔膜が弱ることで浅い呼吸になり、体幹を保持する力が弱まり、

    胃下垂の要因や姿勢の悪化にも影響があります。

    インナーマッスル(インナーユニット)に該当する筋肉のため、

    意識的に使わないことには弱ってしまいがちな筋肉と言えます。

     

    ・なるべく鼻呼吸をしながら腹式呼吸を意識する。

    腹式呼吸を意識して鼻呼吸を行うことで深い呼吸が出来るようになります。

    深い呼吸ができるようになることで横隔膜を自然と鍛えることが出来ます

     

     

    腹部に手を当てたり、お腹の上にタオルをのせて意識的に呼吸をすることで

    横隔膜を動かすコツがつかみやすくなると思います。

    <横隔膜を鍛えるドローインの効果>

    • 浅い呼吸を改善する
    • 代謝の改善
    • 血行を良好にする
    • 自律神経を整える
    • 姿勢を整える
    • ポッコリお腹の緩和
    • 心肺機能の向上

     

    が期待されます!

     

    運動していく上ではもちろん、美容面でも効果があります!

     

     

    また、当院でもインナーマッスルや呼吸筋を

    鍛えるための特殊な機器も置いてあります!

     

     

    運動能力向上のために

    ご相談があれば一度ご連絡ください!

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    針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

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    受付時間月〜金 10:00〜21:00
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    院長郷田 博基
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