バレーボール選手に多いスポーツ傷害について

こんにちは!

今日はバレーボールの選手に多いスポーツ傷害について解説します。

バレーボールは、トス、アタック、ブロックなどジャンプの多い競技であり、足が空中に浮いた状態でのさまざまなプレーがみられます。

傷害の大半はジャンプによる外傷、障害ですが、同じ動作を繰り返すことによる慢性障害もみられます。          

ジャンプによる着地衝撃などがストレスとなって傷害に発展することも多く、コートの接地面やシューズなどにも配慮が必要です

よくみられる傷害については足関節捻挫、腰痛症、ジャンパーズ・ニー、ルーズショルダー、手関節捻挫などがあります。


★足関節捻挫

スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。

関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。                                              


★疲労骨折                                            

疲労骨折は「金属疲労」という言葉から由来されたものです。

スポーツ動作により繰り返し強い力が加わると、骨に微小なストレスが蓄積されていくため、骨に微小な骨折が生じます。

またそのまま放置しておくと完全骨折にいたります。          

脛骨(けいこつ:すねの骨)、中足骨(ちゅうそっこつ:足の甲の骨)、腓骨(ひこつ:すねの骨)などに起こりやすいですが、肋骨(ろっこつ)、大腿骨、骨盤、膝蓋骨(しつがいこつ:膝のお皿の部分)などにも起こります。

また骨の柔らかい若年層に多く発生し、高校一年生が本格的に部活動に参加する6月から夏にかけて多発します。          主な症状としては運動痛と圧痛があり、初期の場合は軽い運動ができることもありますが、進行すると運動することが困難になります。

したがって運動時に関節以外の部位を痛がる場合には疲労骨折を考慮する必要があります。          

ほとんどは1〜2ヶ月の練習中止で治りますが、一度生じると慢性化することが多いため、疲労がたまらないようにすること、練習が単調にならないようにすることが大切です。


★腰痛症(腰部捻挫)

発症は急性(腰部捻挫、打撲など)、慢性(原因がよくわからないまま腰痛が発症する、再発性も含む)の経過をとります。

主な原因は以下のとおり。        

1)スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。これは急性腰痛症と考えられます。        

2)これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(ようせんきん:腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。        

3)腰仙部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮(こうしゅく:固まってしまうこと)、筋弱化などがすすみ、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。        

2、3、は慢性的に起こる原因不明の腰痛症と考えられます。                   

一般的に腰部の圧痛、運動痛、腰椎の運動制限が認められますが、神経学的な異常はみられないものです。

ただし、腰痛に関しては他領域(内科・婦人科・泌尿器科など)の疾患が考えられるため、原因不明のものに関しては注意が必要です。                   

脊柱、とくに腰部を酷使するスポーツでは、正しい姿勢・動作の保持が大切で、日常生活においてもその心がけが必要です。また肥満は腰部に過負荷をもたらし、腰椎と骨盤のリズミカルな動きを制限して腰部障害をもたらす一因となります。

ハムストリグスの拘縮も腰椎・骨盤リズムの不調をもたらし、代謝的に働く腰仙筋の過労が加わって腰痛を引き起こします。   したがって、スポーツ活動においてハムストリングスのストレッチングや腹筋群の筋力強化、肥満の防止が重要な予防手段といえるでしょう。                                              


★ 腰椎分離症・すべり症                                             

中・高校生のスポーツ選手の約一割が腰椎分離症であるともいわれており、練習時間が長ければ長いほど、またスポーツレベルが高ければ高いほど頻度は増します。

椎間関節の骨の連続性が断たれた状態です。        

これは腰椎部分の疲労骨折が原因となっていることが多く、ほとんどが第5腰椎に起こります。腰痛を訴えますが鈍痛で、下肢痛はみられません。

椎間分離部分に異常可動域が認められ、とくに背中の後屈で痛みが出ます。

このうち発生初期に腰部の安静が保たれた状態では、分離部は癒合しますが、早期に腰痛が軽減してしまうために医療機関で発見されることが少なくそのまま経過してしまうことが多いようです。        

予防・リハビリとしては、腰椎周辺の諸筋肉のリラクゼーションを目的に、背筋群、ハムストリングスのストレッチングを中心とした軽い柔軟体操が効果的です。

中学1〜2年生までは約3ヶ月のコルセットの装着で治ることもあります。                   

腰椎分離すべり症は、分離した部分から上位の椎間が前方にすべる状態のことをいい、この場合は腰痛発症の頻度が高くなりますが、適応のある運動療法で腰痛は軽減します。


★ジャンパーズ・ニー

ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。

ランニングでは通常体重の2〜3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。

このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。        

原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。

膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。        

しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。

大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。                                              


★タナ障害(棚障害)                                             

膝関節の滑膜ヒダをタナ(棚)といい、胎生期の遺残ですが、その大きさや厚さによって障害を引き起こすことがあります。

内側の滑膜ヒダは膝の屈曲動作のときに膝蓋骨(しつがいこつ)の下にもぐりこんで音を鳴らしたり、痛みを伴うとされ、逆に外側の滑膜ヒダは膝の伸展動作のときに痛みを伴うとされています。        

痛みがひどいものについては鏡視下手術などによって取り除くのが望ましいでしょう。

さほどひどくないものについてはアイシングや筋力強化、ストレッチ性の向上など日々のケアが大切になります。


★ルーズショルダー

肩関節亜脱臼や脱臼が習慣性となってしまった肩関節のことを一般的にルーズショルダーと呼びます。

肩関節の柔軟性は個人差がありますが、関節が不安定になってしまうとスポーツをおこなう上で支障をきたすことになります。        

ルーズショルダーは一度の衝撃によっておこるものではなく、長い時間肩関節を使用することでおこってくるものです。

このような傾向が見られた場合はローテーターカフを中心として肩関節周囲筋群の再教育をおこなうことが必要です。

またローテーターカフを覆っている大筋群とのアンバランスさが原因となることもありますので、大筋群に見合ったローテーターカフの強化が必要となるでしょう。        

保存療法で進展が見られないときは手術療法をおこなうことで症状が改善する場合もあります。                                             


★肩峰下滑液包炎                                             

インピンジメントの原因の一つです。

肩関節を取り巻くローテーターカフ、この場合は棘上筋(きょくじょうきん)と肩関節との間には動きをよくする潤滑油のような役割、滑液包があります。

肩に十分休養を与えないまま、使いすぎると滑液包は炎症し、腫れて関節内で癒着をおこします。

そのため筋肉の動きが制限されて、肩のひっかかり感や痛みを誘発するのです。        

初期の段階ですと、十分な休養と炎症を抑えるためのアイシングが非常に有効です。

しかしこの状態のままさらに肩を使いつづけるとローテーターカフ自体を傷つけてしまうことにもなりかねません。

からだの痛みは「使いすぎの警告」と受け止め、無理をせずに休みを取るようにしましょう。        

痛みが軽減してきたら、インピンジメント症候群と同じように十分なアフターケアをおこなうようにしましょう。


★手関節捻挫

手首の捻挫は、手首を過伸展した状態で倒れたときや、手首を急激に曲げたり捻ったりしたときに起こります。

手首の主要な支持組織は手の平と手の甲の部分の靭帯なので、捻挫を繰り返すことで、手の骨の方への栄養供給が少なくなってしまう恐れがあります。        

痛めてしまったら、ケガの部位をアイシング、固定して痛みが軽減するまで休みをとります。

その後、可動域回復のために手首のストレッチを痛くない範囲で行い、筋力強化を図ります。

握力回復のためのトレーニング、および前腕部分のトレーニングを行い、手首周りを鍛えていくことが効果的です。                                               


★有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折                                             

手関節の外側(小指側)にある有鉤骨(ゆうこうこつ)は隣接する有頭骨に押しつぶされるときに圧迫されて骨折しやすい「鉤」という部分があります。

この「鉤」への圧迫はバットやラケット、スティックのような対象物からの1回の衝撃によって生じることがあります。

野球、体操、テニス、ゴルフなど手関節のこの部位にしばしばストレスがかかるスポーツにおいて繰り返される衝撃によっても損傷を受けることがあります。        

手のヒールにあたる部位(空手チョップのところ)に痛みと圧痛が見られ、握力の低下や小指のしびれが見られることもあります。このような症状があれば手関節を固定してすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。        

有鉤骨は血流の乏しい部位であり、早期診断、治療しなければ治癒することはまれです。

また保存療法は難しいため、手術で折れた「鉤」を取り除くことが必要です。有鉤骨骨折から復帰するためには6〜12週間の安静とリハビリテーションが必要となります。


以上がバレーボール選手によくみられるスポーツ傷害です。

バレーボールはジャンプ・着地の繰り返しが身体に負担をかけます。

それを十分に理解したうえでの、身体のケアや補強トレーニングを行っていただければと思います。 

スポーツ>アスリートに必要なストレッチング

 

 

こんにちは!

今日は、スポーツをする上で重要な

ストレッチの話をしていきます!

 

<ストレッチの効果>

ストレッチの効果は、運動前に準備体操の一環として行い怪我を

予防するだけのものではありません。

ストレッチは、硬く縮んでしまった筋肉を伸ばし、本来の筋肉の長さに戻していきます。

伸ばすことで柔らかくなった筋肉は、本来の血流を促すポンプ機能を取り戻し、

酸素や栄養の供給を行い、老廃物や疲労物質を体外へ押し流していきます。

また、普段鍛えられない筋肉を刺激し、代謝を向上させたり、

柔軟性を得ることでしなやかな体つくりに役立ちます。

結果として、肩こり・腰痛改善、疲労回復の他、運動不足解消、脂肪燃焼促進、

運動能力向上、冷え性・むくみの改善、心身リラックスの効果が期待されます。

 

 

▲筋肉が硬くなると、筋収縮し血管を圧迫して血流が悪化します。

▲ストレッチにより筋肉が柔らかくなると、弾力性を取り戻し伸縮する為、

血流ポンプ機能が働きます。

 

 

<どういったことをすれば!?>

ストレッチといっても全て同じではありません!

大きく分けて3種類のストレッチがあります。

 

「スタティック・ストレッチ」(静的)

一般的にストレッチと言われているのは、これです!

体を静止させ、反動を使わずに関節の可動域を段階的に増していき、

無理のない程度に筋肉が伸ばされた状態をしばらく保持し(15〜60秒間)する方法です。

それを何セットか繰り返し行います。

 

ストレッチングの前には体温(筋温)を上げて行うことがすすめられます。

練習やトレーニング前であれば軽い運動やジョギングなどの後に、

普段の生活の中で行うときはなるべく入浴後などを心がけましょう。

仕事のちょっとした合間に行う場合は、いきなり伸ばすよりも、

少しずつ体を慣らしていくようにします。

 ストレッチを行っているときは、伸ばそうとする筋肉が

弛緩(しかん:ゆるむこと)していることが重要です。

体全体ができるだけリラックスした状態で、伸ばそうとする筋肉を意識するようにします。

また呼吸を止めず、まずゆっくりと息を吐くと副交感神経の作用により

心拍数が抑えられ、全身のリラックスへとつながっていきます。

 

【知っておきたいこと】

競技前にスタティックストレッチを多用すると筋が弛緩し、

力が発揮しにくくなるといわれています。

適切なストレッチであればさほど影響はしないと思われますが、

全身が伸びきってしまうほどストレッチを入念に行ってしまうと

神経ニューロンが十分に活動しなくなってしまい、

瞬発的な動きや筋力がおちてしまう可能性があります。

スタティックストレッチがウォームアップとしてのストレッチではなく、

むしろクールダウンのストレッチとして現場で利用されていることからもわかるように、

このストレッチは状況にあわせて行うことが必要となってきます。

 

 

「バリスティック・ストレッチ」(動的)

バリスティックストレッチは反動を利用したストレッチで、

筋肉に瞬間的な刺激を段階的に加えることで、

可動域いっぱいまでストレッチしていく方法です。                   

代表的なものとして、運動選手がアキレス腱を伸ばす時などにお馴染みの、

掛け声をかけながら行う例のやつです。          

どのストレッチもそうですが、このバリスティックストレッチは特に、

体が温まっていない時には向かない方法ですので気をつけて組み込む必要があります。

また、筋肉が疲労している時には、先にスタティックストレッチなどで

筋肉に準備をさせてから行うようにしましょう。

 

 

「ダイナミック・ストレッチ」(動的)

スタティックストレッチが筋肉に対して、一定方向にゆっくりと伸ばしていき伸縮性を

高めるのに対し、ダイナミックストレッチは動きの中で

腕や足などをいろいろな方向に回すことで、関節の可動域を広げるストレッチ方法です。

サッカーでウォームアップのときによく行われているブラジル体操などを

思い浮かべてもらうとイメージしやすいと思います。

骨と骨をつないでいる関節は、その周囲についている筋肉が伸縮することによって、

はじめていろんな方向に動くことが出来ますが、

筋肉の伸縮性が悪くなると関節の可動域(関節の動く範囲のこと)も

制限されてしまいます。関節周囲筋の動きを潤滑にするのがダイナミックストレッチです。

 

 

 

 

という風にストレッチにも種類があります!

特によく行っているスタティックストレッチは

運動前にやりすぎは逆効果ということは知っていましたか?

 

運動の前後には、しっかりストレッチを行い

コンディションを整えるようにしましょう!

 

 

ウォーミングアップとクールダウンについて

こんにちは!

今日はスポーツを行ううえで、もっとも大切なウォーミングアップとクールダウンについて書いていきます。


メインのトレーニングや試合前に行う準備段階での運動のことをいいます。

ウォーミングアップが不十分だと持てる能力を発揮できなかったり、ケガの原因にもなります。

ウォーミングアップがなぜ必要なのでしょう。                                

1)体温を上昇させる運動をすることで体温や筋温(筋肉の温度)が上昇し、柔軟性がよくなります。

また関節のもつ可動域(関節の動く範囲)をその人のもつ最大限まで高めることができます。                                


2)適応性を高めるウォーミングアップをせずに高いレベルの運動をおこなうと、心肺機能や筋肉などに大きなストレスがかかってしまいます。

すぐに対応できないためケガの原因になりやすく、これを予防する効果があります。                                


3)心理的な準備ウォーミングアップをおこなうことで、アドレナリン量が多くなり中枢神経を刺激して、運動に対する心理的な準備が整います。                                


一般的な方法としては軽いジョギングや体操のあとにストレッチ、マッサージなどをおこない、その後競技にあった軽い運動をおこないます。体の温度が高まってから、ストレッチやマッサージをおこなうようにしましょう。                                

季節によってもウォーミングアップにかける時間や内容は変わります。

暑い夏ですと当然軽いものでも体温は上昇しますが、寒い冬は時間をかけて体を動かしていかないとなかなか温まらないのです。                                                                    


★クールダウン                               

ハードな運動によって筋肉内には疲労物質が多くたまっています。このままにしておくと筋肉が硬化し、過緊張状態になります。

少しでも回復を早めるためにクーリングダウンをおこなうことが必要となってきます。              


1)疲労回復の促進              

筋肉を動かすことによって血管が収縮し、筋肉内にたまった疲労物質をとりのぞくことができます(筋肉のポンプ作用)。         

2)柔軟性の回復              

筋肉が硬化する前にクーリングダウンをすることで、過緊張をとり、柔軟性低下によっておこるケガの予防になります。              


3)体調を整える              

疲労や柔軟性の回復を早めることで、その日の体調を整えることができ、慢性疲労の予防になります。

また回復することでより高いレベルのトレーニングや練習が可能となります。              

練習あとに軽いジョギング、体操、また特に使った筋肉に対しては入念なストレッチやマッサージが効果的です。              

ウォーミングアップにも言えることですが、競技特性や個人差によっていろいろな方法が考えられるので、より自分自身にあった「ウォーミングアップ」「クーリングダウン」を研究することが大切です。

参考にいろいろ試してみてください。

オーバートレーニングについて

こんにちは!

今日はスポーツ選手が陥りやすい、オーバートレーニングについて書いていきます。

運動やトレーニングを継続して行っているスポーツ選手の中には、スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま、運動などを続けてしまい、慢性疲労状態におちいってしまうことがあります。

この状態をオーバートレーニング症候群と呼ぶことがあります。                               

トレーニングの負荷と休養、栄養のバランスが崩れている状態で、このことにより競技のパフォーマンスが低下するといわれています。                                                                                                                                                                          

トレーニング・栄養・休養のバランスは大切!                                                

オーバートレーニング症候群の特徴としては、疲れやすい、全身倦怠感、睡眠障害、食欲不振、体重減少、集中力の欠如などがみられます。また症状が進行するとうつ病に類似した兆候がみられることがあります。

これらの傾向がみられる場合にはトレーニング負荷などを軽減もしくは中止します。                               

このような状態におちいってしまう原因としては、                               

・能力以上の過大なトレーニング負荷

・急激なトレーニング負荷の増大

・過密な試合や練習スケジュール

・休養不足、睡眠不足

・栄養やエネルギー不足

・競技以外での日常生活における過剰なストレス

・風邪などの内科的疾患の回復時における不適切なトレーニング                              

 などが考えられます。                               

オーバートレーニング症候群は日頃のセルフチェックやトレーナーチェックで早期発見が可能です。特に起床時の心拍数が増大するといわれているため、体調管理のためにも起床時心拍数をチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

その他には体重の減少、食欲低下、以前には楽にこなせた練習がきつく感じるなどの自覚症状を注意深くチェックしていくことが重要です。                               

重症度があがるにつれて、競技やトレーニングを中止する期間を長くしなければならず、復帰までに長時間を要することになります。

日頃から選手の体調管理に気を配り、トレーニング、休養、栄養のバランスを考慮したプログラムを提供することが必要ですね。  

参考にしてみて下さい。                            

膝痛の原因(筋膜炎)

こんにちは!!

今日は、陸上やサッカー、バスケットボールなど跳躍や走るスポーツで多く見られる

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の筋・筋膜炎の話をします!

 

 

大腿四頭筋筋膜炎とは

いわゆる筋肉痛を含む筋肉や筋膜の炎症です。

筋・筋膜炎を生じた状態で無理な運動を続けると

大腿部の肉離れや膝関節の 障害を生ずることも多いです。

 

(1) 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の筋・筋膜炎
 大腿部前面の主力筋肉です。

 大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋の4つの筋頭からなり、

膝蓋骨の上部で1つの腱にまとまって膝蓋骨および脛骨粗面に付着しています。

運動作用は、主に膝関節の伸展です。

 したがって、ジャンプをする、ボールを蹴る、坂や階段を登るなどのときに力を発揮します。

また、大腿直筋は単独で股関節の屈曲時にも作用し、下肢を前方に持ち上げたり

蹴り上げるとき、あるいは仰向けで寝ているときに

上体を起こす際(ただし膝伸展位のとき)に働きます。

大腿四頭筋が筋・筋膜炎を起こすと、大腿部前面の運動痛や腫脹、熱感、

膝崩れ現象(座位から立ち上がるときや階段を降りるときに膝がガクガクして不安定になる状態)が

現れ、ひどい場合は歩行時に脚を前に出すのもつらくなります。


大腿四頭筋の中でも外側広筋や内側広筋は

大腿骨の骨膜に密着しているため、過剰な運動により組織の微細断裂と筋肉内出血を起こすと

骨化性筋炎 (こつかせいきんえん:筋肉の中に骨様組織を形成すること)を生じることがあるので注意が必要です。

 

治療としては

膝周りの筋力強化  しっかりとした柔軟性を作る  アイシング など

ありますが、無理をして運動をしていると

悪化してしまうので 早めの診察をおススメします!

 

大阪市東住吉区湯里1-14-4

06-6702-7004

 

土日祝日も診療、アスリート専門

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツ鍼灸について(下肢)

こんにちは
今回はスポーツ鍼灸について詳しく書いていきたいと思います。

スポーツ鍼灸

最近は健康に気をつけてスポーツをする人が多くなってきています。
特に、誰でも比較的気軽にできることもあり、ジョギング・マラソンやハイキング・登山をする人は老若男女を問わず増加しています。

しかし、それに伴い膝のあたりや足首、腰からお尻を痛める方も相当数いらっしゃるようです。ここではそんなスポーツによる体の痛みに対する鍼灸施術であるスポーツ鍼灸をご紹介します。

スポーツ鍼灸とは

東洋医学の鍼灸施術をスポーツの分野に取り入れ
@スポーツ障害の施術
A障害発生の予防
Bスポーツをする上での心と体の体調管理など

を目的とするもので、スポーツ医学に関する広い知識と高い鍼灸技術を提供する鍼灸師が行う施術のことを言います。
スポーツ障害の中でも、過労やオーバ−ユース(使い過ぎ)、原因不明のスポーツ障害にはスポーツ鍼灸が特に効果的です。

鍼や灸をすることで、体内にエンドルフィンなどの鎮痛物質が生成されます。
また、鍼をした部分に炎症を抑える白血球が増加し、血流も改善されます。

さらに、全身のツボを治療することにより、胃腸の調子や自律神経の機能を調節(多くは交感神経が亢進しています)したり、、ホルモンバランスを整えたり、様々なスポーツ障害や筋肉痛、全身の疲労を回復しやすい身体の状態に整えていきます。

スポーツ障害

スポーツ外傷とは異なり慢性的な経過をもって発症する障害です。オーバーユース(使い過ぎ)などによって特定の筋肉に偏った負荷がかかり、使われている筋肉に慢性的に疲労が溜まった状態で発症する事がほとんどです。

ちなみにスポーツ外傷とは、転倒や衝突など一回の強い力が加わり発生する外傷(骨折・脱臼・捻挫 etc.)です。

スポーツ障害が起こる原因は、オーバーユースや運動フォームの異常・重心位置異常・筋力バランスの左右差・使用する道具の問題など様々です。
また、スポーツ外傷後に施術を受けなかったり、適切な処置を受けなかったため回復が遅れた場合にもスポーツ障害になることがあります。

スポーツ障害になってしまったら、早期の施術開始で早期回復をお勧めします。スポーツ障害を起こしたまま運動を続けると、そこをかばって不自然な姿勢や筋肉バランスで動き続けることによって周辺部位まで損傷が及ぶことがあるからです。

脚部の痛みについて

スポーツ障害の中でも最も多いのが脚部の痛みです。細かく分けると、脚の付け根(股関節・臀部まで含めて)、太もも、膝、すね、ふくらはぎ、足首など筋肉・腱・靭帯・関節のある場所はすべてスポーツ障害の起こる可能性があります。
その中でも特に痛めやすい膝から下腿部の痛みについて取り上げます。

1)ランナー膝

ランナー膝は、膝の使い過ぎで起こる膝の痛みで、ジョギングやマラソンなどの長距離ランナーやバレーボール・バスケットボール等のジャンプをするスポーツ、野球、サッカー等の長時間のスポーツ、テニスや短距離走等の急激な体重移動を伴うスポーツによく見られます。

このランナー膝には、腸脛靱帯炎(膝の外側)・膝蓋軟骨軟化症(膝のお皿の裏側)・膝蓋靱帯炎(膝のお皿の下)・鵞足炎(膝の内側の下)などが含まれます。 膝を伸ばす筋肉が硬くなってしまったり、膝の外側の腸脛靱帯が大腿骨の外側上顆と擦れて炎症を起こしたり、膝蓋骨の損傷、膝蓋靱帯の炎症によって起こるスポーツ障害です。

まだ走り慣れていない経験の浅いランナーの自己流のトレーニングや不適切な靴の選択、中・上級者の負荷の高すぎるトレーニングや適切なケアを怠ったために起きるものなど様々ですが、そのほとんどがオーバーユース(使い過ぎ)によるものです。

ランニングは細かいジャンプと着地の繰り返しです。着地時に体重の約3倍の衝撃が足腰にかかります。
負荷のかかり続けた足腰の筋肉は疲労して堅くなって血流が悪くなったり、筋肉の小さな破壊が繰り返されることで炎症が起こり痛みや張りが発症します。
膝が悪化して、走れなくなる事も多く早期の治療開始が重要です。

2)ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)

1)のランナー膝にも含まれている膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝)は、膝を伸ばす機構である、大腿四頭筋-大腿四頭筋腱-膝蓋骨-膝蓋靱帯-脛骨粗面へと続く縦の線に繰り返し負担がかかり発症します。

ジャンパー膝はバスケットボール・バレーボールのように繰り返しジャンプするようなスポーツや、長距離ランナーやハイキング・登山での下り道のように膝の伸ばす機構に負担がかかり過ぎることにより、特に膝のお皿の下を中心に痛みが出る症状です。

ジャンパー膝は競技自体の運動フォーム上負担がかかりやいことや、X脚・O脚のような膝関節のアライメント異常、大腿四頭筋の筋力低下などが主な原因です。
また、膝の靱帯損傷・半月板損傷や膝蓋骨脱臼などの後遺症としてジャンパー膝が発症する事もあります。

ジャンパー膝の症状で代表的なものが運動中や後の痛みです。
この痛みは、損傷の起こっている膝蓋靱帯や大腿四頭筋腱付着部に現れます。
また、損傷部位周辺を押すと痛んだり、熱感があります。症状が進行すると膝に抵抗をかけて伸ばすと損傷部位に痛みが現れます。

3)シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

下腿内側に位置する脛骨の下方1/3あたり、筋肉が骨に付着するラインに沿って痛みが発症します。

ジョギング・マラソンの練習をはじめたばかりの時期に多いため「初心者病」とも言われます。

悪いランニングフォーム・足に合わない、クッション性のないシューズ・固い路面での激しい走り込み・筋力不足、柔軟性不足・扁平足、回内足・オーバーユース(使い過ぎ)、足部を背屈させる(つま先を上げる)筋肉を過剰に使いすぎる、などが主な原因です。
骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。

4)オスグッド・シュラッター病

主に10代前半で体が急激に大きく成長している生徒がバスケットボールやサッカーなどをしているうちに、膝のお皿の下前面の場所(脛骨粗面・けいこつそめん)に痛みや骨の隆起を訴えることがあります。

骨端症(成長期に起きる骨の病変)の1つで、脛骨粗面の骨端軟骨に分離や遊離(骨が一部はがれること)が生じる障害です。

症状は、スポーツしている時の痛みや腫れで、ひどい時には通常の歩行時にも痛みを訴えることもあります。 しかし痛みのある場所は脛骨粗面に限局しています。

発生原因には色々な説がありますが、成長期で筋肉の成長に骨や軟骨部分が追い付かず支持する力が不充分な状態で激しいスポーツを行うなどによるオーバーユース(使いすぎ)の一つです。

膝を伸ばす機構である、大腿四頭筋-大腿四頭筋腱-膝蓋骨-膝蓋靱帯-脛骨粗面へと続く縦の線に繰り返し負担がかかり発症する点ではジャンパー膝と同じです。

オスグッド・シュラッター病の場合はランニングやジャンプ動作により大腿四頭筋が収縮すると、膝蓋靱帯をとおして脛骨粗面に牽引力が繰り返しかかることにより骨端軟骨に隆起や剥離が起きます。

非常に痛みが強い場合には一時的にスポーツを休止する必要がありますが、基本的には活動を続けながら施術を行います。

軽症だと消炎鎮痛剤(シップなど)で軽快することもたまにありますが、スポーツ時や直後の痛みが続く時には、鍼灸施術を受けて頂く以外に日々セルフケアをしていただく必要があります。

症状の程度に関わらず非常に大事なことは、スポーツ前に汗ばむ程度のスロージョギングを行ってからと、スポーツ後の大腿四頭筋のストレッチです。

痛みの出ない程度で、無理に引っ張らないように行ってください。スポーツ後のストレッチの後は氷等による患部のアイシングをして炎症部分を冷やします。

普段の生活も一度見直してみてください。
炎症部分はアイシングしますが、脚全体は冷やさないようにしてください。脚を冷やすと体温を逃がさないように筋肉が縮み血流が悪くなり筋肉の緊張状態が続きます。

血液が栄養や酸素を供給し、老廃物を流し去ってくれます。
だから冷えると回復が悪くなります。

寝るときはどんなに暑い夏でも長ズボン(パジャマ)を履いてください。薄くてダブダブのもので結構です。

脚部の鍼灸施術

痛みのある場所だけでなく、膝関節や足関節を動かす筋肉・腱・靭帯、そこを走行する経絡上で反応のあるツボに施術します。

主なツボ
膝蓋靱帯:犢鼻、内・外膝眼
大腿四頭筋:血海、梁丘、鶴頂
腸脛靱帯:風市、膝陽関
脛骨外側:足三里、陽陵泉
脛骨内側:陰陵泉、膝関
腓腹筋:承筋、承山
ヒラメ筋:飛陽、築賓、復溜、三陰交
アキレス腱:崑崙、太渓

それ以外にも疲労回復や心身のストレスを和らげるため、全身施術を行います。
また、足底のバランスを計測し体の癖を見抜き症状が出てきてしまった原因を見つけます。
そして、特殊なテーピングやEXEというインナーマッスルに届く機械を用いて体のバランスを作り痛みが再発しないようにしていきます。
当院はスポーツ選手専門でさしてもらっているのでアスリートの望まれる即効性と効果という部分に重点を置いています。
もしご興味があればぜひ一度ご連絡ください。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

腱鞘炎についての鍼灸治療

 こんにちは。
今回は腱鞘炎についての鍼灸治療を書いていきたいとお思います。

腱鞘炎とは?
腱鞘炎の鍼灸・針治療

 

腱鞘炎とは「指を酷使した結果、指や手首の腱鞘に起こる炎症」のことです。

指や手首には「腱」があります。この腱は骨と筋肉を繋ぐものです。そして「腱鞘」が指の骨から腱が浮き上がるのを防いでいます。この腱と腱鞘が、指を使いすぎたときにこすれて炎症を起こすことがあり、これが腱鞘炎です。

腱鞘炎には「指の腱鞘炎」と「手首の腱鞘炎」の2つのタイプがあります。

指の腱鞘炎は手の平の、指の付け根の腱鞘によく起こり、「ばね指」と呼ばれる症状が現れます。これは、曲げた指を伸ばそうとして力を加えたときに、炎症を起こした腱の腫れた部分が腱鞘を通過し、カクンと指が曲がる状態のことです。

次に手首の腱鞘炎についてです。手を広げて親指を反らせたときに、親指から手首に伸びている2本の太い腱が浮き上がって見えますが、手首の腱鞘炎は、この部分の炎症で「ドケルバン病」と言います。

指の腱鞘炎はパソコンやピアノ、裁縫などで指を使うことが多い人に起こりやすいと言われる症状です。手首の腱鞘炎はホルモンバランスの乱れも関係していると考えられ、妊娠・出産期や更年期の女性にも多く見られます。

また、育児中で赤ちゃんを抱えるお母さんにも多い症状となります。患者さんは比較的女性に多いのですが、パソコンでキーボードやマウスを多く使う男性にも見られます。

まれに、アキレス腱や足に起こることがありますが、圧倒的に手部の発症が多いようです。

腱鞘炎の症状

よく見られる指や手首の症状としては、強い痛みが特徴です。指や手首の曲げ伸ばしをするときに痛む、ペットボトルや瓶のふたを開けるとき親指が痛みを感じる、また鞄を持つときに痛むこともあります。ひどくなると、500mlのペットボトルや缶コーヒーくらいの重さでも痛みを感じ、持つことが困難になることもあります。

特にばね指では、指を伸ばそうとした時、伸びにくかったり、引っかかり(バネ症状)がでます。重症ではロックしたみたいになり、伸びたまま、または曲がったまま動かなくなります。

鍼灸による治療

腱鞘炎は前述のとおり筋肉が疲労した状態です。
東洋医学では筋肉に元気を送るのは、五臓六腑のうちの肝臓の働きだと古来より
考えられているのでまず肝臓の気を充実させることが重要です。
両手、両足の肝臓に関係するツボを、それぞれ1ヵ所ずつ計4ヵ所を使用し肝臓の気を高めます。
【この治療だけで全身の筋肉の緊張がらくになり筋肉に回復力が戻ります】
 
まずこの様に、からだ全体の治療をし回復力を高めたうえで、痛んでいる手首の治療にかかります。
母指の腱鞘炎の場合ですが、この痛む部分には二本の経絡があります。(肺と大腸の気の通り道)
この経絡に流れている気の状態を見きわめ調整するのがポイントです。

気の流れが弱すぎて痛みを誘発している場合は、強く流れるように
逆の場合は、弱くなるよう気の流れを操作します。
これには気を感じられるセンスが必要、まちがえれば悪化することもあります。
鍼の治療は自分には合わなかったと言う人は、たぶん間違った治療をされたのでしょう。

この二つのポイントをおさえ治療すれば、重度の慢性腱鞘炎であっても
頑丈な固定なしに一ヶ月、長くても二ヶ月程度の期間で快方に至ります。

当院では鍼灸のみならず特殊な電気を用いて筋肉に働きかけ筋肉の強化にもアプローチをかけていき再発防止にも取り組んでいきます。
手・指は日常生活の中で使わないことはありません、それゆえに使えなくなってくると相当のストレスを感じてしまいます。
もし手に何か違和感を感じたりすることがあればぜひ一度ご連絡ください。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

五十肩(肩関節炎)についての鍼灸治療

こんにちは。
今日は四十肩・五十肩といわれることのい多い肩関節の痛みについて鍼灸の治療と絡めて書いていきたいと思います。

四十肩五十肩(肩関節周囲炎)と鍼灸治療

肩関節周囲炎は、一般的には四十肩とか五十肩と呼ばれるもので、肩周りの上腕二頭筋(力こぶの筋肉)にある腱や、肩甲骨から腕の付け根にかけてくっついている「腱板(ケンバン)」の部分でよく発生します。 肩の関節というのは人体で一番大きい関節可動域を持っています。その割には、肩関節を固定する靭帯は2つしかなく、その周りを上腕骨の骨頭を包むように筋肉と腱、関節包が支えています。 人体構造上、作りの弱いところにもかかわらず力が集中し、頻繁に使われている部位なので、加齢による筋力の低下や長年にわたる腱の摩擦は、肩関節に変性や炎症を起りやすくします。 特に40歳代を過ぎると、以前は限られた部分の炎症で収まっていたものが、慢性的なものになり、炎症は肩周り全体に広がっていく傾向にあります。その炎症が原因で次第に腱や靭帯が癒着するようになり、関節包の可動域が狭くなって動かすと痛い、となってきます。また、時には血中のカルシウムが腱付近に浸出し、石灰化沈着を起こし、腱の伸縮性を失わせた結果、激しい痛みと運動制限を引き起こすこともあります。このような慢性的な炎症や石灰化沈着という原因を取り除くようにすれば、症状は改善していきます。

五十肩の発生の原因

発症の誘因は、肩の打撲、ゴルフをして腕や肩に強い衝撃を与えた後などにも考えられますが、今のところ実際の原因ははっきり分かっていません。 最初は、高いところにある物を取ろうとした時や手を突いて立ち上がろうとした時、またはちょっとした重いものを持ち上げようとした時に、肩の付け根に「ズキッ」と痛みが走り、発症していることを気付くことが多いようです。五十肩の発生する左右差は殆どありません。利き腕だから起りやすいと言うこともないようです。発症しやすい年齢はやはり30代後半から60才代までの男性に割合多いようです。

五十肩の特徴的症状

髪をとかせない(別名:結髪症状)、エプロンの紐を結べない(別名:結帯症状)といった症状がこの病気の初発症状とされていますが、他にも、ズボンの後ポケットまで手が回らない、腕を持ち上げようとすると肩から先に挙がってしまう、というような運動制限も起ります。また、夜間または明け方にかけて、眠りを妨げる痛みが起ることも特徴です。夜間痛と呼びます。特に痛いほうの肩を下にして眠ると、痛みが増悪し、そのせいで起きてしまうという事もあります。 時として、極度に重いものを持ち上げたり、転倒したりして、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉から構成される「腱板(ロテーターカフ)」(上図参照)が損傷したり断裂しても同じような運動制限や夜間痛の症状が見られます。五十肩と大きく違う特徴は、腕を横方向に持ち上げる時、自力のときには痛みと脱力感が出てほとんど挙げられないのに比べて、他者の力で持ち上げると痛みも脱力もなく、正常の範囲まで挙げる事が出来るということです。その場合には腱や靭帯に対する治療を優先しなければなりません。肩をぶつけたりしたあとの急性の痛みとは区別されます。

日常生活動作での支障









治療としては
五十肩にスムーズに血液循環が行えるような環境を整えていきます。


体全体を整えたうえで、痛みを感じている肩の治療を行うことで、より一層の治療効果が望めます。


五十肩は、痛みを特に感じる疼痛期や、痛みは楽になってきたが、肩が上に上がらなくなってしまうこうしゅく期など、患者様の体質や、痛みを感じてからの期間などによって症状の出方は様々です。

このような様々な症状に対して同じ治療をしていたのでは、なかなか症状は改善しません。

当院では、五十肩の経過とともに治療法を変えることにより早期に回復が望めます。
また、特殊な電気治療器EXEを用いて肩関節の動きを出していくことができます。
 
五十肩は、肩周りの腱板といわれる深層の筋肉や関節をとり囲む関節包、滑液包など様々な組織が固まってしまいます。関節周りの軟部組織が固まることにより、痛みや可動域障害(肩の動く範囲が狭まる)が起こります。

五十肩は、自然治癒する疾患と言われていますが、一年から二年かかることもあります。その後も痛みを感じずとも、肩の可動域制限は良くならないという方も多くいらっしゃいます。五十肩は正確な治療を行うことで早い人では一回の治療で、長くかかる肩でも数カ月の間には治癒が望めます。

もし肩の痛みでお困りのであればぜひ一度ご連絡ください。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

スポーツ心臓について

こんにちは!

今日はスポーツ心臓についてです。

スポーツ心臓とは長期間にわたって非常に高度なトレーニングを続けてきた運動選手にみられることがあり、主に心臓の肥大と徐脈(じょみゃく:一分間あたりの脈拍が少なくなること、60以下/分)をさします。

スポーツ心臓がみられる競技には、マラソン・水泳などの持久的能力を要求されるものと、重量挙げ、柔道などの筋力トレーニングを主に行っているものとに分けられます。

持久的競技では、全身の筋肉への酸素補給を長時間にわたり維持するために、体静脈量が増えるので、心臓の容積の拡大を生じるといわれており、筋力トレーニングを行っているスポーツ選手では、運動中に血圧があがり、心臓が血液を押し出す抵抗が増すので、心臓の筋肉自体が強化されぶ厚くなるといわれています。

これらスポーツ心臓にみられる心臓の拡大、肥大や徐脈は、心臓の異常を表すものではないかと懸念されていましたが、現在ではこれらの変化は病的なものではなく、高度なトレーニングによる適応現象であるといわれています。

また長期間のトレーニング成果として副交感神経が優位になるために、徐脈や心電図異常を起こしていることも考えられます。スポーツ心臓は競技をやめてから約1〜3年程度で消失するといわれていますが、心筋症などとの判別がむずかしく注意が必要です。

特にスポーツ歴が短い、トレーニングの強度が高くない、成人になってから運動をはじめたような人に心臓拡大、肥大、心電図異常などが認められるときには、スポーツ心臓よりではなく他の心臓疾患である可能性がありますので、検査を受けるようにしましょう。

スポーツ中の低血糖・ハンガーノック

こんにちは!

スポーツ選手にはエネルギー源である糖分が大切なのは皆さんご存知かと思いますが、エネルギーを使いすぎて、エネルギー切れを起こし状態を低血糖(ハンガーノック)といいます。

今日は、スポーツ選手に必要不可欠である糖分について書いていきます。

 

★低血糖

「低血糖」とは、運動などにより筋肉で血糖を多く消費してしまい、血糖濃度が正常よりもかなり下回った状態です。

脱力感、手指のふるえ、冷汗、動悸などが症状としてあり、ひどい場合には意識が無くなる事があります。

運動量が多すぎるとき、または空腹時に激しい運動を行ったときなどに起こします。        

「低血糖」を引き起こす原因には糖質が大きく関係しています。

糖質は体内の血糖やグリコーゲン(エネルギー源)の大きな材料になるため「スタミナ」との関係が深いのです。

グリコーゲンは主に筋肉と肝臓に蓄積されており、運動時のエネルギー源となって消費されます。

特に持久力を有する運動、強度の高い運動を実施した場合、筋肉に貯蔵されているグリコーゲンは1時間ほどで枯渇してしまいます。

このため、スタミナ維持や回復に糖質は重要なのです。               

 特に注意すべき事は、運動直前に血糖と血中インスリン濃度が高い状態で運動を開始すると、運動中の血糖濃度が急激に低下して、「低血糖」を引き起こしやすいことです。

暑い中、日常的に飲用している清涼飲料水ですが、これに含まれる糖分は砂糖・果糖ぶどう糖液糖・ブドウ糖などの糖質で、500ml中に約50gも含まれるものもあり、血中インスリンを急激に増加させます。        

こういった飲料を飲んで、その後運動することは、「低血糖」を起こしやすくする行為と考えられます。

運動開始30分〜1時間前に取る飲料中の糖質には十分に注意する必要があります。        

間違った摂取の仕方で、スタミナに逆効果を及ぼすこともあり、十分気をつけなければなりません。        

低血糖を防ぐためにも、清涼飲料水やスポーツドリンクの糖質には主に果糖(フラクトース)を使ったものがおすすめです。     果糖(フラクトース)は血糖値をほとんど上昇させないため、運動前・運動中の飲料の糖質に最適です。

以上から、スポーツ中は糖分を補給すれば良いというわけではないのがお分かりいただけるかと思います。

パフォーマンスを落とさないためにも、上手なエネルギー補給を考えてもらいたいと思います。

当院へのアクセス

 

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針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

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院長郷田 博基
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