更年期障害と鍼灸治療について

こんにちは。
今回は女性のお悩みの一つとしてあげられる更年期について書いていきたいと思います。

“更年期”とは、閉経をはさんだ前後数年の時期をいいます。一般的に平均閉経年齢は約50歳ですので、45〜55歳位の時期を指します。

卵巣機能の「店じまい」が閉経です。閉経前後には、卵巣機能の衰えからエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が急激に減少し、ホルモンバランスが崩れて、心身に様々な不調が現われます。この様に現われる更年期の不調を“更年期症状”、日常生活に支障をきたしてしまうほど重いものを“更年期障害”といいます。

女性ホルモン低下の他に、その人の性格や社会的環境などが大きく影響するため、症状の現われ方は人により様々です。45〜55歳位というと、キャリアアップ、子供の独立、親の介護、夫の定年退職etc.様々な変化がみられる時期です。取り巻く環境には、人それぞれ大きな違いがあるため個人差がとても大きいのです。

「まだまだ若いから関係ないわ」と思った20〜30代のあなた!最近では、更年期にはまだ早い年齢であるにもかかわらず、更年期症状があらわれる「若年性更年期障害」が増加しています。無理なダイエットや不規則な生活、偏った食事、過度のストレス…心当たりがある方は要注意です!

 

更年期に現われる主な症状

血管運動神経系 のぼせ、ほてり、発汗、動悸、頻脈、手足の冷え、息切れ、むくみetc.
知覚神経系、運動器系 しびれ、知覚鈍麻、知覚過敏、蟻走感、掻痒感、腰痛、肩こり、関節痛etc.
精神神経系 頭痛、耳鳴り、めまい、不眠、不安感、憂うつ、集中力低下、物忘れ、イライラetc.
消化器系 吐き気、嘔吐、のどがつかえる感じ、食欲不振、便秘、下痢、腹部膨満感etc.
外分泌系 口腔や外陰部の乾燥感、唾液分泌亢進etc.
泌尿器・生殖器系 頻尿、排尿痛、残尿感、性欲低下、不正出血、性交痛、外陰部の痒みetc.
その他 皮膚の乾燥、髪の毛が薄くなる、肥満、やせ、ドライアイ、全身倦怠感、腹痛etc.

“更年期障害”チェックシート

あなたが該当する症状の強さの点数の合計は?

症状なし
@顔が熱くなる 12 8 4 0
A汗をかきやすい 12 8 4 0
B腰や手足が冷える 12 8 4 0
C息切れがする 12 8 4 0
D手足がしびれる 6 4 2 0
E手足の感覚が鈍い 6 4 2 0
Fなかなか寝つけない 6 4 2 0
G眠っていても目を覚ましやすい 6 4 2 0
H興奮しやすい 6 4 2 0
I神経質である 6 4 2 0
J憂うつになることが多い(つまらないことにクヨクヨする) 3 2 1 0
Kめまいや吐き気がある 3 2 1 0
L疲れやすい 3 2 1 0
M肩こり、腰痛、手足の節々に痛みがある 3 2 1 0
N頭が痛い 3 2 1 0
O動悸がある 3 2 1 0
P皮膚をアリが這うような感じがある 3 2 1 0
【判定】
合計点数:15点以下→問題なし/16〜20点→軽度/21〜34点→中等度/35点以上→重度

【“更年期障害”のミニ知識】男性も他人事ではありません!

女性の更年期障害はすでに誰もが知るところですが、男性の更年期障害のことをご存知でしょうか?近年、有名人の経験談がマスコミで取り上げられたことで話題となり広く知られる様になりました。

男性の更年期も加齢とともに、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの減少により様々な不調が現われます。ただし、男性の場合は、女性の閉経の様に一気にホルモンが減少する事はなく、40〜60代にかけて、ゆるやかに減少していきます。そのため、症状の現われ方も激しくなく、更年期も意識していないため、少々の不調が出ても気づかないうちに通り過ぎている人がほとんどの様です。男性の場合も、その人の性格や社会的環境が強く影響するため、個人差が大きくなります。現在では、男性専用の更年期外来を設けている病院が増加しており、認知度は高まっています。

<男性用“更年期障害”チェックシート>

以下の症状はありますか?
[特につらい→4点/かなりある→3点/ややある→2点/ほとんどない→1点]

  • 体調がすぐれず、気難しくなりがち
  • 不眠に悩んでいる
  • 不安感やさびしさを感じる
  • クヨクヨしやすく気分が沈みがち
  • ほてり、のぼせ、汗がある
  • 動悸、息切れ、息苦しいことがある
  • めまい、吐き気がある
  • 疲れやすい
  • 腰痛、手足の関節の痛み
  • 頭痛、頭が重い、肩こりがある
  • 手足がこわばる
  • 手足がしびれたりピリピリする
  • 尿が出にくい、出終わるまでに時間がかかる
  • たびたび夜中にトイレに起きる
  • 尿意を我慢できなくなり、漏らしたりする
  • 性欲が減退したと感じる
  • 勃起力が減退したと感じる
  • セックスの頻度
    [全くない→4点/月に1回未満→3点/月に1,2回→2点/2週間に1回以上→1点]

【判定】
合計得点:17〜26点→問題なし/27〜36点→軽度/37〜49点→中等度/50点以上→重度

東洋医学的にみると…

東洋医学のバイブル的書物『黄帝内経』には、「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に身体が変化する」とあり、下記の様に記されています。

女性の身体の変化<7の倍数>男性の身体の変化<8の倍数>
7歳:永久歯に生え変わる 8歳:永久歯に生え変わる
14歳:初潮を迎える 16歳:精通を迎える
21歳:女性の身体ができあがる 24歳:男性の身体ができあがる
28歳:女性として身体が最も充実する 32歳:男性として身体が最も充実する
35歳:容姿の衰えが見え始める 40歳:衰えが見え始める
42歳:顔がやつれ、白髪が目立ち始める 48歳:顔がやつれ始め、白髪が増える
49歳:閉経 56歳:体力や生殖能力が衰える

人間の生殖、成長、発育など生命活動の根源を司るのは五臓の“腎”です。“腎”は、両親から受け継いだ「先天の気」と、“脾”と“肺”の作用により飲食物と大気から得られる「後天の気」とを併せ持ちます。これを“腎精”と呼び、“腎精”が充実すると身体は成長、発育し、“腎精”が少なくなると老化が始まります。

更年期障害のおもな原因は“腎精(先天の気)”が尽きかけるために起こると考えます。“腎精”が不足する、つまり腎虚になると、生命エネルギーが落ちるため、身体のあちこちに不具合が起こりはじめます。これが、悪循環となって、全身へ様々な症状が広がっていくことになるのです。

また、“腎精”の衰えからくる、陰陽のバランスの崩れも、更年期に現われる様々な症状の原因となります。本来、「陰的な性質」が強い女性には、ほてり、イライラ、不安感、煩躁感、不眠といった「陽」が亢進した症状や、水の異常として発汗、関節痛、手指のこわばりなど末端で水の流れが悪くなる症状が多く現われます。一方、本来「陽的な性質」が強い男性の場合は、更年期で「陰」が盛んになり、うつ傾向、倦怠感、冷感、肥満、食欲低下など元気のない症状が多くなります。こうした変化は加齢により誰にでもみられることですが、日常生活に支障をきたすようになると、更年期障害として認識されます。

“更年期”の症状におすすめのツボ

【合 谷】

手の甲側、親指と人差し指の間を手首に向かってたどり骨にぶつかったところの人差し指側⇒イライラ、不眠、首から上の不調全般etc.

【身 柱】

下を向くと1番突き出る首の骨から3つ下の背骨のところ⇒イライラ、ストレス、不眠、神経症、冷え、のぼせetc.

【労 宮】

手のひらの中央。手を軽く握った時、中指の先があたるところ⇒

精神不安、不眠、ほてり、のぼせetc.

【三陰交】

内くるぶしから指4本くらい上の、スネの骨の内側のくぼみにあるツボ⇒イライラ、ほてり、冷え、のぼせetc.

【太 衝】

足の親指と人差し指の間を足首の方へ向かってたどり骨にぶつかったところ⇒めまい、ほてり、憂うつ、イライラ、ストレスetc.

【湧 泉】

足の裏の指の付け根の下にできる「人」という文字のしわの股のところ⇒のぼせ、不眠、精神疲労、冷えetc.


鍼灸では体のバランスを整えるようにアプローチをかけていきます。
更年期症状では不定愁訴といわれ一人一人違った種々の悩みが体に起こります。
当院では型にはまった治療でなく問診をしっかりと行い個人個人に合った治療をうけていただきます。
もし、体のことでお悩みがあれば気軽にご相談ください。 


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剣道のスポーツ傷害・腰の痛みについて

 

 

こんにちは!

今日は剣道についてお話ししていきます!

 

はじめに

全スポーツにおいて言えることなんですが

より強く、より速くという人類の欲求に答えてスポーツは、そのトレーニングの面が強調されていて、

スポーツによって生じる障害面についての認識はあまり大きくないように思われます。

トレーニング強度が強くなればなる程、

障害を起こす可能性が増大してくることは確かです。

トレーニング強度がさほど強くないと思っても、

フォームをより良いものにかえようとして、

今迄あまり使っていなかった筋を使いはじめれば、

障害を起こす可能性は大となってきます。

一度障害が起きてしまえば、

トレーニング強度を弱めざるを得なくなるし、

大きな障害であればかなりの期間に

渡ってその運動を中止せざるを得なくなってきます。

一流選手として活躍できる時期が、

若年齢のある短い期間に限られるような

いくつかのスポーツにおいて、

障害によってトレーニングを中止せざるを得ない状態は即、

選手生命を絶たれると言っても過言ではないのです。

剣道は選手生命の比較的長い競技ですが、

運動を一時中止せざるを得なくなった選手のショックといらだちは大きなものがあります。

現在、スポーツを指導している者や、将来指導に少しでも関わる可能性のある者は、

スポーツによって起こる障害とその予防のしかたを充分に知る必要があります。


障害の原因と種類

剣道によって障害を起こす原因には用具、施設の不備によるものと、剣道特有の動作に伴っておこるものとに大別できます。用具、施設が原因となるものとは、例えば竹刀の先が極端に細すぎる、

先革が破れている、ささくれができている、突垂がこわれている、床が固すぎる

等々、様々なものをあげることができます。しかしそれは明らかに、

障害に結びつくことが経験上予見できるものであり、指導者になろうとする者は当然前もって、

それらの不備にしっかりとした対応をしておかなければなりません。

一方、それに対して、剣道特有の動作に伴う障害は、それがトレーニングに伴って起きるものであるために、

障害が起きることがいたしかたないものように思われている節もあります。

しかしトレーニングに対する人間の形態的、機能的な適応の仕方とその限界とを知っていれば、

障害を予防しながらトレーニングを続けていく態度が身につくはずです。

少なくとも障害の起こり始めた時点でそれに気づき、対処することによって、

障害の程度を小さく抑えることが可能となってくるのです。

今回は、剣道で一番多いとされる

腰痛についてです!


腰痛について

脊柱のうち腰の部分は腰椎とよはれる5個の骨がたてにつながってつくられています。

この腰椎は生理的にやや前方に凸の湾曲を示していますが、湾曲のバランスは

腹筋、背筋、股関節屈筋、股関節伸筋などの筋群によって微妙に保たれているのです。

背筋は脊柱の後側に縦方向についている筋であり、背筋が収縮すると脊柱が後側にそるような姿勢となります。

腹筋は肋骨から恥骨までのびている筋です。c300feb9

この筋が収縮すると脊柱が前側にまがって

腹部を縮めるような姿勢となります。

股関節屈筋は骨盤と大腿骨前面の間についている筋で、

この筋が収縮すると骨盤は前に傾き、

その為脊柱は後側に

そるような姿勢となります。

股関節伸筋は骨盤と大腿骨後面の

この筋が収縮すると骨盤は後に傾き、

その為腰椎の前方に凸の湾曲が小さくなってきます。

剣道のトレーニングを積んで、より遠くから飛び込むことができるようになった

剣道家は背筋が非常に強くなっています。

体を思い切って前傾させて飛び込む時の姿勢を支えるため、

背筋が強くなった結果として腰椎の前湾が強くなり、

腰痛が生じるようになってきます。

背筋をストレッチさせると共に膝を曲げて状態起こしをする腹筋のトレーニングで腹圧を高め、

腰椎を前方から押して前湾を防ぐことが大切な治療法ともなり、予防法にもなります。

腰椎のそれぞれの骨の間は椎間円板とよばれる軟骨からできた

組織がはさまれてクッションの役目をしています。

この椎間円板に無理な力が加わると、椎間円板の中心にある随核とよばれるものが後方に飛び出し、

神経を圧迫して、腰の痛みや足のしびれなどの症状を呈するのです。

これが椎間円板ヘルニアとよばれるもので、椎間円板の内圧が高い青壮年に起こりやすいものです。

脊椎の湾曲を大きくした時にヘルニアを起こしやすいと考えられます。

脊柱の湾曲に関係する背筋や腹筋の力をバランス良く高め、

脊柱を筋の力でしっかりと固定することが予防に役立つと思われます。

腰椎分離症は腰椎が2つに裂けることをいいます。

裂けた部分が離れていく分離すべり症とよばれるものに発展する場合もあります。

すべり症になると腰痛を起こす程度が多くなってきます。

小学校高学年から高校にかけ、背骨がまだ成長過程にある時に

激しい運動をして背骨に負担をかけると起こりやすいものなのです。

成長期の生徒を指導する時は運動量や運動強度が過度にならないように注意すると共に、

練習後は特に背筋などのストレッチを充分にすることが大切です。

椎間円板ヘルニアや腰椎分離症などは剣道競技者に特に多いとは言えないにしても、

自らが練習をしていく過程において、また、青少年の時にその障害の原因をつくってしまう!

 

 

このように、しっかり鍛えていくにあたって

体のメンテナンスや予防をしていかなければ怪我、痛みの原因になってきます!

こういう症状がある方は、早めの治療がおススメします。

何かあれば、一度ご相談下さい!

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鍼灸と保険

こんにちは。
今回は鍼灸でも保険が使えるものがあるということをお伝えしたいと思います。

まず、鍼灸には保険が利く症状があります。

1.神経痛

2.リウマチ

3.腰痛症

4.五十肩

5.頚腕症候群

6.頚椎捻挫後遺症

7.その他これらに類似する疾患など

保険での対応が可能なものは上記の7点です。

これらの症状の保険の適応をする手順

 

1.先ず、これからかかりつけになる鍼灸院にお問い合わせ下さい。

     *中には保険をしていない鍼灸院もあります。
            ↓↓↓↓

2.鍼灸院から「同意書」と云う用紙を貰ってください。
            ↓↓↓↓

3.同意書を、日頃治療を受けておられる医院、病院等(通常の病院の内科や神経外科など)に持参されて必要事項を記入して戴いてください。

(同意書の代わりに、病名、症状及び発病年月日が明記され鍼灸の治療が適当であると判断できる診断書でも結構です。)
            ↓↓↓↓

4.記入済みの同意書、保険証と印鑑(シャチハタ不可)を鍼灸院に提出する。
            ↓↓↓↓

5.治療スタート

この手続きをすれば、保険適応が可能となります。

鍼灸では痛そう・怖いというイメージと金額が高そうというイメージを持っておられる方が多く感じます。

少し手順を踏む必要はありますが医師からの同意書があれば整骨院に通うのと同じような金額で鍼灸の治療を受けることができます。
相談のみでもかまいませんので、体の悩みは抱え込むといいことはありません。
鍼灸は受けてみたいけど一歩を踏み出せないという方はぜひ一度ご連絡下さい。

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世界に認められている鍼灸とは

こんにちは。
今回は鍼灸院のイメージについて書いていきたいと思います。

外国ではすでに鍼灸といえば医師にも匹敵するような資格であり広く認知されている職種であります。
また、最近はハリウッドスターなども治療を受けられその効果に驚きの声をあげています。
そのおかげで日本でもようやく鍼灸という言葉が一般の方にも聞こえるようになりました。
しかし、日本人の鍼灸のイメージはまだまだマイナスな考えをお持ちの方が多くいるように感じます。

「鍼灸院って入りづらい」と言われることがあります。

ここでいう鍼灸院とは、「鍼」と「お灸」だけを行う「鍼灸専門店」のことです。

「鍼灸ってよく効くみたいだから興味があるけど、気軽に行けない」。

そんな声が多いのはなぜか? 

 それは・・・

鍼灸は「なんとなく怖い」というイメージがある、ということです。

まず、外から中の様子が見えないことがあります。

そして看板を見ても、どんな治療をするのか、先生はどんな人なのか、鍼は痛くないのか、お灸は火傷しないのか、料金はいくらなのか、など知りたいことが書かれていません。

つまり、患者さんのいちばん知りたい情報が載っていないのです。

鍼灸院の看板は地味で愛想がなく、名称と電話番号くらいしか書かれていません。この情報の少なさが「なんとなく怖い」というイメージにつながっているようです。

 

実は、情報を出していないことには理由があります。

それは「出さない」のではなく「出せない」のです。国家資格である「鍼灸」は、法律で広告の規制があり、情報が制限されています。患者さんがいちばん知りたい「治療家の経歴」「施術内容」「どんな疾患に効果があるか」「料金」などを掲げると法律違反になってしまいます。

法律で許されているのは、「施術所名」「施術者名」「住所と電話番号」「営業日時」くらいです。

「でも、“腰痛”とか“肩こり”とか書かれた情報満載の看板を見たことがある」という方もいると思います。

ところが、それは国家資格ではない整体やほぐし、リフレクソロジー、カイロプラクティック、アロマテラピーなどの看板なのです。それらは国家資格ではないため法整備がされておらず、だから自由に情報が出せるのです。なんだかおかしな話ですよね。

鍼灸の有効性は、WHO(世界保健機関)も認め、全世界に積極的に普及させていこうと提唱しています。

WHOで鍼灸治療が有効とされた病気は多種多様ですが、書き切れないので代表的なものを挙げてみましょう。

よく知られているのが、神経痛や関節炎、リウマチ、五十肩、腰痛。そのほか、動脈硬化、高血圧低血圧症、脳卒中後遺症、めまい、胃腸病、糖尿病、更年期障害、神経症、前立腺肥大、メニエル氏病などさまざまです。

さらに、小児科疾患では、夜泣きやかんむし、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善が認められています。このように子供の疾患まで挙げられていることからも、鍼灸の安全性と有効性がうかがえます。

もし、鍼灸がほんとうに「怖い」のだとしたら、WHOがその有効性を高らかに認めるわけはありませんよね。

 

「なんとなく怖い」からと鍼灸院を避け、入りやすい大手チェーンのリラクゼーション店などに行く人がいます。
その結果、いろいろな治療を受けたけれど良くならず、症状が悪化してから、「最後の砦」として鍼灸院の門を叩く人がよくいます。もっと早くに鍼灸治療をしていれば、悪化せずに済む人がほんとうに多いのです。

 

鍼灸院が「入りづらく」て「なんとなく怖い」というのは、「鍼灸が国家資格であるため、治療に関する情報を出せないため」という理由、おわかりいただけましたか?

さて、そんな鍼灸院の情報を知る方法が、実はひとつあるのです。

インターネットです。

ホームページは広告の規制対象ではないため、唯一詳しい情報を載せることができます。「どんな治療をするのか?」「料金は?」「何に効くのか?」など、看板やチラシに載せられない情報がインターネットでは知ることができます。

つらい症状がある方は、ぜひインターネットでご自分に合いそうな鍼灸院を探してみてください。

 

鍼灸は国家資格ですし、その有効性はWHOも認めています。「入りづらい」「なんとなく怖い」というイメージだけで避けるのは得策ではありませんよね。

もし御興味があれば当院のホームページにも鍼灸の様々なことを書いてありますので見てみて下さい。
治療を受けたいという方はご予約をお願いします。

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東洋医学について鍼灸(経絡と効果)

こんにちは。
前回は東洋医学の経絡について胃の気について書いていきました。
今回は経絡についてさらに詳しく書いていきたいと思います。
種類・それぞれの効果について知っていただくとさらに鍼灸が効果があるということに気づいてもらえると思います。

“気”や“血”が通る道を「経絡」と言います

少し前回の復習も書いていきます。
私たちの身体には、生命活動を支えている“気”や“血”が通る道があります。

その道は、全身にくまなく縦横無尽に張り巡らされ、体表部から深部の臓腑までをつないで、身体の総ての機能を調整してバランスをとっています。

この道のことを「経絡」と言います。 体表部と臓腑は、経絡を通じて互いに影響しあっていて、臓腑に異常が起きると“気”や“血”の滞りや、過不足が生じ、深部の臓腑の異常は、経絡を通じて体表部にも現われます。
この“経絡が体表部に現われた場所”「ツボ」なのです。

ツボは経絡と外部をつなぎ、ツボを通じて気の出入りが行われます。

ツボは専門用語では「経穴(けいけつ)」と言います。現在、ツボの数は361個とされ、WHO(世界保健機関)によって名前や位置などが定義され世界共通です。

おもな「経絡」の分類

「経絡」には、身体の縦方向に伸びていて太い幹にあたる「経脈」と、経脈から分かれた細い枝であり、体内を横方向に走って経脈同士をつなぐ役割を持つ「絡脈」があります。

「経脈」はさらに分けられ、「正経十二経脈」「奇経八脈」などがあります。

「正経十二経脈」は、六臓六腑(五臓六腑に心を包む膜状の臓器である“心包”を加えたもの)とつながっていて、12本の経脈の名前は、手を通るか足を通るか、どの臓腑とつながるか、また、つながる臓腑が六臓の場合は陰経、六腑の場合は陽経となり名前が決まります。(下記の経絡分類一覧をご覧下さい)

十二経脈を気血がめぐる順序は、
@手の太陰 肺経 → A手の陽明 大腸経 → B足の陽明 胃経 → C足の太陰 脾経 → D手の少陰 心経 → E手の太陽 小腸経 → F足の太陽 膀胱経 → G足の少陰 腎経 → H手の厥陰 心包経 → I手の少陽 三焦経 → J足の少陽 胆経 → K足の厥陰 肝経 → @手の太陰 肺経・・・・・
と、1つの経脈の終点は、次の経脈の起始点になり接続して十二経脈をめぐり、K足の厥陰 肝経は、@手の太陰 肺経につながり、経脈は身体全体を循環する1つの輪となり、絶えることなく、ぐるぐるめぐっています。

一方、「奇経八脈」は臓腑とはつながらずに十二経脈の間を縦横に交差しながら伸びていて、十二経脈を調節、協調させたり、気血の量を調整する役割を持っています。
奇経八脈の中でとくに重要なものが、身体の背面正中を下から上へ走っている「督脈」と、身体の前面正中を下から上へと走る「任脈」です。「督脈」は陽の気を、「任脈」は陰の気を調整しています。

経絡の分類一覧

以下に、おもな経絡の分類一覧を表します。

経脈のルート

経脈は身体の決まったルートを通ります。そのルートのことを「流注(るちゅう)」といいます。
十二経脈の流注と各経脈に関連する症状は次の様になります。

走行順経脈流注ツボ数関連症状
@ 手の太陰 肺経 胃の辺りから始まり、大腸へ一旦下って、また胃の辺りに戻り、肺、のど、胸上部、脇、腕の前面を下って、親指先で終わり、A大腸経へとつながる。 11 せき、喘息、息切れ、悪寒、発熱 etc.
A 手の陽明 大腸経 人差し指から、手、腕、肩、頚椎と上り、鎖骨上で二手に分かれる。1つのルートは胸中、肺、横隔膜を通って大腸へと下り、もう1つは鎖骨上から、頚部、ほほへ上り、小鼻の横で終わり、B胃経へとつながる。 20 のど痛、下痢、便秘、歯痛、五十肩、顔面神経麻痺 etc.
B 足の陽明 胃経 小鼻の横から始まり、口、下あごで二手に分かれる。1つは耳の前から髪の生え際、額中央に至る。もう1つは、首、のどから鎖骨部でさらに二手に別れ、1つは鎖骨のくぼみに入り、胃・脾につながる。もう1つは胸部、腹部から足の前面を通って足の人差し指で終わり、足の親指でC脾経へとつながる。 45 胃痛、吐気、食欲異常、歯痛、鼻血、のど痛、足の痛み etc.
C 足の太陰 脾経 足の親指から始まり足の内側を通って上り、腹部で身体の中と表、二手に分かれる。身体の中では脾・胃とつながり、心臓でD心経につながる。もう1つは、腋下でさらに分かれて、のどから舌へのルートと、胸脇で終わり、D心経へとつながる。 21 生理痛、股関節痛、膝痛、胃腸症状 etc.
D 手の少陰 心経 心臓から始まり、横隔膜を通り、小腸へ下がり、また心臓へ戻ったあと二手に分かれる。1つは心臓から肺へ直行し、腋下から腕の前面を通って、手のひら側の小指先で終わる。もう1つは、心臓からのど、目へと至りE小腸経へとつながる。 9 ストレス、胸痛、息切れ、不眠、手のひらのほてり etc.
E 手の太陽 小腸経 手の甲側の小指先より始まり、腕の後面を上って肩甲骨をめぐり、肩上から鎖骨のくぼみに入り、二手に分かれる。1つは心臓、食道、胃を通り小腸に至る。もう1つは、鎖骨のくぼみからあごに沿って頬に上り、目尻から耳で終わり、F膀胱経へとつながる。 19 肩こり、腕の痛み、のど痛、胃腸症状 etc.
F 足の太陽 膀胱経 目頭から始まり、額へと上り頭頂部で二手に分かれる。1つは後頭部を通り脳に入り、再び外へ出て背骨の両側を下り腰部に至り、腎臓から膀胱へとつながる。もう1つは、頭頂部から肩甲の骨内側を下り、股関節を通って、膝でもう1つのルートと合流する。そして、足の後面から外くるぶしを通り、足の小指先でG腎経へとつながる。 67 頭痛、腰痛、背部痛、膝通、排尿異常 etc.
G 足の少陰 腎経 足の小指先から始まり、足裏に向かい、内くるぶし、足の内側を上り、会陰で二手に分かれ、1つは会陰から腹、胸、鎖骨下で終わる。もう1つは、腎臓でさらに枝分かれして、肝、横隔膜を通り、肺に至り、のど、舌へとつながる。腎臓で枝分かれしたもう1つのルートは、背骨を貫いて膀胱へ至る。胸で分かれた支脈は、胸中でH心包経へとつながる。 27 めまい、腰痛、背部痛、足の痛み、老化現象 etc.
H 手の厥陰 心包経 胸中から始まり、心包を通って枝分かれし、1つは横隔膜を下ってI三焦経へとつながる。もう1つは、胸中から腋下に至り、腕の前面を通り手のひらに入って、中指先に終わる。手のひらで分かれた支脈は、薬指先からI三焦経へとつながる。 9 動悸、胸痛、手のひらのほてり etc.
I 手の少陽 三焦経 薬指先から始まり、手の甲、腕の後面を通って、肩から身体の前面に向かって、胸中で枝分かれする。1つは心包を通って体内を下り三焦へとつながる。もう1つは、胸中から上り、耳、こめかみを通り眉尻に至る。こめかみで分かれたルートは、耳中から耳の前、目尻へと至り、J胆経へとつながる。 23 難聴、目の痛み、耳の痛み、むくみ etc.
J 足の少陽 胆経 目尻から始まり、耳を通って、耳の後ろで枝分かれする。1つは側頭部を経て首へ向かう。鎖骨で一旦合流して、また枝分かれする。この一方は胸中から肝・胆を通って、股関節を通って再び合流する。もう1つは肩上から、腋、身体、足の側面を通って、外くるぶしを経て、足の薬指先で終わる。足の薬指と小指の間で枝分かれしたルートは、足の親指先でK肝経へとつながる。 44 頭痛、股関節痛、膝痛、耳の不調、肩こり etc.
K 足の厥陰 肝経 足の親指先から始まり、足の内側を通り、性器をめぐり、腹部、肋骨、胃、肝臓に至り枝分かれする。1つは、横隔膜を通り、のど、鼻、目を通り額に至る。もう1つは、肝臓から横隔膜を貫き、肺を通り、胃の辺り至り、スタート地点の@肺経へとつながる。 14 目の不調、ストレス、頭痛 etc.

十二経脈だけでも、こんなに色々な部分に張り巡らされているのです!
言葉だけでは、なかなかイメージするのが難しいかもしれないです。
単純に肺経の経脈では肺に関係するもの(咳、風邪)といったものに効果があるものなんだという理解をしてもらえればいいと思います。

もし御興味があればぜひ一度ご連絡下さい。
鍼灸はその人の体の調子を整えていくことのできる治療法です。
どこに行けばいいかわからないような悩みの解消に繋がればいいと思います。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

スケート選手に多いスポーツ傷害について

こんにちは!

今日はスケート競技に多いスポーツ傷害について書いていきます。

スケート種目にはスピードスケート、フィギュアスケート、ショートトラック競技があります。

抵抗の少ない氷上でスピードを出しつつ、転倒しないための全体のバランス能力が求められます。

転倒などの急性外傷などもありますが、多くは疲労性の慢性障害がみられます。          

体幹を固定するための腰背部、キック力を推進させるための股関節、膝関節周辺部には大きなストレスがかかりやすく、慢性障害の一因ともなります。                                

よくみられる傷害については、腰椎椎間板ヘルニア、膝蓋靭帯炎(ジャンパーズ・ニー)、半月板損傷、足関節捻挫などがあります。

 

★腰椎椎間板ヘルニア

腰部にある椎間板は日常生活やスポーツ動作で大きなストレスを受けやすく、特に前屈と腰の捻りの動作が同時に起こる場合にそのストレスは高まります。

この状態が繰り返されることで椎間板内の線維輪の変性がおき、やがては背部の神経を圧迫するようになります。この状態は一般的には椎間板ヘルニアとして知られています。

特に下肢への神経痛が見られ、神経の圧迫されている側の筋力低下、前屈や捻り動作で痛みが増強します。       

 どのスポーツにおいてもみられますが、一般的には20歳以降によく発生します。

急に痛みが出た場合はRICE処置を行い、背部の炎症を抑えるようにします。その間、膝を折り曲げた「えび型」の姿勢で安静状態を保つようにしましょう。

状態が安定してきたら、出来るだけ早く腹部と腰部の筋力強化トレーニングを行うようにします。

腰椎にかかる負担を出来るだけ軽減するように、腹筋の強化に努めることが大切です。        

おおむね保存(手術をしないでリハビリトレーニングなどを中心に行う)療法で症状の軽減が期待できますが、3ヶ月〜半年経っても症状が変わらない場合は、手術療法で変性した線維輪を除去する方法をとることもあります。

手術をした場合、選手が競技復帰するまでに6〜8週間程度、コンタクトスポーツ(衝突のあるスポーツ)に関しては3ヶ月ほどリハビリ期間が必要となるでしょう。

 

★ジャンパーズ・ニー

ジャンプ競技の選手や長距離走などの選手によく見られる症状で、膝蓋靭帯の炎症のことを言います。

ランニングでは通常体重の2〜3倍の力がかかり、それを大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、膝蓋骨、膝蓋靭帯でクッションの役割を果たしています。

このストレス吸収機構が繰り返しや大きな力によって、靭帯はわずかに断裂したり、炎症を起こしたりします。        

原因は大腿四頭筋のオーバーユースにあると考えられ、柔軟性の低くなった筋肉が過度に伸ばされることで膝蓋靭帯に損傷を与えると考えられています。

膝の下あたりの不快感、圧痛、腫れなどが見られます。        

しばらく運動を中止して十分な休息をとることで、症状は回復することが多いようです。

大腿四頭筋の柔軟性を回復するためにストレッチを取り入れ、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)とのバランスを考えた筋力アップが大切です。

 

★半月板損傷

半月板は膝関節内にある組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ:すねの骨)の安定性を与え、膝関節にかかる体重負荷を吸収分散するクッションの働きをします。

半月板が損傷されると円滑な膝の動きが妨げられます。          

半月板損傷の特有の症状として、膝のロッキング(引っかかり現象:円滑な膝の動きが損なわれた状態)があらわれます。

完全伸展あるいは屈曲(膝の曲げ伸ばし)ができず、激しい痛みが伴い、弾発音(クリック)とともに動きが回復する場合はその典型的なものです。

サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、野球などの受傷が多くみられます。          

損傷部位によってはギプスや縫合手術で治ることもありますが、それ以外では半月板の切除手術が必要となります。

 

★足関節捻挫

スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。

足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。

 

早期の痛みの除去、競技復帰、故障の予防やパフォーマンスアップに関しては、お気軽にご相談ください。

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肩のだるさ、肩・腕痺れ (胸郭出口症候群)について

 

 こんにちは!

今日は、腕・肩で悩んでいるかについてのお話しします!

 

胸郭出口症候群の原因

 胸郭出口症候群(キョウカク・デグチ・ショウコウグン)を理解するために、

まずは「胸郭出口」について理解しておく必要があるでしょう。

胸郭出口は、鎖骨(サコツ)と一番上の肋骨(ロッコツ)の間にある隙間(スキマ)のことです。

このすき間には、神経や動脈、静脈が通っています。

胸郭出口症候群とは、このすき間が何らかの原因で狭くなって、

そこを通っている神経や血管を圧迫するために、肩や腕にさまざまな症状が出る病気です。

胸郭出口症候群は、20〜30歳代の女性に多く、

また、教師や美容師、理容師など、腕を上げた状態で仕事をすることが

多い人によく見られる病気でもあります。

 

 

郭出口症候群の主な症状

 胸郭出口症候群の症状としては、圧迫されているのが神経か、

動脈か、あるいは静脈かによって異なります。

多いのは、「腕から手にかけてのしびれ」で、

ほかに「肩や首のコリや痛み」や「腕のだるさ」などもあります。

また、手を上げると痛みが起こるという特徴があります。

血管が圧迫されている場合には、血流が悪くなって「脈拍が弱くなる」、

「手指が冷たい」や「指先に潰瘍(カイヨウ)ができる」という症状も見られます。

  • 首・肩こりが酷い
  • 首・肩が痛い(首・肩が動かせない)
  • 腕が痛い(手・足に力が入らない)
  • 手指が痛い(手足が痺れる)
  • 手指がぎこちない(器用に動かない)
  •  

     

    胸郭出口症候群の診断・治療方法

     胸郭出口症候群を診断するには、問診をはじめ、感覚や握力の検査のほか、

    両肘を90度曲げて、腕を90度外側に3分間上げる「ルース・テスト」が行われます。

    手指にしびれが強いと、長く上げていることができません。

    像検査では、

    エックス線検査で頚肋(ケイロク:第1肋骨の上にできる肋骨に似た異常な骨)の

    有無や骨の異常を確認します。

    胸郭出口症候群の治療法としては、

    痛みを抑えるために消炎鎮痛薬や筋弛緩薬などを用います。

    腕を酷使せずに、肩の周りの筋力をアップしたり弱体化を防止することも重要です。

    ルーステストで、1分くらいしか腕を上げていられないほど症状が強く、

    保存療法の効果がない場合には、手術療法を行うこともあります。

     

     

     

     

    このような症状で悩んでいる方は

    早めに治療されることをおススメします!

    一度ご相談ください!

    顎関節症と鍼灸治療

    こんにちは。
    今回は顎関節症の治療について書いていきたいと思います。

    顎関節症の鍼灸治療

    顎関節症の症状とは

    口を開けにくかったり(人差し指から薬指まで指3本分縦に入るかが目安,つまり開口障害)、開けるときに顎関節が痛んだりゴリゴリやカクンといった音(クリック音)がでる症状があります。これらが顎関節症の三大症状といわれています。しかし場合によっては口を開けなくても顎関節周りが痛んだり、噛む筋肉(咀嚼筋)である側頭筋がコメカミに位置するために、コメカミが痛むこともしばしばです。それに伴って首や肩のこりや頭痛等の症状も併発します。

    顎関節症の原因とは

    交通事故やスポーツ等で顎をうちつけたことがある場合や,かみ合わせが悪くて出る場合があります。しかし、一番多いのはストレスやそれによる歯ぎしりが原因です。

    緊張や集中した状態になりますと体に知らない間に力が入ってしまいます。
    そのときに無意識にかみ締めてしまうのです。それが常時続くと本来休息の時間である
    睡眠中でも体が休息状態に切り替わらず無意識に噛み締めて、それが歯ぎしりとなります。事故やスポーツが原因なら思い当たるふしがあるでしょうが、
    そうでない場合は無意識にかみ締めている場合が多いですね。
    噛むのに使う咀嚼筋が休みなしで、ずっと収縮しっぱなしになりますので緊張し口が開けにくくなります。そこを無理して開けようとすれば痛みが生じます。

    また噛むのに使う筋肉(咀嚼筋)が顎の横や側頭部についていてそれを圧迫します。したがって片側で歯でかんだり、頬杖をついたり、横向きで寝たりというのも原因になりますので左右均等に使いましょう。

    顎関節の構造とは

    顎の関節は蝶番関節といって二つ折りの携帯電話と似た構造になっていますが、携帯電話と違う点は開口するときに顎が前方にすべるように関節の軸が移動します。
    また関節なので凸(下顎頭)と凹(下顎窩)がありますが前方に滑る動きをスムーズにするために関節円板という軟骨がクッションの役割を
    しています。円板に負担がかかると肥厚してしまうので開口するとき引っかかって音がなります。


    顎関節症の鍼灸治療

    では、鍼でどういう治療をしてやればいいのでしょうか。
    咀嚼筋が緊張して収縮しっぱなしで口が開かなければ鍼で緊張をといてやります。
    治療の際には鍼がうまく入るように少し口を開けた状態で行います。
    咀嚼筋は側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋の4つです。

    側頭筋は文字通り側頭部にあります。こめかみもこの筋肉です。
    噛みながらこめかみに手をあてると筋肉が収縮するのがわかりますね。
    下あごを挙上する働きがあります。

    咬筋はその名の通り、咬む為の筋肉で耳の前下方のエラの部分についており、やはり下あごを挙上する働きがあります。

    内側翼突筋の場所は顎の骨の内側についており、外側からは触りにくいです。下あごを挙上する働きと顎を左右に動かして歯ですりつぶす時もこの筋肉が働きます。

    外側翼突筋は上頭と下頭があり顎を左右に動かして歯ですりつぶす働きと、開口のときに上頭は関節円板を下頭は下顎頭を前方に滑らせる働きがあります。

    ツボでいうならば上関は直刺なら側頭筋、少し下を向けると側頭筋と外側翼突筋の上頭。下関で少し下を向けて咬筋→側頭筋→外側翼突筋の下頭。頬車からは内側翼突筋。聴宮は関節円板。側頭筋なら率谷から太陽に向けて前方へ向けて横刺、咬筋は大迎周辺のシコリになったところに刺します。
    必要とあれば開口する働きのある顎二腹筋の後腹をアプローチするのに側頸部もゆるめますが大抵が肩や首のこりをともなっているのでその治療も併用します。

     

    顎関節症と鍼灸治療

    治療原則としては三陽の経筋の気機が乱れの調節をはかる。また局所の経絡の循環を改善する。主に足陽明胃経、足厥陰肝経穴を取穴する。針にて平補平瀉法を施す。局所には少し強い刺激を与える。

    また、特殊な電気治療器で筋肉を動かしていきます。
    これにより筋肉がほぐれるだけでなく筋力アップの効果も有り再発の無いように治療していきます。

    もし、口の動きに違和感があったり痛みを感じたりされるのであればぜひ一度ご連絡ください。

    当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

    顔面神経麻痺と鍼灸について

    こんにちは。
    今回は顔面神経麻痺に対しての鍼灸のアプローチについて書いていきたいと思います。



    顔面神経麻痺は程度の軽い例でも、顔を動かすときに目立つになるので、社会的に消極的になりがちで、精神的にもダメージの大きい病気である。早期の針灸治療によって、麻痺した神経をよりはやく取り戻し、顔面神経麻痺の後遺症を残さないことが可能である。

     顔面神経麻痺の鍼灸治療の効果は、麻痺された時期と症状及び個人差によりますが、鍼灸治療の有効率は極めて高いですので、病院で改善されない方々はぜひ早めに鍼灸治療をお勧めしたいです。

    また西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められます。  

     

    |顔面神経麻痺の原因  

    西洋医学では

    顔面神経麻痺の原因は臨床的には中枢牲顔面麻痺と末梢性顔面神経麻痺に分けられます。

     中枢性顔面麻痺は

    顔面神経核上病変(上位神経)による麻痺です。原因は脳溢血、脳腫瘍、その他脳内の病変により、顔面神経が障害され、顔面機能が消失する病気です。

     末梢性顔面麻痺は

    顔面神経を栄養する血管はウイルスの侵入によって痙攣になって顔面神経組織への血液の栄養が失って、浮腫、圧迫され、顔面麻痺を発症する。また、顔面神経の炎症、流行性耳下腺炎なの病気及びウイルスの感染(かぜ、ヘルペスなど)、または、外傷などにより顔面神経が障害され、顔面機能が消失して麻痺になると考えています。   

    東洋医学では

    顔面神経麻痺の原因はストレスや過度の疲労などが原因で体力と免疫力が低下して、体の中の正気(抵抗力)が不足して脈絡が空虚になり、外表を防衛できなくなる、その上、風邪・寒邪・熱邪が虚に乗じて、顔面を支配している主な脈絡に陽明、少陽という脈絡を侵入して脈絡の流れが悪くなると筋肉が麻痺を起すと考えられています。  

     

    |顔面神経麻痺の症状  

    顔面麻痺は朝起きた時、突然に顔面の片側に力が入らなくなり、頬が腫れて、食事した時口角から食物がこぼれて、目が閉じなくなる、麻痺している側の口角が下がってくるなど症状が現れている。大勢の顔面神経麻痺の方は発症の1日〜1週間前、風邪のような症状があり、耳の後ろに痛みがあることが多くみられる。 

     

    ◎末梢性顔面神経麻痺の症状
    ·  麻痺側の前額郡の「シワ」がなくなり、又「シワ」を作ることが出来ない。
    ·  閉眼が不十分、または閉じられない。
    ·  口笛が上手く吹けない。うがいができない。
    ·  神経麻痺側の鼻唇溝は平坦となり、口角は垂れ下がる。
    ·  神経麻痺側の舌の前2/3の味覚障害がでることがある。
    ·  食事と飲水時、口角から食物がこぼれる。
    ·  耳が痛い、高い音や自分の声が響くなど症状。 
     
    ◎中枢性顔面神経麻痺の症状 
    ·  対側前頭筋がほとんど障害されない。上方視に際にシワを作ることができる。
    ·  目周りの筋肉(眼輪筋)は麻痺がされないか、あってもきわめて軽い。
    ·  健側と麻痺側の両目が閉じることが可能である。
    ·  口周りを中心に両側の筋肉(口輪筋)が障害されることが多い。
    ·  食事と飲水時、口角から食物がこぼれる。
    ·  顔面麻痺以外の症状がでる。 

     

    ◎中枢麻痺と末梢神経麻痺の鑑別の仕方
    ·  オデコにしわ寄せが出来るか否かによる。
    ·  麻痺側のオデコにしかしわ寄せが出来ない、出来ても弱いと→末梢性
    ·  両方のオデコにしわ寄せが左右対称にできると→中枢性

    西洋医学治療

     顔面神経麻痺にかかると一般的にまず耳鼻科や脳神経内科などへ行き諸々の検査を受け、副腎皮質ステロイドや抗ウイルス剤の点滴、星状神経節ブロックなどを行い、改善されなければ、血流改善剤、ビタミン剤や神経賦活剤などの薬が処方されます。病院によっては顔面神経減荷術の手術を行うところもありますが、手術の後遺症を伴うなどのリスクが高いですし、因果関係はまだはっきりしていないということで、現状ではよい治療法とは言いきれません。なかなか症状改善されなければ薬物・ビタミン投与などのあとは「しばらく様子を見る 」ということになり、これといった治療法が確立されていないのが現状です。 

     

    東洋医学治療  

    顔面神経麻痺に対しては鍼灸治療最も効果をあげられます。針灸治療によって経絡を活性化して、気・血のながれをよくしそれによって麻痺した神経の働きが徐徐に回復していくと考えています。  

     

    鍼灸治療と治療時期及びかかる時間   

    顔面神経麻痺は早期治療が大切な病気である。時間が経てば経つほど、治りにくくなり、後遺症が残りやすくなる。 顔面神経麻痺に対して鍼灸院によって様々な鍼治療法がありますので、まず顔面神経麻痺に対しての治療経験豊富な鍼灸師を慎重に選んだほうがいいでしょう。

     顔面神経麻痺は症状や発病の時期によって治療法が変わることがあります。特に顔面神経麻痺発症の初中期は低周波を使っての電気鍼など強い刺激は避けるべきです。病的な共同運動など後遺症が出現しやすくなることがあります。鍼灸は主に自然治癒力を活かして、麻痺された神経を早期回復することに主眼がおかれます。 顔面神経麻痺は自然に治ることもあります。しかし、麻痺の程度や治療法、治療開始時期などによって、予後に大きく影響することがあります。  

     

    当院の治療方針

    治療時間は一般的に発症して一週間前後から鍼灸治療するのがベストだといいでしょう。発症初期は病院と並行しての鍼灸治療をお勧めします。発症してからの半年前後が勝負のわかれ目である。
    まず、針灸治療によって風邪や寒邪を取り除いて、経絡を活性化して、特に顔面部の経気のめぐりをよくし、三陽の経筋の栄養状態の改善をはかる。主に手足陽明胃経、手足少陽経穴を取穴する。局部取と遠隔取を組み合わせる。タイプ別取穴を加わる。
    顔の動きが戻ってこれば電気を用いて表情筋の動きを作り強化していくことで回復までの時間を少しでも早くできるようにアプローチしていきます。  

    もしご興味があればぜひ一度ご連絡ください。

    当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

    下痢についての鍼灸治療

    こんにちは。
    今回は下痢について書いていきたいと思います。 

    下痢とは

    胃から十二指腸を経て腸に入った食べ物は、腸で水分を吸収されて、適度な硬さの便になります。しかし、何らかの原因よって腸管で水分が十分に吸収されないと水っぽい便となり頻繁に排便するようになります。この状態を下痢といいます。

    急性と慢性

    ・ 急性の下痢

    急性の下痢は「ウイルスや細菌の感染」「薬などの中毒」「食物アレルギー」などが原因で起こります。ウイルスや細菌感染の場合は、水分やミネラルを補給します。薬などの中毒や食物アレルギーの場合は、原因となっているものの摂取を中止します。これらの下痢は、体にとって害のあるものを体の外に出そうとする体の防衛反応でもあるので、安易に下痢止めを使うと全身症状を悪化させることもあるので注意しましょう。

    ・ 慢性の下痢

    慢性の下痢は「がん」や「潰瘍性大腸炎」「糖尿病」などの病気が原因のこともあるので、一度検査を受けてみましょう。検査で異常がないのに下痢が続く場合は、胃腸の働きの低下やストレスが原因と考えられます。

    気をつけよう

    下痢は胃腸の弱い人に多く見られます。また、お腹が冷えると下痢をしやすくなるのは、多くの経験上知っているでしょう。普段から冷やすことのないように注意しましょう。

    他にも、暴飲暴食のあとなどには、お腹がゴロゴロと鳴るような下痢をすることがあります。腹八分に抑えるように意識しましょう。

    このように下痢にもいろいろありますが、ここでは2つに分けたいと思います。
    すぐにでも病院で診察・治療を必要とする下痢それ以外の下痢です。

    すぐにでも病院で診察・治療を必要とする下痢

    次に当てはまる下痢の場合は当院では治療できません。医師の診察・治療を受けて下さい


    @発熱がある
    感染症の恐れがあります(exブドウ球菌、病原性大腸菌等による感染性腸炎)


    A便に粘血液や膿が混じる
    感染あるいは潰瘍の可能性があります

    B
    脂肪便・米のとぎ汁の様な便
    脂肪便は脂肪の吸収がうまくいかない場合に起こり、白っぽくなったり、水に浮いたりする便です(exすい臓・肝臓・胆のうの異常 )米のとぎ汁様便はコレラの可能性があります


    C体重減少を伴うもの
    吸収不全症候群や、甲状腺機能亢進症など


    D摂取後すぐおこるもの
    物を食べて直後〜2,3日に起こるものは食中毒や薬剤性(毒物)の可能性があります



    それ以外の下痢

    上記に当てはまらない下痢は、体質的なものであったり一時の食べ過ぎによるものがほとんどです。
    特に内臓の動きが悪いことで代謝が下がる状態による「
    冷え」によるものが多いです。体質改善によってよくなるでしょう。

    下痢と鍼灸治療の効果

    東洋医学においては、下痢は泄瀉(せっしゃ)と呼ばれています。

    下痢の症状で、鍼灸治療を受けられるほとんどの患者さんは、
    慢性の下痢に悩まされている方です。

    鍼灸治療の主な目的は、下痢の治療というよりも
    下痢にならない丈夫な身体をつくることにあります。

    つまり、弱まった胃腸の機能を高めることにより、 
    下痢の根本原因そのものをなくしてしまうことに治療の目的があると言えます。

    又、鍼灸治療によって、自律神経の機能を調整し、 
    副交感神経の働きを活性化することで、リラックス効果を高めることができます。

    そのため、日ごろのストレスが溜まって慢性的な下痢を引き起こしている患者さんからも、
    鍼灸治療は大変好評となっています。

     

    さらに当院では特殊な電気治療器(EXE)というものを用いて腸を直接動かすようなアプローチをかけれます。
    これにより胃腸が強化され下痢を起こしにくい体を作ります。

    もし、お腹の事でお悩みであればぜひ一度ご連絡ください。

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    針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

    住所〒546-0013
    大阪府大阪市東住吉区湯里1-14-4
    TEL06-6702-7004
    受付時間月〜金 10:00〜21:00
    土   10:00〜19:00
    オンラインショップhttps://physical.theshop.jp/
    院長郷田 博基
    針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
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