必須アミノ酸について

こんにちは!

今日はスポーツ選手のパフォーマンスにとって大切な、必須アミノ酸について解説します。

 

体内のさまざまな器官や組織を構成している10万種類にも及ぶたんぱく質は、わずか20種類のアミノ酸のさまざまな組み合わせによって作られています。

アミノ酸はたんぱく質の材料としてつかわれるほか、必要に応じてカラダのエネルギー源として利用されます。

20種類のうち、体内で作ることができず、食事から摂取しなければならないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。        

BCAAとは分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acids)のことをいい、必須アミノ酸である「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」から構成されます。

BCAAがスポーツ現場で注目されているのは、筋たんぱく質に含まれる必須アミノ酸の約35%をこのBCAAが占めていることや、筋肉内で直接エネルギー源として使われるため、スポーツの前や途中にBCAAをタイミングよく補給すると、筋肉の損傷を少なく抑え、筋力の低下を抑えることができるといわれているためです。

【20種類のアミノ酸(赤字は必須アミノ酸)】                                        

バリンロイシンイソロイシン          

3つのアミノ酸はともに分岐鎖アミノ酸と呼ばれます。カラダのたんぱく質を増やす働きや、運動時のエネルギー源として重要な役割を果たします。                          

 

★アラニン          肝臓のエネルギー源として重要なアミノ酸です。

 

★アルギニン          血管などの機能を正常に保つために必要なアミノ酸です。

 

★グルタミン          胃腸や筋肉などの機能を正常に保つために必要なアミノ酸です。

 

★リジン          代表的な必須アミノ酸で、パン食・米食で不足しがちなアミノ酸です。

 

★アスパラギン酸          アスパラガスに多く含まれます。速効性のエネルギー源です。

 

★グルタミン酸          小麦や大豆に多く含まれます。速効性のエネルギー源です

                          

★プロリン          皮膚などを構成する「コラーゲン」の主要な成分です。速効性のエネルギー源となります。

 

★システイン          皮膚に含まれる黒いメラニン色素の産生を抑えるアミノ酸です。

                          

★スレオニン          必須アミノ酸のひとつで、酵素の活性部位などを形成するのに用いられます。                          

 

★メチオニン          必須アミノ酸のひとつで、生体内で必要なさまざまな物質をつくるのに用いられます。                          

 

★ヒスチジン          必須アミノ酸のひとつで、ヒスタミンなどをつくるのに用いられます。                          

 

★フェニルアラニン          必須アミノ酸のひとつで、多種の有用なアミンなどをつくるのに用いられます。                          

 

★チロシン          多種の有用なアミンをつくるのに用いられ、フェニルアラニンやトリプトファンなどとともに芳香族アミノ酸ともよばれます。                         

 

★トリプトファン          必須アミノ酸のひとつで、多種の有用なアミンなどをつくるのに用いられます。                          

 

★アスパラギン          アスパラギン酸とともに、TCA回路(エネルギー生産の場)の近くに位置するアミノ酸です。                 

 

★グリシン          グルタチオンや血色素成分であるポルフィリンをつくるのに用いられます。                          

 

★セリン          リン脂質やグリセリン酸をつくるのに用いられます。

 

以上が必須アミノ酸です。

聞いたことがある名前も多いかと思います。

最近はBCAAを摂取するアスリートが特にたくさん増えてきました。

市販されているアミノ酸のサプリはほとんどBCAAが入っていると思ってもいいくらいです。

BCAAはトレーニング時に摂取するととても有効なアミノ酸なので、積極的に摂取すればよいと思いますが、やはり他のアミノ酸とのバランスも大切です。

参考にしていただき、栄養摂取の一助になればと思います。

グリコーゲンローディング(カーボローディング)とアミノ酸について

こんにちは!

今日はスポーツ選手に不可欠な、グリコーゲンローディングとアミノ酸について書いていきます。

 

グリコーゲンローディングとは目標とするレースや大会に向けて炭水化物を体内にうまく蓄積させることで、持久的パフォーマンスを向上させるために開発された手法のことです。

体には「一度何かが足りなくなると次にそれをより多くためる」性質があり、これをうまく利用したものといえます。     

 以前は高脂質・高たんぱく質・低炭水化物の食事を3日間とり、その後高炭水化物食に切り替える方法が一般的でしたが、現在では改良法が推奨されています。

試合前に栄養バランスが偏ることで体調不良を引き起こしやすく、また炭水化物は体内に蓄積するときに水を伴うので、体重が増えてしまうことも懸念されるからです。     

 改良法ではローディング期間の前半は糖質50%程度の食事、後半では糖質70%を含んだ高糖質食をとり、運動負荷時間を徐々に短くしていくことで疲労のコントロールを行います。

マラソンのような持久力が要求されるスポーツには効果的であるといわれていますが、グリコーゲンローディングを行うにあたっては綿密な計画と、リハーサルを繰り返すことが望ましいといえるでしょう。



★アミノ酸って何?

栄養素の一つであるたんぱく質は筋肉や血液、臓器などの構成成分となり、生命維持のために必要不可欠なものです。

アミノ酸はこのたんぱく質を構成する分子であり、数十万〜数百万個のアミノ酸が鎖状につながっています。

アミノ酸.gif

 

 

 

 

 

 

たんぱく質は体内に入ると腸で体の中に吸収されます。

しかし、アミノ酸が数百万個もつながれた状態のたんぱく質は、そのままでは吸収できず、ペプチド(アミノ酸が数個集まった状態)やアミノ酸の状態にまで分解されてから吸収されます。

その後、それぞれのアミノ酸は骨や筋肉、血液など体内のさまざまな部分に適したたんぱく質に再度置き換えられるのです。練習やトレーニングを行った後には筋肉がダメージを受け、損傷しています。

その筋肉のもととなるものをアミノ酸の状態で摂取することは、たんぱく質からアミノ酸に分解される過程を短縮できますので、すばやく体内に栄養が入ってくるということになるのです。

スポーツ現場におけるアミノ酸の役割はたくさんありますが、たんぱく質のもとであることから筋力の向上、持久力の向上、疲労回復などといった効果が期待されています。

ご自身に必要なアミノ酸をチョイスし、有効に活用していただければと思います。

 




腸内調整について鍼灸とスポーツ

こんにちは。

今日は鍼灸での効果が高いとされる腸内環境の調整について書いていきます。
鍼灸では表の筋肉の張り感に対する治療に加えて体内の環境を調節することが出来ます。
腹部へのお灸や背部のお灸に経絡を用いての鍼治療により腹痛・下痢・便秘といったお腹の症状にもアプローチをかけていけます。
そして、お腹の環境を整える事は体を動かすうえでとても重要になります。

それを少し詳しく書いていきたいと思います。
 

 

腸内調整によって、カラダに起こる様々な疾患の治療を行っております。 それは、ただ単に排便を促して、便秘を解消するためだけに行なうわけではありません。 今日の記事は競技スポーツを行なう選手のみなさんに、ぜひご覧いただきたく思います。
この治療は運動の前後に限らず、日頃のコンディショニングとして効果を発揮をします。

 効果その1
「自律神経の調整」
人間のカラダの中には、自分の意識とは関係なく呼吸・心拍・循環・消化などの機能を調整する自律神経があります。 自律神経は、活動的な交感神経とリラックスタイプの副交感神経が、シーソーのようにバランスを取りながら働いています。 このバランスが崩れると、胃腸の働きが悪くなって胃もたれが起こったり、胃酸の分泌異常から胃粘膜が荒れてしまう事に繋がります。 治療によって胃腸の調整を行い、消化・吸収・排便を促して自律神経がバランス調整するようにアプローチを行なう効果があります。 スポーツをする時は交感神経が優位に調整して、身体を活発に動かし、質の高い動きで練習効率をアップさせましょう!

 効果その2
「ストレスケア」 胃腸は良くも悪くも、ストレスの影響を受けやすい器官です。 ストレスとは、疲労・寝不足・寒さ・暑さ・不安・悩みなどの不快な刺激により、胃腸の働きが低下します。 その結果、食欲不振やお腹を壊して充分な栄養を摂取できなかったり、集中力の低下に繋がります。 大事な試合の前は、緊張感が高まり、夜寝られなかったり、疲労が抜けにくくなってしまい、当日に十分なパフォーマンスを発揮できないケースがよく起ります。 ストレスによって機能の低下した胃腸の調子を整えることによって、栄養をしっかり摂取し活力を得て、思考がクリアになって競技に集中する事ができます。

 

自分では意識的に動かす事の出来ない部分をコントロールできる事で、1つ上の次元で競技を行なうことができます。

もしご興味があれば当院にご連絡いただければと思います。

当院URL⇒ http://physical-care.e-chiryo.jp/

リウマチと鍼灸の効果

慢性関節リウマチの鍼灸治療 保存治療法

慢性関節リウマチは薬の治療では対症療法にすぎず、原因を治療することはできません、朝岡鍼灸院
の慢性関節リウマチの治療法は、原因である自律神経や気の流れを調節し免疫のバランスを整えます。

rheumatoid arthritis (RA)

* 原因不明の多発性関節炎を症状とする慢性全身疾患
 * 20歳〜50歳代の女性に多い(男性の約5倍)     
 * 日本では人口の0.3〜0.5%の有病率         
 * 約1割強の人は多関節破壊の合併症のため重度の機能障害となる

慢性関節リウマチ(リュウマチ)の原因

慢性関節リウマチ(RA)は自己免疫疾患と考えられ、様々な免疫異常が認められる。
この免疫異常はある種の細菌やウイルス感染、又は遺伝的要因も関係すると考えられているが
根本的には解明されていない。


慢性関節リウマチ(リュウマチ)の関節症状

 <朝のこわばり>
朝起きる時に関節がこわばって指の屈伸がしづらく、指を動かしているうちに軽減、もしくは消失する。                    
<部位>
手の指先の関節、手関節、足指関節など、末梢部位より始まることが多いが
最初に膝関節や肘関節に起こることもあり、特徴としては左右対称である。 
<疼痛>
多関節の自発痛に運動痛でこの自発痛は疼くようなつらい痛みで、天候の影響を受けやすい。
<腫脹>
疼痛と同時に関節液の貯留により腫脹をきたす。関節不安定  可動域制限  変形  握力低下 など


慢性関節リウマチ(リュウマチ)の関節以外の症状

発熱(37度台)  リウマトイド結節   眼や口腔の乾燥(シェーグレン症候) 貧血   胸膜炎  
末梢神経障害  リンパ浮腫  腱鞘炎 など  


慢性関節リウマチ(リュウマチ)の検査

X線  関節造影  CT            
血液(赤沈亢進、CRP上昇、白血球増加、リウマチ反応陽性、低たんぱく血症)


慢性関節リウマチ(リュウマチ)の診断 (アメリカリウマチ協会)

朝のこわばり  3関節領域以上の関節炎  対称性の関節炎 リウマトイド結節  血清リウマトイド因子
X線像の変化   
以上のうち少なくとも4つの項目を満たすものをRAとする

* RAの機能障害の分類
   1 身体機能は完全で不自由なしに普通の仕事ができる。
   2 身体を動かす時に1ヵ所、又はそれ以上の関節に障害があるものの、普通の生活なら何とかできる。                  3 自分の身の回りのことや仕事がごくわずかできるか、ほとんどできない。
   4 寝たきり、又は車イスに頼った状態でほとんど身の回りのことができない。

* 進行程度による分類

進行度    X線所見  筋の萎縮  関節以外  の症状  関節変形  強直
  1 破壊像なし なし なし なし なし
  2 骨萎縮    骨・軟骨の軽い破壊 関節付近 ある場合もある なし なし
  3 骨萎縮       骨・軟骨の破壊 広範囲 ある場合もある 亜脱臼    過伸展     なし
  4 3+骨性強直 広範囲 ある場合もある 3に同じ 線維性又は骨性強直



慢性関節リウマチの(リュウマチ)一般的治療法

 薬物療法
   非ステロイド系抗炎症薬 nonsteroidal antiinflammatory drug(NSAID)にて鎮痛、腫脹の軽減をはかり
   続いて副腎皮質ステロイド薬(強い抗炎症効果がある)、さらに抗リウマチ薬の順で使用される。
   しかし、副作用が強くても作用の強力な薬を先に使ってRAを抑えた方が有効であるという考えから
   逆の順に使用されることもある。
   又、炎症のある関節内や腱鞘内へステロイド剤を注入したりオスミウム酸
   放射性同位元素などを関節内注射する方法もある。
外科的療法
   ・滑膜切除術
    増殖した滑膜を取り除く手術で炎症の減少を目的とする
   ・切除関節形成術(変形の矯正)
   ・関節固定術
   ・人工関節置換術
リハビリテーション
   温熱や冷罨法で疼痛を緩和させた後、筋力回復訓練、関節可動域改善訓練、歩行訓練


慢性関節リウマチ(リュウマチ)の鍼灸治療

    
リウマチの患者さんは痛む所腫れている所など、症状の出ている場所に鍼や灸をすれば良くなるだろうと
考えている方が多いのですが、それでは薬物などによる痛み止め、又は外科的手術などと同じ
単なる対症療法に過ぎません。
(痛む所だけに鍼を刺して良くなるのなら、治療を考える必要も無く簡単で良いのですが
それだと重度の場合は鍼だらけになってしまいます)

鍼灸治療では自然治癒力を高めることに重点をおきます。
つまり自分の身体は自分自身の元気で治さなければいけないということです。
薬に治してもらおう、手術で治してもらおうとこれらに頼ってばかりではいけません。
(必要な薬や手術とそうでない物があり上手に使い分ける事が大切である)
この様な頼りすぎは少し改め、自分の力でリウマチを治すという意識を持つ様にして下さい。
これだけでも身体における気の流れ方(自然治癒力の出方)がちがいます。

では具体的な治療はというと、リウマチだからといって特別に治療法が他の症例と違うわけではありません。
(それが鍼灸治療です)
まず五臓六腑の気の流れを調節し自然治癒力を高めること。
これは自律神経失調症のページにくわしく記してあります。
鍼灸治療の目的は関節の変形や痛み、腫れに勝つ元気、それらを治す元気を出してあげることです。
そこが対症療法基本の西洋医学との大きなちがいです。

私的にはリウマチの治療はそんなに難しい物ではありません。
特に指や手首などの小さな関節はあまり大きな荷重がかからない分効果も早く
膝関節の痛みや腫脹にしても一般的な変形性膝関節症の治療と経過は同じ様なものです。
むしろ先天性股関節脱臼による変形性股関節症の治療の方が関節の形状、長期の病歴
(生まれた時から現在までが変形性股関節症の方は病歴と言える)
などの理由から大変な場合があるくらいです。

この様な指、手、肘、膝などの部分的治療はその痛む場所を通っている経路
(五臓六腑を働かせる元気が流れている道)上の気の流れが弱いのか、強すぎるのか見極める事。
弱ければ気の流れを助ける様、強ければ流れをさまたげる様に、鍼灸治療を施せば良いのです。
しかし、この気の流れを感じることの出来るセンスの良い鍼灸師でないと
もし逆に治療した場合に症状が悪化してしまいます。(何ヶ所か鍼灸院をめぐり上手な方を探すのが得策です)

ここでは具体的に使用するツボ名や手技は個々で違う場合が多いので省きますが
治療の目標としては,まず身体全体の気の流れを調節すること(自然治癒力を高める)と、
症状が出ている場所の気の流れを調節すること。

また当院では、特殊な電気治療器(EXE)を用いて関節の運動にもアプローチをかけ動きのこわばりや疼痛の除去に勤めていきます。
もしお悩みであったり体に不調を感じるようであれば一度ご連絡ください。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

スポーツ選手にとって、炭酸飲料は体に良くない?

こんにちは!

今日はスポーツ選手と炭酸飲料について書いていきます。

スポーツ選手なら誰しも一度は「炭酸飲料を飲むと体によくないから飲まないようにしたほうがいい」

とアドバイスされるといいます。

何も疑問を持たずに炭酸飲料を飲まなかった人、

「どうしてだろう?」と思いながらいた人など受け止め方はいろいろですが、

なぜそのように言われてきたのかを考えてみます。

 

【よくない派】

まず第一に考えられるのは糖分の取りすぎです。

炭酸水はもともと「酸性」であり、何も入っていない状態では刺激があり、酸っぱく感じます。

これを飲みやすくするためには多くの糖分が必要となりますが、

水分補給などとして飲む場合はどうしても糖分を過剰に摂取してしまうことになりがちです。

糖分摂取の目安としては一日に50g程度まで(角砂糖3gで約17個)。

三度の食事で糖分を取りますが、それに加えて炭酸飲料を取ってしまうとどうなるでしょう。

コーラ350mlで約34g(角砂糖11.3個)。

これが1日1本ではなく、朝、晩・・・500ml・・・と考えると明らかに過剰摂取となってしまうのです。      

また炭酸飲料を飲むことによってどうしても胃腸に「膨満感」が出てしまうため、

スポーツを行う前などに飲むことはパフォーマンスに少なからず影響が出てしまうと考えられます。

 

 

【よい派】

炭酸水を飲料として飲むと筋肉の疲労回復によいといわれています。

一般の水と比べて、炭酸水はその中に含まれている重炭酸によって筋肉にある乳酸を体外に排出する効果があるといわれています。

サッカーイタリア代表チーム公認の微炭酸飲料などがあるように、その効果を積極的に利用しているところもあります。ただし必ずしも、乳酸=疲労物質ではないことも理解しておく必要があります。

乳酸は体の中で再利用されてエネルギー源となるからです。

「炭酸飲料が体に悪い」といわれてきた理由の大きな原因は糖分摂取にありますが、よい点も理解しながら上手に利用するとよいでしょう。

結局は飲みすぎは体に良くないので、何でも適量が大切だということになると思います。

 

大阪市東住吉区湯里1-14-4

06-6702-7004

 

土日祝日も診療、アスリート専門

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

トレーニングの基本7法則について

こんにちは!

今日はトレーニングをするうえで大切な7法則について書いていきます。

トレーニングを行う際に基本となる7法則があります。

ただやみくもにトレーニングを続けるのではなく、これらの法則を理解した上で行っていくとより効果的です。

 

1)過負荷の法則(オーバーロードの法則)       

 トレーニングを行うときは、ある一定上の負荷で運動しなければ効果があらわれないという法則です。

いつも同じ負荷のトレーニングをしていても人間には適応能力があるため、トレーニングを続けていくうちに体が負荷に適応してしまいトレーニング効果が薄くなってしまいます。       

 2)漸進性(ぜんしんせい)の法則       

 トレーニングの質と量は、少しずつ増加させていくようにするという法則です。

トレーニングは個人の能力に対して低すぎては効果は上がらないし、高すぎては障害を起こすこともあります。

負荷を高くする場合、一度にあげるのではなく少しずつ負荷を高くしていくようにしましょう。急激な負荷の増大はトレーニング効果を減少させたり、ケガの原因となることがあるため注意が必要です。        

3)全面性の法則        

トレーニングはバランスよく行うという法則です。

体力と一言でいっても筋力、持久力、瞬発力、敏捷性、平行性、柔軟性といったようにいろんな要素が考えられます。

これからの要素を偏りなくトレーニングしていくことが必要です。        

4)反復性の法則        

トレーニングは、1回で効果が得られるという即効性のものではありません。

効果は適度な間隔で繰り返し反復、継続することによって得られるものです。

継続は力なりという言葉どおり、少ない頻度でも長期間続けていくことが大事です。        

5)個別性の法則        

トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、個人個人にあったトレーニング内容を考慮する必要があるという法則です。

トレーニングはしばしば集団で行われることがありますが、その中でも個人の能力や性別、体力、目的などさまざまな要素を考慮してトレーニングプログラムを提供する必要があります。        

6)意識性の法則        

トレーニングや練習を行う選手自身が、「なぜトレーニングをするのか」「どの筋肉を使ってトレーニングしているのか」といった目的や目標意識をもって実施することが必要であるという法則です

視覚的に「この筋肉」と見ながらトレーニングを行う、また実際にさわって刺激を与えた上でトレーニングを行うとより効果的であるといわれています。        

7)特異性の法則        

短距離ランナーの選手が持久走の練習を繰り返し行っていてもその競技のパフォーマンスに結びつかないように、目的によってそのトレーニングの内容は変わります。

その競技の種目特異性にあったトレーニングを行う必要があるという法則です。

以上がトレーニングの7法則です。

参考にトレーニングに励んでいただき、ケガをしない身体作りをしていただければと思います。                              

赤い筋肉と白い筋肉・トレーニングの動作様式について

こんにちは!

聞いたことがある方もおられるかと思いますが、人間の骨格筋には赤い筋肉と白い筋肉があります。

今日は、その2種類の筋肉の役割について解説していきます。

運動の原動力は筋肉が収縮することからおこります。

その筋肉には遅筋(赤筋)と速筋(白筋)の二つのタイプがあり、誰もがその二つのタイプを持ち合わせています。

その二つの筋肉の割合によってその人に向いている競技が決まってきます。                                

 

【遅筋について】

字のごとく運動への立ち上がりがゆるやかで、強い力を発揮することは出来ないが、酸素とエネルギー源がある限り長時間にわたって運動を続けることが出来ます。                                 

持久的スタミナが必要とされるマラソン選手に、この遅筋は多いといわれています。

筋繊維は細めです。                                 

 

【速筋について】

急激に収縮して瞬発的な力を発揮することが出来ます。

大きな力を出しますが短時間であり、スタミナがありません。                                 

短距離走の選手に多く、筋繊維は太めです。                                

 一般的にはウエイトトレーニングで速筋が増え、ジョギングのような有酸素運動においては速筋が遅筋に変化するといわれています。

トレーニングの仕方によって筋肉の二つのタイプのどちらがより強化されるかが変わってくるのです。

 

 ★トレーニングの動作様式

 

 筋肉が張力を発揮するときの筋活動様式は                                      

・等尺性筋収縮(アイソメトリック・コントラクション)                                      

・短縮性筋収縮(コンセントリック・コントラクション)                                    

・伸張性筋収縮(エキセントリック・コントラクション)                                

 の3つに分けられます。                                                

 等尺性筋収縮とは、関節運動が伴わず、筋肉の長さも変化しない状態で力を発揮する状態を指します。                    

腕相撲が拮抗した状態はアイソメトリックになります。                                                                                    

 短縮性収縮とは、筋肉が縮みながら力を発揮する状態、伸張性収縮とは、短縮性収縮と反対に筋肉が伸びながら力を発揮する状態を指します。                    

体を起こす腹筋運動はコンセントリック                 

起き上がった状態から戻す動作はエキセントリック                                                                                         このような筋活動様式によって行われる筋肉トレーニングを、それぞれアイソメトリックトレーニング、コンセントリックトレーニング、エキセントリックトレーニングといいます。        

1)アイソメトリックトレーニング筋肉が長さを変えないで力を発揮する活動様式を利用したトレーニング法です。

障害予防のため、またリハビリトレーニングの初期段階で多く用いられます。

このトレーニングでは筋肉が短縮したり伸張したりすることがないため、スポーツの技術やパフォーマンスを向上させるといった神経系の改善にはあまり効果がないと考えられています。                                        

2)コンセントリックトレーニング筋肉に一定の重さを加えながら筋を短縮性収縮させて行うトレーニングです。

運動種目にあった動作でできることから、神経系の改善に役立つと考えられています。                                       

3)エキセントリックトレーニング筋肉に一定の重さを加えながら筋を伸張性収縮させて行うトレーニングです。

非常に負荷が強くなり筋肉痛が強く出る傾向があります。懸垂時の元に戻す動作などがその例です。


※コンセントリックとエキセントリックについては、ダンベルやバーベルを用いるときのように負荷が一定であればアイソトニック(等張力性)、筋肉の収縮速度が一定であればアイソキネティック(等速性)と呼ばれます。

                                

4)アイソキネティック(等速性)トレーニング関節が動く全範囲にわたって筋肉が最大力を発揮できるトレーニング法です。このトレーニング法では、特殊な装置(トレーニングマシーン)を利用し、運動の全範囲にわたって運動速度が一定になるようにします。

以上が赤い筋肉(遅筋)と白い筋肉(速筋)とその動作様式に対する説明です。

今後のトレーニングの参考にしていただければと思います。                                

トレーニングと競技力向上について

こんにちは!

今日はトレーニングの意味と、競技力向上について書いていきたいと思います。

スポーツ選手にとってトレーニングは必要不可欠なものです。

筋力をつけたい、体格を大きくしたい、パワーアップしたいとさまざまな理由が考えられますが、最も重要であるといわれているのが「競技力向上」と「ケガの予防」です。        

 1)競技力向上のため         

トレーニングを継続して行うことで、必要な体力要素(筋力、パワー、スピード、筋持久力など)を効率よく高めることが可能です。

また基礎体力の土台がしっかりしていると、より高度な技術や戦術を習得しやすくなります

たとえば体幹を鍛えることで支持能力が向上し、軸のぶれないスイング動作が可能になるといったことや、下肢筋力の向上によって走力がアップするなどが考えられます。        

 2)ケガの予防のため         

必要な体力要素が向上するということは、スポーツ活動にかかる負荷やダメージによるスタミナの消耗を軽減させる効果が期待できます。また外部からの衝撃を和らげる能力を向上させることが可能です。

筋力を強化することによって関節の不安定性を改善する効果が期待できます(何度も繰り返す足関節捻挫など)。        

 3)筋力バランスが安定する         

競技で使用されにくい部位を鍛えることができ、正しい姿勢を保つことで関節支持能力を高める効果が期待できます。

たとえば片側スイング動作を繰り返す競技(野球のバッティング、ゴルフ、テニスなど)では左右の筋バランスが崩れ、傷害を起こす可能性が高まりますがトレーニングを行うことである程度予防することが可能になります。        

 4)心理的影響への期待         

「これだけトレーニングを行った」という自信はスポーツ選手にとって心理的なアドバンテージをもたらすといわれています。

                                            

★ 競技力向上のピラミッド                               

 スポーツがうまくなるためには土台となる基礎体力作りが欠かせません。

土台が大きければ大きいほど、より高度な技術や戦術を習得することが可能です。

ただし技術練習ピラミッド.gifばかりでトレーニングを行わず、土台が小さい場合は、高度な技術や戦術を習得することがむずかしく、結果として競技力の差が生まれてしまうのです。

いかに、基礎体力の向上が大切かということを理解していただき、競技力向上のための参考にしていただければと思います。                                     

野球のピッチャーが球を早く投げるには!! 投手必見

 

 

 

●下半身のスムーズさが、「速さ」を生む●

しっかりと体重が乗ったボールはフルスイングされたバットにも負けない
威力があり、「速いボール」「重いボール」などと言われます。

では、どうやったらボールに体重を乗せることができるのでしょうか?

1、足をあげたあとの『タメ』
2、投げ終わったあとに、『一本足で立てるかどうか』


これが重要です!

 

プロ野球の解説などで、『投手の身体の開きが早い』といった
表現が使われますが、これの意味は、

『投げ急いだために、身体の正面を相手打者に向けるのが早すぎている投げ方』

です。

そうならないために、しっかりと『タメ』を作りましょう!

右投手の場合、右足のつま先をショートの守備位置の方に
向けるような意識を持って、お尻を相手打者の方に向けるようにすると、
身体の開きを防げます。(左の人はセカンド側へ)
この状態を『タメ』といいます。

まず、お尻を起点として、上半身と下半身が『く』の字になるようにします。
このとき体重は軸足(右投手なら右)にかかっています。

そして、『く』の状態のまま前方へ移動していき、
軸足に体重を残したまま、左足を地面につけます。
このとき、左足に力を入れないこと。
体重を乗せる比率は、
右足:左足=8:2

左足を着地させてから、膝を打者方向に向けます。
右足で強く蹴り込むようにして(この力がボールに加えられる)、
ボールをリリースします。

この下半身の動きがスムーズにできるとボールの勢いが増し、
早いボールを投げられるようになります。

 

次に投げ終わった後に一本足で立てるかどうか?

これができなければ

うまく踏ん張れずに、ボールに力を伝える事ができません!

ここで重要になるのが

しっかり足の指先まで使えているかどうかです!

 

 

右のような足になっていませんか?

これは、横アーチという潰れてしまっている状態です!

こうなってくると、浮き指という状態に外反母趾などなり

足先が使えず

踏ん張ることやバランスがとりにくくなったりと

足に様々な悪影響を及ぼしてきます!

 

そのままにしておくと

他の部位に影響が出ることもありますので

足の治療が必要になってきます!

 

しっかりとした足腰の安定性を出したい方

一度ご相談ください!!

 

 

 

 

 

アメフトによく見られるスポーツ傷害・外傷

こんにちは!

今日はアメリカンフットボールに多く見られるスポーツ傷害について書いていきたいと思います。

アメフトはヘルメットやショルダーなどの防具を使用して行うフルコンタクト競技です。

外傷予防のための防具を使用していますが、激しいプレーによってさまざまな外傷・障害が発生します。          

また急なターンやステップワークが多いプレー、ムリな姿勢でのタックルは下肢の外傷のみならず、頭頸部の外傷を引き起こすことがあります。                                
アメフトでよくみられる傷害は、大腿部肉れ・足関節捻挫・膝後十字靭帯損傷・バーナー症候群・頭部外傷(脳震盪症) などがあります。

 

★肉離れ

肉離れとは乱暴な動きや突然の動作によって、特に筋肉が過度に伸ばされ、裂けることによって起こります。

大腿後面(ハムストリングス:太ももの後ろ)に最も多く発生し、大腿前面、ふくらはぎ、上腕部などにもみられます。         

 原因としては過度の伸展、大きな負荷への急激な筋肉収縮、筋肉のアンバランス(屈筋の筋力が伸筋の50%以下になると肉離れの発生頻度が高くなるといわれている)があげられます。

また最近ではストレスによる肉離れも増えているといわれています。         

 受傷直後にはRICE処置が有効です。軽度の場合は弾力包帯などによる軽い保護と支持のみで、引き続きスポーツ活動することが可能です。

その場合は活動時、軽い重苦感はあるものの、関節の可動域や筋力に変化がないときです。

原則として2週間程度は歩行以外の下肢への荷重刺激を避け、損傷筋の伸展による筋力強化は見合わせるようにします。   肉離れの予防としては日頃から十分なストレッチングをおこなうこと、疲労の蓄積を防ぐことなどがあげられます。                                             

★チャーリーホース                                         

チャーリーホースとは大腿部前面の筋肉への打撲傷とその後の筋肉硬直のことをさします。

バスケットやラグビー、サッカーなどコンタクトスポーツと呼ばれるものによく見られます。

大腿部前面に強い打撃が加わり、筋肉が大腿骨の硬い表面と打撃の間にはさまれてしまうことで起こります。        

 痛み、筋肉内での内出血、腫れなどの症状が見られますが、受傷直後はほとんど気づくことなく選手はプレーを続けることができます。

練習や試合の終わり頃になって筋肉の深部に痛みを訴えるようになります。

応急処置としては膝を曲げた状態で大腿四頭筋を伸ばし、痛みがなければその状態でRICE処置を行います。

痛みがある場合はムリに膝を曲げないようにします。

受傷直後は気がつかないことが多い傷害なので素早い対応が必要です。         

痛みがなくなった段階で患部のストレッチを行い、関節の可動域が正常範囲に戻った段階で大腿四頭筋の筋力強化を行っていくようにします。

痛みをおしてのエクササイズは骨下性筋炎に移行する危険性があるので十分注意するようにしましょう。 

 

★足関節捻挫

スポーツ外傷の中で最も多いケガの一つです。足部の「内側ひねり」による内反(ないはん)捻挫と、足部の「外側ひねり」による外反(がいはん)捻挫があります。

圧倒的に内反捻挫が多く、この場合は外側くるぶし周囲の靭帯の損傷(この場合は靭帯が引き伸ばされること)であり、逆に外反捻挫では内側くるぶし周囲の靭帯の損傷となります。                         

症状としては痛み、腫れ、運動痛などがあり、関節の可動域(本来動かすことのできる関節の角度範囲)の異常などが見られます。                         

初期治療にはRICE処置(「ケガの応急処置」にて解説)が効果的です。

痛みのなくなった段階でのリハビリテーションとして筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)などが効果的ですが、これは足関節捻挫の予防にもなります。

関節の不安定性(グラグラする)が強い場合は手術をすることもあります。                                              

 

★疲労骨折                                             

疲労骨折は「金属疲労」という言葉から由来されたものです。

スポーツ動作により繰り返し強い力が加わると、骨に微小なストレスが蓄積されていくため、骨に微小な骨折が生じます。

またそのまま放置しておくと完全骨折にいたります。         

 脛骨(けいこつ:すねの骨)、中足骨(ちゅうそっこつ:足の甲の骨)、腓骨(ひこつ:すねの骨)などに起こりやすいですが、肋骨(ろっこつ)、大腿骨、骨盤、膝蓋骨(しつがいこつ:膝のお皿の部分)などにも起こります。

また骨の柔らかい若年層に多く発生し、高校一年生が本格的に部活動に参加する6月から夏にかけて多発します。          主な症状としては運動痛と圧痛があり、初期の場合は軽い運動ができることもありますが、進行すると運動することが困難になります。

したがって運動時に関節以外の部位を痛がる場合には疲労骨折を考慮する必要があります。          

ほとんどは1〜2ヶ月の練習中止で治りますが、一度生じると慢性化することが多いため、疲労がたまらないようにすること、練習が単調にならないようにすることが大切です。

 

★離団性骨軟骨炎

離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)は、関節面を含む骨の軟骨片がはがれ、時には遊離体となってしまう状態のことです。膝関節では内側部に多くみられますが、肘関節などでもみられます。         

 離断性骨軟骨炎の離断骨片がまだ完全には離れていないときや、遊離していても膝機能に大きな影響を与えていないときは、膝の鈍痛を感じる程度のことが多く、スポーツ活動などで激しい動きを強いられない限りひどい痛みを訴えることは少ないようです。

しかし遊離体が膝関節内に挟まれてロッキング(関節の動きがある一定でとまる、ロックされる)状態になるとスポーツ活動に影響がでます。         

 ロッキングを起こしたことのある膝関節をそのまま放置しておくと、関節内の炎症が慢性化し、痛みがどんどん増悪することがあるので、一度レントゲンなどをとって骨の状態を確認する必要があります。          

これらの症状は骨がまだ完全には出来ていない、成長期にある10〜15歳の男子によくみられる症状であり、多くの場合は練習量を減らす、しばらく休養する、消炎剤の投与やアイシングなどの保存療法で症状が軽減されます。         

ただし荷重関節(体重がかかる関節)であるため、痛みが継続して慢性化している場合は手術などによって遊離体を除去することもあります。                                    

 

★後十字靭帯損傷                                                         

後十字靭帯損傷は、膝をついて倒れた時や前方から膝を圧迫された時、脛骨(けいこつ:すねの内側の骨)が後方に押し出されて損傷します。

スポーツ外傷としてはコンタクトプレー(接触動作)によるものが多く、タックルや転倒などでみられます。                  

後十字靭帯を損傷すると、膝裏の痛みと関節内血腫(いわゆる膝に血液を含む水がたまる)をきたすことが多く、ひどい場合は膝を立てると脛骨が後方にずれるのが観察されことがあります。

後十字靭帯のみの単独損傷では、前十字靭帯損傷にみられるような膝くずれの現象は生じないようです。  

単独損傷の場合はRICE処置を行い、保存的な治療を優先させますが、陳旧性(ちんきゅうせい:古くからのケガ、古傷)の後十字靭帯損傷では跳躍動作のときの脱力感や膝の屈伸動作に支障が出る場合もあり、そのときは再建手術を行います。 

再建術を行った場合は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながら、およそ半年から9ヶ月程度で競技復帰を目指すようにリハビリプログラムを行っていくことになります。

個人差がありますのでそれぞれの筋力に応じたトレーニングを行いながら復帰を目指すようにしましょう。

 

★バーナー症候群

アメフトやラグビーなど激しい当たりの多いスポーツで見られ、頸部神経過伸展症候群、通称バーナー症候群と呼ばれています。

頸部からの神経走行と逆の方向に首に衝撃が加わって神経が引き伸ばされ、火がついたような強烈な痛みをともないます。神経が走っている方向に衝撃が加わって起こることもあり、これは神経が骨の間に挟まってしまうのが原因とみられています。        

首や肩、腕、背部などに強い放散痛(ほうさんつう)が見られ、しびれ感、また握力の低下などの神経障害がおこります。        一度受傷すると瘢痕(はんこん)による肥大化、癒着(ゆちゃく)などによって神経脊髄神経の通路が狭くなり、神経の圧迫や伸展されやすくなるため、競技復帰には注意が必要です。

神経障害の経過回復をまず優先させるようにしましょう。                                             

 

★頚椎椎間板ヘルニア                                             

頚椎(けいつい)には3つの機能があります

@頭部を支える役割

A頭部を動かす運動機能

B神経組織を保護する機能

とがありますが@、Aに重要な役割を持っているのが椎間板と椎間関節です。        

椎間板の変性は後天的な要因として、たとえばラグビーのタックルやサッカーのヘディング動作の繰り返しなどによるスポーツ外傷や過度の負荷がかかることで機能障害を起こすことがあります。

椎間板の中にある髄核(ずいかく)と呼ばれる部分が後方へ隆起し、神経を圧迫するものを椎間板ヘルニアと呼びます。        頚椎で起こる椎間板ヘルニアは、頚部から上肢にかけての激しい放散痛がみられ、また圧迫を受けている神経の支配する領域にかけての筋力低下や知覚鈍麻などがみられます

MRI検査を受けることで的確な診断が確定しますので、このような症状があてはまる場合は早急に病院を受診するようにしましょう。        

一般的な治療法として、急性期の痛みの激しい時期では安静、頚部牽引などを行い、消炎鎮痛剤の投与で経過観察としますが、保存療法で症状が軽減しない場合は手術が適応されることもあります。

 

★ショック症状

ショックとはいろいろな原因・誘因によって急激に全身の循環血液量が減少し、精神的・身体的活動能力が著しく低下した状態をさします。原因としては、次のようなものがあげられます。

 1)重度の障害で痛みが激しい。          

2)複雑骨折、重度の挫傷がある。         

 3)大量の出血をおこす。          

4)恐怖、悲嘆など精神的打撃が大きい。          

5)内臓への障害がある。          

症状としては、顔面が蒼白で、反応が鈍くなり、指先、唇、耳などは暗紫色への変化が現れます。

顔や手に冷や汗が出て体温が下がり、しばしば体の震えや悪寒などが見られます。

脈は速くて弱いため、触れることが出来ない状態になります。呼吸が浅くて回数が多く、しかも不規則であり、血圧も下降します。重症の場合は全く意識がなくなり、深く長い呼吸と浅く短い呼吸を繰り返すようになります。        

ショック症状が見られる場合は、仰向けに寝かせて脳や心臓に十分な血液が流れるように枕を用いず頭を低くして10〜15度くらい下肢を挙げるようにします。

頭部に外傷・障害のある場合は、水平の体位に保つかわずかに頭を高くするようにします。                                            

★ 脳震盪(しんとう)症                                             

ラグビーのタックルで頭を打って倒れたときや、ボクシングのノック・ダウンを受けた後に見られることがあり、意識障害が一過性にあるものです。

通常6時間以内に意識障害は回復するとされています。          

頭部損傷の場合はただちに意識確認をおこないます。

意識が確認できたら選手に時、場所、状況に関する質問をおこない、返答状態や動作に異常がある場合は直ちにスポーツ活動を中止させます。

瞬間的な意識喪失が見られる場合でも軽度の場合は1〜2分以内に意識が戻り、スポーツ活動に復帰しようとします。

この際も注意深く選手の状態を観察することが必要です。

 

以上がアメフトでよく見られるスポーツ傷害です。

アメフトほど、大きな選手が高速でコンタクトするスポーツはなかなかありません。

プロテクターを装着しているとはいえ、身体には相当なダメージがあります。

大きな故障が起こる前に、早めの治療をお願いいたします。        

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針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

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院長郷田 博基
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