柔道のスポーツ傷害・外傷について

こんにちは!

今日は柔道におけるスポーツ傷害につて解説していきます。

柔道は、相手を投げ、首を絞め、体を固め、関節を極めることで勝敗を決めるスポーツであるため、非常に傷害の発生率が高いといわれています。

受傷するときは技をかけにいくよりも、受け手にまわるときのほうが多く、ムリな体勢を取ることによっておこります。

特に下肢の傷害が多くみられますが、手を突いて防御することによる上肢の傷害も発生します。

よくみられる傷害については、肩関節(亜)脱臼・鎖骨骨折・半月板損傷・前十字靭帯損傷などがあります。


★肩関節(亜)脱臼                                             

上腕骨と肩甲骨をつなぐ肩甲上腕関節(いわゆる肩関節と呼ばれる部分)は実に様々な動きをすることができます。

それは同時に肩関節の不安定性を持ち合わせています。投球動作など腕が肩より上方にあがり、振りかぶった姿勢のときが関節力学的に弱い肢位(しい)とされ、そのときに大きな力やストレスが肩にかかることで脱臼することがあります。

そのほとんどは上腕骨が前方にズレる前方脱臼といわれるものです。        

脱臼は完全に関節の接地面がズレた状態、亜脱臼とは一部関節の接地面が残っている状態をいいます。

亜脱臼の場合は肩の位置が通常と変わらないように見えますが、少しでも動かそうとすると痛みを伴います。

脱臼の場合は異常に肩が落ちた状態が見られます。        

このような傾向がみられたらただちにアイシングと圧迫を実施し、バンテージなどで固定をしてすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

一度肩関節の脱臼を起こすと8割以上が再発するといわれており、関節が不安定になっていくとされています。

保存的には安静とローテーターカフを含めた肩関節周囲筋群の強化をおこなうようにします。

重度の場合は手術療法をおこなうこともあります。


★鎖骨骨折                                             

鎖骨骨折は肩でもっとも多発する骨折です。

骨への直接打撃によっても起こりますが、実際は転倒して腕や肩から力が鎖骨へと伝達されて起こることがほとんどです。

鎖骨骨折は介達外力(かいたつがいりょく:外力が加わった部位から離れた部位に骨折が生じるもの)による骨折の代表的なものです。コンタクトスポーツ(ぶつかり合いのあるスポーツ)や転倒する可能性のある動作(スキー、スケートなど)をする選手によく見られます。        

骨折部での強い痛みと腫れ、圧痛などが見られ、動きによっては骨折端どうしがこすれあって生じるガリガリという感覚(礫音)が起こることもあります。

また選手は肩甲帯にかかる力を軽減するために患側(ケガをしている側)の腕を抱きかかえるようにしています。

このような症状が見られたら上肢をバンテージなどで固定し、アイシングをしながらすみやかに医療機関に搬送して医師の診察を受けるようにしましょう。        

痛みがなくなった頃から少しずつ可動域を戻すリハビリテーションを行うようにします。

4〜6週間後、しっかり骨が癒合したかどうかをレントゲン撮影で確認し、その後競技復帰するようにしましょう。

しっかり骨癒合されていないまま復帰すると再骨折する可能性があります。


★半月板損傷

半月板は膝関節内にある組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ:すねの骨)の安定性を与え、膝関節にかかる体重負荷を吸収分散するクッションの働きをします。

半月板が損傷されると円滑な膝の動きが妨げられます。         

 半月板損傷の特有の症状として、膝のロッキング(引っかかり現象:円滑な膝の動きが損なわれた状態)があらわれます。

完全伸展あるいは屈曲(膝の曲げ伸ばし)ができず、激しい痛みが伴い、弾発音(クリック)とともに動きが回復する場合はその典型的なものです。サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、野球などの受傷が多くみられます。         

 損傷部位によってはギプスや縫合手術で治ることもありますが、それ以外では半月板の切除手術が必要となります。                                             


★有痛性分裂膝蓋骨                                                                     

 膝蓋骨の一部が分離し、離開がみられるものを分裂膝蓋骨といいます。特に膝蓋骨の上外側にみられることが多く、半数は無症状です。

しかし痛みのあるものは有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)といい特に激しいスポーツや運動中または運動後に膝関節痛を起こします。

分裂膝蓋骨は男女ともにみられますが、痛みを訴えるものの多くは男性にみられます。

痛みが出た場合はRICE処置を行い、しばらく練習量を減らしたり、安静にすることで症状は軽減することが多いです。

また大腿四頭筋は膝蓋骨に付着しているのでこの筋肉のストレッチを行うことも有効です。

しかし分裂膝蓋骨と母床(膝蓋骨の本体)との境目の部分に圧痛が続く場合には、手術によって分裂膝蓋骨を摘出することが必要となります。

手術後はしばらくは激しい運動は控えるようにし、徐々にリハビリを行いながら競技復帰を目指します。

およそ2〜3ヶ月ぐらいが目安となるでしょう。


★前十字靭帯損傷                                                                      

前十字靭帯は膝内部にある靭帯で、主に脛骨(けいこつ)が内旋(ないせん:内側ひねり)しながら前方にいきすぎないように抑制する働きがあります。

この靭帯が断裂、損傷すると脛骨は前内方へ亜脱臼し、膝関節の安定性は損なわれることになります。         

他競技ではサッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、野球などで受傷することが多く、受傷時には靭帯の切れる鈍い音を感じることがあります。

その後数時間すると膝関節が腫れ、膝の中に血がたまることもあります。                                                            膝関節の外傷の場合は前十字靭帯損傷を念頭に置いた上で、すみやかにRICE処置を行い、医療機関で診察を受けるようにします。

ケガの急性期(受傷から48時間以内)を過ぎてスポーツ活動に復帰すると、膝くずれを起こし、二次的に半月板や軟骨に損傷が及ぶことがあります。

受傷後もスポーツ活動を続けたい場合は、前十字靭帯の再建手術(靭帯を作り直す手術)が必要になることが多いようです。 再建手術には膝蓋骨についている膝蓋靭帯を使用する方法(BTB法)とハムストリングス(ふとももの裏の筋肉)の半腱様筋(はんけんようきん)を使用する方法(ST法)、人工靭帯を使用する方法などがあり、それぞれに長所と短所がありますので医師と相談の上手術法を選択することになります。手術後は再建した靭帯が緩まないように最善の注意を払いながらリハビリを行い、個人差はありますが約半年から8ヶ月程度で競技復帰することが可能となります。

 

以上が柔道でよくみられる代表的なスポーツ傷害です。

武道は元来、人間を殺傷する技です。

スポーツとして体系化されルールにのっとって行われているとはいえ、身体へのダメージは他競技と比較しても大きなものとなります。

普段の稽古による鍛錬はもちろんのこと、きっちりとしたケアをおこなわずに競技を続けると、身体に故障を起こすのは明らかです。

武道系の選手は、武道をしているのだから、少々痛いのは当たり前と考える傾向があります。

たしかに、ちょっとした打ち身程度なら放置しても大丈夫でしょうが、大きな障害につながる可能性のある痛みが潜んでいることもあります。

根性も大切ですが、身体が壊れてしまっては元も子もないので、無理をせず早めに治療に来ていただきますようお願いいたします。

 

 



バスケットボールによるケガについて

こんにちは。
今回はバスケットボールによるスポーツ傷害について書いていきたいと思います。

バスケットボールによる怪我はたくさんあります。
スポーツによる怪我は100パーセント防ぐことはできません。

バスケットボールに多い怪我は、足首の捻挫、膝の捻挫、肉離れ、打撲などです。
足首の捻挫は一番多く診られます。

バスケで骨折や脱臼は少ないですが、突き指による怪我や肩の脱臼はあります。

バスケの怪我で来る患者さんを診ると、必ずと言っていいほどみな足の指に力が入っていません。
また親指の付け根に魚の目ができてる子もいます。
指に刺激がないので特に小指の爪が無くなりかけていいたり、外反母趾や内反小指になってる子もいます。
足の指に力が入らないと、重心が後ろに傾いたり足首に力が入りずらくなります。
つまり、怪我をしやすくなってしまうのです。


バスケはとてもハードなスポーツなので、あらゆる体に歪みを生むことがあります。
スポーツ心臓、成長障害などで、成長障害とは成長軟骨や骨端線の障害、関節の内、外反変形、疲労骨折や機能障害などです。
今のスポーツは競技で勝つ事が優先され、これは小学生でも例外ではありません。
その為、痛みをがまんし来院するころにはだいぶ症状が進んでいる事が多くあります。
最悪手術やスポーツを断念しなくてはならない事もありますので、痛みを感じたら我慢せずすぐに医療機関を受診してください。

最後に一番多い足関節の捻挫ですが、軽い捻挫を自然に治してる方もいますが、たかが捻挫と言ってもとても危険です。
一度の捻挫で何十年も苦しむ方もいます。
また関節がゆるくなり、いわゆる「くせ」になることもあります。
これは、捻挫に伴い関節のズレが生じそれがそのまま固まってしまうからです。
治ったようでも疲れてくると腫れたり、押すと痛かったり力が入らなかったりするので、たかが捻挫と思わず必ずしっかり治してください。
一度緩んだ関節は元に戻すのは大変ですから。

当院ではスポーツ専門の治療院としてアスリートさんの痛みの除去、競技の復帰さらにはパフォーマンスの向上につながるように取り組んでいます。
また、足元の測定や筋肉量・バランスの計測を行いプレーの中での癖を予測し痛みが再発しないように持っていきます。

バスケットは怪我の多い種目です。
当院では特殊な電気治療器(EXE)や鍼灸、テーピングなど様々なアプローチ法を用意し一人一人の症状にベストな治療を組んでいきます。

スポーツでの基本は違和感を感じたら無理をしないことです。
出来ればその時点ですぐに体を診てもらえる所に行くのが予防になります。
痛みがでて故障してしまうとどうしても練習を抜けてしまう期間が出てきてしまいます、もしお体に不安があるのであればぜひ一度ご連絡ください。

 

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

スポーツ選手・アスリートに必要な足のアーチ

こんにちは

今日は、スポーツをする上で

必ず必要な足のアーチの話をします。

 

 

足裏は親指の付け根、小指の付け根、かかと、この3点に重心を置き、つないだ所に程よいアーチを作っています。



一般的には、土踏まずと言われるところは、親指とかかとをつなげている所で「縦アーチ」と呼ばれます。

小指からかかとをつないだ「外アーチ」と呼ばれるところは外側に倒れ込まないようにアーチで支えています。

そして、親指と小指をつないだ指の付け根の「前足部ア-チ」は、歩くたびに関節が当って痛くないようにアーチで盛り上げ、指先にしっかり力が加わりバランスとるのに必要なアーチです!

この3本のアーチが程よい弓状をしていることが大切なのです。

程よいアーチを形成している事により、

  1. クッション機能  →  衝撃を吸収し疲れを予防します。
  2. ポンプ機能 → 血行を促進し、むくみ、冷えを予防します。

 

 

ここで質問です。

3本足の三脚と4本足のイス、どちらがより安定すると思いますか?

正解は三脚です。イスは確かに安定しますが、「地面が平たんなら」という条件付きになります。

もっと言うなら、平らな床でもガタガタしているイスもありますよね?

その点、三脚は地面の凹凸に合わせて、自由自在にバランスを取ることができます。

自然界に直線はなく、人間の歴史上、今のように道路が整備されたのも近年のことです。

3つの接地点で体重を支える構造は、整っていない地面を歩いてきた人間にとって、

体の土台を安定させるためにベストな仕組ということになります。

また、足裏は体の表面積の1%程度しかありません。

その面積だけで体重全てを支えるのは、物理的に無理がありますよね。

そこで活躍するのがこの3本のアーチです。

足裏の血管や筋肉へのダイレクトな衝撃を防ぐクッションになったり

体重を逃がしながら分散させるポンプになったり、体を前に運ぶための前進力になったり、

人間が歩行する上で欠かせない機能なんです!

 

程よいアーチを形成している事により、

  1. クッション機能  →  衝撃を吸収し疲れを予防します。
  2. ポンプ機能 → 血行を促進し、むくみ、冷えを予防します。

 

 

 

<足裏のアーチが崩れると>

ふくらはぎ、裏もも(ハムストリングス)などに疲れが出やすく

つることも多くなります。

また、前足部アーチが崩れてくると

指先が使えにくくなり、

バランスも悪くなり、陸上などの走る競技

バレー・バスケなどのジャンプ系競技だけでなく

サッカー・テニスなどのフットワーク系の競技にも影響を与えます。

 

<こんな症状があったら要注意>

 

「足が幅広になってきた」
「歩くと疲れやすくなってきた」
「タコや魚の目ができてきた」
「外反母趾が進んできた」

などの足トラブルが発生したら、ほぼ間違いなく、足裏アーチが崩れています。

 

 

<治療、改善方法>

矯正テーピング!

足裏に刺激をしっかり入れること!

足をしっかり使うこと!

足指じゃんけん「パー」

足指じゃんけん「グー」

足の指を大きく広げる運動。

骨と骨との間の靭帯を強化し、横のアーチを形成するのに有効な運動です。

簡単なようですがビクとも動かずまったく広がらない場合もあります。

でも、毎日続けていれば3ヶ月ぐらいで見事に広がるようになります。

 

 

足裏アーチの崩れ=体の土台の崩れですから、

体のどこに、どんな症状が発生してもなんら不思議ではありません。

スポーツにも影響を及ぼします!

 

足のことで

ご相談があれば一度ご連絡ください!

鍼灸での全身調節

こんにちは。

今回は鍼灸で効果を得ることができる全身的な効果について書いていきたいと思います。

鍼灸とは全身調整

 身体自身が元々持っている元気を取り戻せるように、
 身体全体を調整 していく事が鍼灸の本来のはたらき です。
 身体全体を調整していくことは、遠いように見えて、
 実は 一番の近道 なのです。

 

  「全身調整」といえばまず思い浮かぶのは、
  「骨格調整」や「姿勢・バランスの調整」といった、形のはっきり見えるもの。
  次に「自立神経調整」や「血のめぐりの調整」といった、
  直接は見えないけれども形のわかるもの。
  では、鍼灸治療でいうところの「全身調整」とは、
  一体どのようなものでしょうか?

  鍼灸治療(経絡治療)における「全身調整」を考えるとき、
  「調整役」という役割に例えてみると分かりやすいと思います。
  「仕事を調整」したり「人を調整」したりする、
  「調整役」の人を思い浮かべてみて下さい。

  仕事や政治の現場において一番大変なのは「調整」ではないでしょうか?
  一つの部署を優遇すれば、必ず他の部署にしわ寄せが来る。
  そこをどのように調整するべきか・・・
  一方の要望を通せば、必ず他方で不満が噴出する。
  どこに「落としどころ」を見つけるか・・・

  あちらを盛り立てれば、こちらを抑え、
  足りていないところには気をくばり、
  あちらの主張もこちらの主張も出来るだけ穏便にまとまるように、
  一点だけを見るのではなく、関わりのあるものすべてが上手くいくように、
  細かく地道に少しづつ、時間をかけて、説き伏せてまわる・・・

  そんな地味な、縁の下の力持ちのような「調整役」の働きこそが、
  まさに鍼灸治療でいうところの「全身調整」に相当します。

  身体全体をみて「あちらを盛り立てれば、こちらを抑え、
  足りていないところには気をくばり、一点だけを見るのではなく、
  関わりのあるものすべてが上手くいくように・・・」
  といった働きかけを行うのが、鍼灸治療の「全身調整」なのです。
  この鍼灸治療の「全身調整」の事を「本治法」といいます。

  本治法とは、「1回受ければウエストが10p細くなる!」
  といったような派手さや華々しさはありません。

  けれど地道に全体を調整していく事で、
  時間が経つにつれ、その働きは大きな結果を生む事になります。

 

西洋医学にない視点

 「身体全体をみる」
 「全体を同時に捉えるシステムがある」
 という事が、鍼灸医学の特徴であり強みです。
 専門分化された西洋医学にはない視点です。

  同じ人の身体でも、見方を変えれば見える現象は変わってきます。
  物事に行き詰まった時、ちょっと見方を変えてみる事は大切ですよね?
  身体の悩みも、ちょっと見方を変えてみる事はとても意味のある事なのです。

  西洋医学は、様々な検査数値を用いて身体を細分化してみる事が出来ます。
  「客観性」に支えられている世界である、と言えるかもしれません。
  それ故、患者さんの訴える「主観性」はしばし置き去りになることがあります。

  鍼灸医学は「客観性」に乏しいといわれます。
  それは「客観的」な数値で表現できないものを対象としている、
  という事に他なりません。

  痛みなどは、数値で測る事の出来ない「主観性」そのものであります。
  (ペインスケールもあくまで自己申告であり主観的なものです。)
  患者さん自身が「痛い」「つらい」と感じるものは、
  検査数値で表現できなくとも「痛い」「つらい」ものなのです。

 

調節障害の鍼灸治療法

調節障害の鍼灸治療症例と臨床経験

調節障害の鍼灸治療:調節障害の方450名。【脳透穴針】治療法:百会、人中、足三里、下関、頬車、合穀、中、気海、内関、三陰交、太沖。

調節障害の鍼灸治療臨床経験:中国医学鍼灸院では、今も多くの調節障害の方が通っていらっしゃいます。調節障害の方の一人一人の症状に合わせて、中国医学鍼灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。中国医学鍼灸院の針灸治療では、調節障害の方の生活の質と予後は非常に良好で、大多数の調節障害の方は会社や学校の復帰が可能になりました。
調節障害の場合、私の経験では、かなり早い段階に鍼灸治療を始めれば1か月もかからずに症状が軽くなり、普通に生活できるようになります。鍼灸治療はかなり有効な方法で、今までたくさんの調節障害のの方さんを治してきました。調節障害を示唆するような症状がみられた場合、早めに受診すれば、よくなるまでの時間も短くなります。

 

当院では初めの問診で患者様の持っておられるお悩みを聞いていきます。
その中で本人にあった治療を探していき症状がいち早く取れていくように努めていきます。
人間の体は複雑です、そのままにしておくと思いもよらない不具合が色々なところから出てくる可能性があります。
もし、お悩みであればぜひ一度ご連絡ください。

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冷え性についての鍼灸治療

こんにちは!

今回は冷えについて書いていきたいと思います。


冷えとは



鍼灸院に来院される患者さん、特に女性に多いのが冷え性。
主訴として来院される方もいらっしゃいますが、
いくつかの症状の一つとして訴えられることも多いものです。

中には「体質だから」と諦めている方も少なくなく、
いくつもの冷え対策を試みてきたであろうことが窺い知れます。



一口に冷え性といっても冷えの症状はさまざま。

  • 足先が冷える
  • 足首から下が冷える
  • 膝から下が冷える
  • 腰から下が冷える
  • 手足ともに冷える
  • 冷えのぼせる
  • 足の裏が熱る
  • 手や足が熱るが寒がりで冷えを感じる
  • 体表が熱く身体の内側で冷えを感じる(真寒仮熱)
  • 全身及び内外ともに冷える
  • 他覚的には冷えているのに自覚はない 
                        などなど



さて東洋医学では「冷え」をどのように捉えるのでしょうか?


実は東洋医学では上記のような症状としての冷え、
すなわち「冷え性」だけではなく、
すべての症状の背景に「冷え」があると考えます。


この「冷え」を「精気の虚」と言います。
この場合自覚的に冷えを感じるかどうかは問いません。


「精気の虚=冷え」とはすなわち内臓の機能的失調を意味します。
別の言い方をすると
陰気と陽気の不調和な状態、
さらには全体的な気の力が低下している状態と言えます。
症状や個人差は様々ですが、ひとえに生命力の低下状態と言い換えて良いでしょう。

  • 「陽気」とは身体を暖め、様々な機能を促進させる活動的な性質を持った気です。
  • 「陰気」とは身体を冷やし、様々な機能を抑制する働きを持った気です。
  • 陰陽の基礎は陰にあり、陽気は陰気によって制御されます。



健康な心身はこの陰気と陽気が程よい調和を保っており、
この陰陽の調和が崩れるとさまざまな症状が発症します。



すべての病の基礎には陰気の弱まりや不足、すなわち陰の虚があります。
この状態を「陰虚」といいます。
陽気を制御し、身体全体に適度にその熱を分配していた陰気が虚すことにより、
陽気は体表や身体の上部に偏ってきます。
反面陽気が不足した下半身や身体内部が冷えることになります。
陰虚によって寒熱の偏在が生まれるのです。



陰虚がさらに進むと陽気そのものもまた弱まってきます。
この状態を「陽虚」といいます。
暖める作用を持つ陽気そのものが不足しているのですから、
冷えがさらに進んだ状態と言えます。

ここで大事なことは
陽虚とは陽気が虚しているだけではなく、陰も虚しているということです。
陽虚とは陰虚が進んだ状態であり、陰も陽もともに虚している状態なのです。


幼少期から体力のないいわゆる虚弱体質といわれる人は、
この陽虚状態にあるといえます。
また最近ではある年代を境にして陽虚傾向の人たちが増えています。

さらにはエアコンなどの普及、食事や生活スタイルの変化などの影響により、
若い世代や子供の中にも基礎体温の低い低体温症の方が増えています。

基礎体温が低いということは、免疫力が弱いということ。
健康を保つための体力が落ちているということです。
それは動物としての生命力が弱いということですから、
たとえば不妊症の原因ともなります。

快適で便利な過保護な環境にならされた身体は年々弱体化していく傾向にあるのです。


これらの方は環境の変化に順応する力が低下しているため、
周囲の温度に敏感で暑がり且つ寒がりということも多くなります。
風邪を引いても短期間で治せず、ずるずるといつまでも微熱や症状が続く方もいます。

体力測定で図れる体力も大切ですが、
それ以上に環境の変化に柔軟に対応し、健康を保てる力、
風邪などを引いてもさっと熱を出し、短期間で治せる回復力、
そのような体力こそが大切なのです。



さて陰虚によって寒熱の偏在が生まれるわけですが、
この寒熱の偏在があらゆる症状を生み出します。
陽虚であっても生きている以上陽気が完全になくなるわけではありませんので、
この原理は変わりません。

上手にコントロールされなくなった陽気(熱)や陰気(寒)は、
停滞した場所や経絡で悪さを働きます。

陰虚の冷え性に付随しやすい症状として、
便秘・頻尿・不眠・むくみ、その他 足のほてりや痒み などがありますが、
これらの症状は基本的にこの停滞した陽気、すなわち熱によって起こります。

つまり「精気の虚=冷え」によって生じる
偏った寒によって冷え症状が、
偏った熱によって上記のような症状が生まれるのです。

基本的には
大腸経に熱が滞ると便秘
膀胱経に熱が滞ると頻尿
胆経に熱が滞ると不眠
という具合に停滞した経絡あるいはその関係する臓器の持つ働きに影響を与えるのです。
(実際にはもっと複雑で、また違う病理的経過を辿るものや
逆の症状が現れる場合などもあります。)

陰虚が進み全体的な気血の量が不足し、より冷えの進んだ陽虚という状態になると
気力・体力が低下し、集中力の欠如・注意力の散漫、食欲不振、視聴覚過敏などの症状、さらには不安感や焦燥感、うつ的傾向など精神症状にもつながってゆきます。

例えば咳や熱、湿疹、下痢など身体を改善してゆく働きとしての症状とは違って、
これらの症状は危険を知らせる警報としての意味合いの強い症状ですから、
よりしっかりとその旨をご本人が受け止めて、治療に臨むことが大切になってきます。



このように「冷え性」というものは
東洋医学においては「精気の虚」という根本的な冷えを背景に生まれる
生命力低下のバロメーターであり、
対症療法的に対処すれば良いようなものではないのです。



たとえ「冷え症」という症状名で一括りにできたとしても、
人により病態も体力も体質も違うのですから、安直に症状だけを診て
「この症状にはこのツボ、あの症状にはあのツボ」というわけにはいきません。

冷え性という症状を目標に治療するのではなく、
どの臓器が弱り、どの経絡に寒または熱が停滞しているのか。
氣(気・血・津液)の状態はどうなっているのかを捉え、
その「冷え性」の病理的背景に応じた治療が必要なのです。

問題にすべきはこの「精気の虚」という根本的な冷えそのものなのです。

 

冷えを招く3つの原因

普段の服装
おなか、腰、足首など、くびれているところや首という名前の付くところが冷える服を着ていませんか。
おなかには人間が生きて行くうえでとても大切な内臓がしまわれています。
ここが冷えると身体は、手や足にあたたかい血液を送ることを止め、
内臓にまずあたたかく栄養のある血液を送ろうとします。
その結果、手や足が冷えてきます。腹巻や、スカーフ、レッグウォーマーなどを上手に使いましょう。
普段食べている物
なにげなく食べているものの中には、身体を冷やす働きを持ったものがあります。
暑い真夏にちょっと頂くだけなら身体の熱を冷ますのに良いとは思いますが、
旬ではない食べ物や、南の国の食べ物など一年中手に入るからと言って好きなだけ食べていれば身体を冷やしてしまいます。
なるべく旬の食べ物、日本で昔から食べられているものを口にする方が良いでしょう。
普段行っていること
普段同じ姿勢でいることが多いと血液の流れが悪くなります。
体温は血液に乗って運ばれますから、動かないでいると暖かな体温が運ばれにくくなり冷えの原因になります。
そして、動くことで筋肉からは熱が発生しますのでなるべく身体を動かすようにしましょう。
(無理に激しい運動をするよりもウォーキングなどの毎日続けて出来る運動が良いでしょう)
また、ストレスも身体の血液の流れを悪くして冷えを招きます。自分にあったストレス解消法を見つけましょう。

自分のおなかを触ってみて下さい。
冷たいところはありませんか?
硬いところ痛むところはありませんか?

手足の冷えは自分でも気づきやすいですが、実はおなかが冷えている方も多いのです。
おなかには人間が生きてゆくうえで大切な臓器が入っていますから、
身体はここにあたたかい栄養豊富な血液を送り込もうとして
手足の血流を押さえてしまい、これにより手足が冷たく感じます。

 

当院では問診をしっかりさしていただき患者さんの冷えがどこから来ているのかを考え、その方に合った治療をしていきます。
また、体のバランスや筋肉量などの計測もでき日常生活の癖を見抜くことで生活の中で改善していける点を探します。
冷えは単純に冷たいだけでなく体のいたるところに不備を生じさせます。
もし、お悩みであればご連絡いただけたらと思います。

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バドミントン選手に多いスポーツ障害・外傷

こんにちは!

今日はバドミントン選手に多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

バドミントンはコートの中でネット越しにシャトルを素早く打ち返し、

機敏な動作が要求されるため、下肢の傷害が多くみられます。

ラケットによる上肢へのストレスは比較的軽いため、あまり重大な傷害はみられません。

ただし競技歴によっては、オーバーユースによる慢性障害がみられることもあります。

 

よくみられる傷害については、

・肩インピンジメント症候群

・アキレス腱断裂(アキレス腱炎)

・尺骨神経障害(尺骨神経炎) 

などがあります。

 

では、他によく起こるスポーツ傷害につても合わせて解説していきます。

  

★インピンジメント(衝突)症候群

インピンジメント症候群とは、肩関節の内部組織の慢性的な障害や外傷のことをいいます。

肩関節をとりまく筋肉には三角筋や上腕二頭筋など外側についている筋肉のほかに

ローテーターカフ(日本語では腱板:けんばん)と呼ばれる小さな筋肉が多く内部に存在しています。

このローテーターカフが骨との間に挟まった状態になると、腕の付け根あたりに痛みを伴うようになります。

水泳や野球の投球動作など肩を水平面以上に上げた状態で過度に使用したり、

機能学的に不安定な動作を繰り返すとインピンジメントがおこることがあります。        

 

このような傾向が見られたらまず肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。

 

痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、

ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。

同時にチューブなどを使ってローテーターカフエクササイズのトレーニングをおこない、

再発防止につとめるようにしましょう。                                            

 

★ 肩関節(亜)脱臼                                             

上腕骨と肩甲骨をつなぐ肩甲上腕関節(いわゆる肩関節と呼ばれる部分)は

実に様々な動きをすることができます。

それは同時に肩関節の不安定性を持ち合わせています。

投球動作など腕が肩より上方にあがり、

振りかぶった姿勢のときが関節力学的に弱い肢位(状態)とされ、

そのときに大きな力やストレスが肩にかかることで脱臼することがあります。

そのほとんどは上腕骨が前方にズレる前方脱臼といわれるものです。       

脱臼は完全に関節の接地面がズレた状態、亜脱臼とは一部関節の接地面が残っている状態をいいます。

 

亜脱臼の場合は肩の位置が通常と変わらないように見えますが、少しでも動かそうとすると痛みを伴います。

脱臼の場合は異常に肩が落ちた状態が見られます。       

 

このような傾向がみられたらただちにアイシングと圧迫を実施し、

バンテージなどで固定をしてすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

一度肩関節の脱臼を起こすと8割以上が再発するといわれており、関節が不安定になっていくとされています。

保存的には安静とローテーターカフを含めた肩関節周囲筋群の強化をおこなうようにします。

重度の場合は手術療法をおこなうこともあります。

 

★シンスプリント

疲労骨折と同じような発生形態ですが、症状が軽く骨膜(骨を覆う膜のこと)までの損傷の場合をいいます。

シンは下腿を意味し、スプリントは距離走のことを意味します。

陸上競技の選手などがランニング中に下腿に痛みを訴える状態の総称です。        

脛骨(けいこつ:すねの骨)の中下1/3、やや後内側部に生じることが多く、

脛骨周辺部を押すと痛みがあります。

疲労性骨膜炎ともいわれ、骨そのものには異常はありません。        

痛みがある場合は局所の安静をはかり、

練習量を減らして膝や足関節、アキレス腱、腓腹筋(ひふくきん:ふくらはぎの筋肉)の

ストレッチングや筋力強化を痛くない程度おこないます。

練習後はアイシングします。

またシューズも衝撃吸収能力の高いものを選び、

硬いアスファルトの上などを長く走らないようにしましょう。

 

 

★アキレス腱炎                                             

思春期を過ぎるとアキレス腱の老化がはじまるといわれ、

また使いすぎにより硬くなり、激しい運動で小さな断裂が生じることがあります。

いずれの場合にもアキレス腱、または腱を覆う腱傍組織(けんぼうそしき)に炎症がみられ、

アキレス腱そのものの場合はアキレス腱炎、腱傍組織の場合にはアキレス腱周囲炎とよばれています。        

アキレス腱そのものや、アキレス腱の周縁部に自発痛と圧痛があり、腫れたり、

ギシギシと音がすることもあります。

 

小児ではアキレス腱の踵骨(しょうこつ:かかとの骨)への付着部が痛むことが多く、

踵骨骨端症と呼ばれます。

また成人では骨がアキレス腱に引っ張られてトゲ状となり骨棘(こつきょく:骨のトゲ)形成を生じることもあります。

 

このような状態をよくするためには、

腓腹筋(ひふくきん:ふくらはぎの筋肉)とアキレス腱のストレッチングを行い、

運動直後には5〜10分氷冷するとよいでしょう。

慢性期では暖めてからマッサージやストレッチングをして柔軟性を回復させます。

疼痛がひどい場合はアキレス腱サポート・テーピングや包帯固定を行い、

踵のショック吸収力のよいシューズを選ぶことが大切です。

 

 

★肘関節脱臼

コンタクトスポーツや転倒の可能性のあるスポーツによく見られ、

過度に肘関節を伸ばした際に強い圧迫力が加わると肘関節が脱臼することがあります。

肘の脱臼の場合は前腕や手の骨折を伴うこともあり、その点に留意することが必要です。          

肘関節脱臼が起こると、関節の変形、強い痛みや腫れや動きの制限などが見られます。

このような状態が見られるときは、ただちに医療機関に搬送して整復処置を受ける必要があります。

それまでは肘を体幹に動かないように固定し、患部を約20分ほどアイシングをするようにします。

肘の靭帯損傷の程度によって手術をする必要があります。          

たいていは安静と保護のため脱臼した肘を三角巾かスプリントで固定します。

脱臼した骨が容易に外れないようであれば、可動域改善のためのリハビリテーションを行い、

その後筋力トレーニングへと移行していきます。

この際は必ず専門家の指導のもと行うようにしましょう。                                              

 

★ 尺骨神経炎                                            

 肘の後ろ側から小指にかけて通っている尺骨神経(しゃっこつしんけい)が肘の繰り返しの動作によって引き伸ばされ炎症をおこすことがあります。

投球動作やラケット、ゴルフクラブなどを持って反復動作を行う人に多く見られます。         

 はじめは激しい運動の後に肘の内側に違和感を覚えたり、痛みが起こったりします。

そのまま放置しておくと痛みは強くなり、前腕から薬指、小指にかけてしびれが起こったり握力の低下が見られたりします。

尺骨神経炎が慢性化してくると神経機能が停止し、前腕、手関節、手の多くの機能に障害をもたらします。          

早期に発見した場合はただちに運動を休み、安静を取るようにします。2週間以上安静をとっても症状が軽減しない場合は、尺骨神経が神経溝からはずれている(脱臼)ことが考えられます。

この場合は手術によって元の位置に戻すことが必要となります。

 

以上がバドミントン選手に多く発生するスポーツ傷害です。

バドミントンは、見るとやるとでは大違いといわれるほど運動量の多いスポーツです。

ほとんどの選手は、身体のどこかに故障をもっていると言っても過言ではないかと思います。

当院は小中高生〜社会人・全日本クラスの選手まで、幅広くサポートしています。

バドミントン選手のケアは特に得意な分野でもあります。

なかなか治らない痛みにお悩みでしたら、悪化しすぎるまえにぜひ1度ご相談ください。

 

大阪市東住吉区湯里1-14-4

06-6702-7004

 

土日祝日も診療、アスリート専門

針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

ロードバイクで速くなるための体幹トレーニング

こんにちは!

今日はロードバイクにおける体幹トレーニングについて書いていきます。

ロードバイクで速くなるためにロードバイクを一生懸命乗る事も大事ですが、同じくらい大事なのは「体幹トレーニング」です。

体幹トレーニングをすると「姿勢がよくなる」「代謝が良くなる」といったメリットを聞いた事があるのではないでしょうか。

ロードバイクで速く走るようになるには体幹トレーニングをすることが大事なので、少しまとめてみます。


体幹とは体の軸となる脊柱(背骨)を支える筋肉群のことです。

例えば、良く言われる「腹筋」や「背筋」は体幹の一つですね。

逆に腕や脚の筋肉は体幹の筋肉ではありません。

 

★体幹を鍛えるメリットは?

体幹が弱いということは、自転車で考えると「何十万もする軽くて剛性が高いホイールを付けているママチャリ」のようなものです。

いくら末端が強くても、中心がふにゃふにゃしていると力が伝達せず、末端で生まれた大きなパワーがロスしてしまいます。

右と左で交互にペダリングするロードバイクで体幹が弱く末端が強いと「左脚で踏んだパワーを体幹で処理できず、右脚では逆に抵抗なる」となります。

簡単に言うと、踏んでも踏んでも前に進まない感じですね。

体幹が鍛えられて強くなると、ロードバイクではある程度の負荷でもペダルがくるくる回せるようになります。

これは左右の踏み込む力を体幹でコントロールすることができるからですね。

 

★体幹はロードバイクに乗って鍛えられるか?

体幹を鍛えることでロードバイクを速く走らせることができますが、ロードバイクに乗っているだけで鍛えるのは難しいです。

背中の筋肉などは常に緊張しているのでロードバイクに乗っているだけである程度鍛えられますが、腹筋まわりや脚を上げるときに使う腸腰筋(ちょうようきん)などは相当意識しないとロードバイクに乗ったままで鍛えられません。

 

 

★ロードバイクで効く体幹トレーニング

ロードバイクで使う体幹ロードバイクは脚で踏むイメージがありますが、体幹が十分鍛えられているとほとんど脚に力を込めなくても平坦で時速32km/hくらいの速度は簡単に出せるようになります。

脚の重さは成人男性でだいたい8kg〜12kgくらいはあるので、脚の重さだけで結構重いギアでも回せるからです。

ロードバイクで使う体幹は、脚を回すときに生じる反対の力を抑えるための「腹筋まわり」と太ももを上げる時に使う「腸腰筋」、姿勢を維持する時に使う腰や背筋です。

ロードバイクに乗っていれば腰の筋肉や背筋は鍛えられるので、普段鍛えられない部分を体幹トレーニングで鍛えましょう。

体幹トレーニングに関しては、書籍やネットで調べれば様々なものがでてきます。

もちろん、競技や選手の個々の能力によって、必要なトレーニングも様々です。

これさえやっておけばOK!というわけにはいかないかもしれません。

しかし、逆にこれをやってはいけない!ということもないと思います。

(自分に必要なトレーニングは、トレーナーにメニューを組んでもらうことをおススメします。)

問題は継続性をもって取り組めるかという事です。

体幹トレーニングは、とても大切なトレーニングなのですが、一見地味なトレーニングですし効果が出ているのかどうか、自分でもよく分からないという選手も多々おられます。

トレーニング中のフォームが大切なので、定期的にトレーナーにチェックしてもらうか、鏡などで確認しながら自己流に陥らないように注意しながら行うこともおススメいたします。

当院では、体幹を含め全身の筋肉量を高精度体組成計により計測を行います。

トレーニング効果を可視化するためにも、まずデータを計測することが良いと思います。

データ計測⇒トレーニングして改善⇒データ計測⇒トレーニングして改善

の繰り返しで、正確な評価と改善を繰り返しながらパフォーマンスアップを目指します。

まず初めに評価をしておかなければ、その後のトレーニング計画も立てられません。

なんとなくや、だいたい、というトレーニングに陥ってしまっている方も多いと思います。

気になる方はぜひ1度ご来院ください。

ロードバイクで速くなるための体幹トレーニング

こんにちは!

今日はロードバイクにおける体幹トレーニングについて書いていきます。

ロードバイクで速くなるためにロードバイクを一生懸命乗る事も大事ですが、同じくらい大事なのは「体幹トレーニング」です。

体幹トレーニングをすると「姿勢がよくなる」「代謝が良くなる」といったメリットを聞いた事があるのではないでしょうか。

ロードバイクで速く走るようになるには体幹トレーニングをすることが大事なので、少しまとめてみます。


体幹とは体の軸となる脊柱(背骨)を支える筋肉群のことです。

例えば、良く言われる「腹筋」や「背筋」は体幹の一つですね。

逆に腕や脚の筋肉は体幹の筋肉ではありません。

 

★体幹を鍛えるメリットは?

体幹が弱いということは、自転車で考えると「何十万もする軽くて剛性が高いホイールを付けているママチャリ」のようなものです。

いくら末端が強くても、中心がふにゃふにゃしていると力が伝達せず、末端で生まれた大きなパワーがロスしてしまいます。

右と左で交互にペダリングするロードバイクで体幹が弱く末端が強いと「左脚で踏んだパワーを体幹で処理できず、右脚では逆に抵抗なる」となります。

簡単に言うと、踏んでも踏んでも前に進まない感じですね。

体幹が鍛えられて強くなると、ロードバイクではある程度の負荷でもペダルがくるくる回せるようになります。

これは左右の踏み込む力を体幹でコントロールすることができるからですね。

 

★体幹はロードバイクに乗って鍛えられるか?

体幹を鍛えることでロードバイクを速く走らせることができますが、ロードバイクに乗っているだけで鍛えるのは難しいです。

背中の筋肉などは常に緊張しているのでロードバイクに乗っているだけである程度鍛えられますが、腹筋まわりや脚を上げるときに使う腸腰筋(ちょうようきん)などは相当意識しないとロードバイクに乗ったままで鍛えられません。

 

 

★ロードバイクで効く体幹トレーニング

ロードバイクで使う体幹ロードバイクは脚で踏むイメージがありますが、体幹が十分鍛えられているとほとんど脚に力を込めなくても平坦で時速32km/hくらいの速度は簡単に出せるようになります。

脚の重さは成人男性でだいたい8kg12kgくらいはあるので、脚の重さだけで結構重いギアでも回せるからです。

ロードバイクで使う体幹は、脚を回すときに生じる反対の力を抑えるための「腹筋まわり」と太ももを上げる時に使う「腸腰筋」、姿勢を維持する時に使う腰や背筋です。

ロードバイクに乗っていれば腰の筋肉や背筋は鍛えられるので、普段鍛えられない部分を体幹トレーニングで鍛えましょう。

体幹トレーニングに関しては、書籍やネットで調べれば様々なものがでてきます。

特に、どれでないといけないということはありません。

問題は継続性をもって取り組めるかという事です。

体幹トレーニングは、とても大切なトレーニングなのですが、一見地味なトレーニングですし効果が出ているのかどうか、自分でもよく分からないという選手も多々おられます。

トレーニング中のフォームが大切なので、定期的にトレーナーにチェックしてもらうか、鏡などで確認しながら自己流に陥らないように注意しながら行うこともおススメいたします。

当院では、体幹を含め全身の筋肉量を高精度体組成計により計測が行えます。

トレーニング効果を可視化するためにも、まずデータを計測することが良いと思います。

気になる方はぜひ1度ご来院ください。

東洋医学基礎知識(経絡)

こんにちは。
今日は鍼灸の基礎知識に触れながら体の疑問にもお答えしていきたいとおもいます!

まず、東洋医学の一番の基本、『身体の中には気が巡っている』と考えられております。 
では、その『気』とはどんなものかといいますと 
『栄養とか、エネルギーのような、温かいもの』と思ってください。 
この気が体中を巡り、隅々まで栄養していれば健康ということになっております。 
  
  
そして、『気』の通り道を『経絡』といい、いろいろな経絡がありますが 
それぞれが関連する臓腑とつながり密接な関係を保っています。 
  
と・・・ 
経絡の説明をこれだけで済ませようと思ったのですが・・・ 
もっと身近に東洋医学を感じていただくために 
ひとつ例をあげてみます。 
  
経絡のなかに胃の通り(胃経)というのがあります。 
流れ方としては 
目の下から身体の前を降り 
脚の前面やや外側を降り 
足の人差し指まで降りています。 
(左右対称に1本ずつあります。) 
  
この経絡は下向きに流れているのが正常です。 
この通りを気が下向きに流れていると 
食べた物が、口から食道、胃、腸へと気と共に降りてゆくとされております。 
  
ですから、なんらかの原因で、気がうまく降りないと 
食べた物もうまく降りずに滞ってしまうことがあります。 
これがいわゆる『胃もたれ』、という症状になります。 
  
そして、この通りを気がうまく降りないばかりか逆流してしまうこともあります。 
そんな時は、食べた物も上に上がろうとしたり、実際上がってきてしまうと 
『吐き気』や『嘔吐』という症状になるのです。 
  
また、昨今よく聞くようになった病名で 
『逆流性食道炎』というのがありますが 
東洋医学では 
胃経の気の逆流によって胃酸が逆流してしまい起こる症状と考えます。 
  
また胃の具合が悪いと胃経上のツボに反応が大きく現れたり 
経絡上に痛みやしびれ等の違和感が出たりすることがあります。 
その症状が現れた場所に鍼や灸をすると 
その部分の症状が無くなったり楽になったりしますが 
同時に『胃』自体も元気に動き出すという 
そんな関係が、臓腑と経絡にはあるのです。 
  
このように、経絡の気の流れが、内臓の働きに影響を及ぼしたり 
内臓の状態を経絡上にあるツボの現れ方で示したり 
痛み等の症状になって教えてくれたりもします。 
  
そしてその症状が現れている場所は 
内臓を元気にする治療ポイントでもあるということです。


このように経絡を用いて体のメンテナンスを行えるのが鍼灸です。
体の内面的なことにもし疑問があれば気軽にご相談下さい。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

  

ゴルファーに多いスポーツ傷害について

こんにちは!

今日はゴルファーに多く見られるスポーツ傷害について書いていきます。

ゴルフは運動強度が低く、老若男女すべてが楽しめるスポーツでありますが、身体管理の不適切さや技術に起因する外傷や障害がみられます。

また中高年においては加齢変化のある部位の症状が悪化することもあります。          

一方、技術力の高いプロゴルファーやアスリートの傷害傾向は、一般とは異なります。

技術的には確立していると考えられますが、非対称なスイングの反復という競技特性とオーバーユースによる傷害がみられます。                                
よくみられる傷害については、腰通症・肋骨疲労骨折・肩インピンジメント症候群・野球肘(上腕骨内上顆炎)・有鉤骨骨折 などがあります。

 

 

★腰痛症

発症は急性(腰部捻挫、打撲など)、慢性(原因がよくわからないまま腰痛が発症する、再発性も含む)の経過をとります。

主な原因は以下のとおり。        

1)スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。これは急性腰痛症と考えられます。        

2)これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(ようせんきん:腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。        

3)腰仙部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮(こうしゅく:固まってしまうこと)、筋弱化などがすすみ、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。       

 2、3、は慢性的に起こる原因不明の腰痛症と考えられます。                  

 一般的に腰部の圧痛、運動痛、腰椎の運動制限が認められますが、神経学的な異常はみられないものです。ただし、腰痛に関しては他領域(内科・婦人科・泌尿器科など)の疾患が考えられるため、原因不明のものに関しては注意が必要です。

脊柱、とくに腰部を酷使するスポーツでは、正しい姿勢・動作の保持が大切で、日常生活においてもその心がけが必要です。また肥満は腰部に過負荷をもたらし、腰椎と骨盤のリズミカルな動きを制限して腰部障害をもたらす一因となります。

ハムストリグスの拘縮も腰椎・骨盤リズムの不調をもたらし、代謝的に働く腰仙筋の過労が加わって腰痛を引き起こします。   したがって、スポーツ活動においてハムストリングスのストレッチングや腹筋群の筋力強化、肥満の防止が重要な予防手段といえるでしょう。               

 

★ 腰椎分離症・すべり症                                             

中・高校生のスポーツ選手の約一割が腰椎分離症であるともいわれており、練習時間が長ければ長いほど、またスポーツレベルが高ければ高いほど頻度は増します。

椎間関節の骨の連続性が断たれた状態です。        

これは腰椎部分の疲労骨折が原因となっていることが多く、ほとんどが第5腰椎に起こります。腰痛を訴えますが鈍痛で、下肢痛はみられません。

椎間分離部分に異常可動域が認められ、とくに背中の後屈で痛みが出ます。このうち発生初期に腰部の安静が保たれた状態では、分離部は癒合しますが、早期に腰痛が軽減してしまうために医療機関で発見されることが少なくそのまま経過してしまうことが多いようです。        

予防・リハビリとしては、腰椎周辺の諸筋肉のリラクゼーションを目的に、背筋群、ハムストリングスのストレッチングを中心とした軽い柔軟体操が効果的です。中学1〜2年生までは約3ヶ月のコルセットの装着で治ることもあります。                  

 腰椎分離すべり症は、分離した部分から上位の椎間が前方にすべる状態のことをいい、この場合は腰痛発症の頻度が高くなりますが、適応のある運動療法で腰痛は軽減します。

 

 

★腰椎椎間板ヘルニア

腰部にある椎間板は日常生活やスポーツ動作で大きなストレスを受けやすく、特に前屈と腰の捻りの動作が同時に起こる場合にそのストレスは高まります。

この状態が繰り返されることで椎間板内の線維輪の変性がおき、やがては背部の神経を圧迫するようになります。この状態は一般的には椎間板ヘルニアとして知られています。

 

特に下肢への神経痛が見られ、神経の圧迫されている側の筋力低下、前屈や捻り動作で痛みが増強します。        

どのスポーツにおいてもみられますが、一般的には20歳以降によく発生します。

急に痛みが出た場合はRICE処置を行い、背部の炎症を抑えるようにします。

その間、膝を折り曲げた「えび型」の姿勢で安静状態を保つようにしましょう。状態が安定してきたら、出来るだけ早く腹部と腰部の筋力強化トレーニングを行うようにします。腰椎にかかる負担を出来るだけ軽減するように、腹筋の強化に努めることが大切です。        

おおむね保存(手術をしないでリハビリトレーニングなどを中心に行う)療法で症状の軽減が期待できますが、3ヶ月〜半年経っても症状が変わらない場合は、手術療法で変性した線維輪を除去する方法をとることもあります。

手術をした場合、選手が競技復帰するまでに6〜8週間程度、コンタクトスポーツ(衝突のあるスポーツ)に関しては3ヶ月ほどリハビリ期間が必要となるでしょう。  

 

★肋骨疲労骨折

疲労骨折とは繰り返される外力により、骨に金属疲労のような状態が起こることを言います。

肋骨の疲労骨折は、別名ゴルファーズフラクションとも呼ばれ、ゴルフの初心者では利き手と反対側の第5、6、7肋骨によく起こります。また野球選手や陸上の槍投げの選手などにも起こり、野球のピッチャーでは投げ方を矯正した後やオーバースローからサイドスローなどに変更した場合などによくみられます。

野球選手の場合は利き手側の第7、8肋骨にみられることが多いようです。        

針金を何度も曲げ伸ばししていると折れますが、骨は折れる前に治そうとする治癒機転が働きますので、完全に折れてしまうことはまれです。

レントゲンを撮ると、治そうとする新しい骨(これを仮骨という)がみられ、疲労骨折であることが確認できます。

レントゲンでこういう変化がみられなくても、スポーツ種目と負担のかかる部位、痛みの場所などから診断ができます。        このような症状の場合には痛みの原因となった投球、投擲、スイング動作などをしばらくやめて、安静にします。

およそ4週間ほどで症状が落ち着きます。原因となった練習の再開には、同じ動作をしても痛みがほとんどないことが目安です。予防としては正しいフォームの習得、体幹の回旋に耐えられる柔軟性の獲得など上半身に頼らない腰と胸郭のバランスのとれたスイングリズムの習得が望まれます。

また練習の前後に右打ち(右投げ)なら左打ち(左投げ)の練習をすることなども効果的です。

 

★インピンジメント症候群

インピンジメント(衝突)症候群とは、肩関節の内部組織の慢性的な障害や外傷のことをいいます。

肩関節をとりまく筋肉には三角筋や上腕二頭筋など外側についている筋肉のほかにローテーターカフ(日本語では腱板:けんばん)と呼ばれる小さな筋肉が多く内部に存在しています。

このローテーターカフが骨との間に挟まった状態になると、腕の付け根あたりに痛みを伴うようになります。       

水泳や野球の投球動作など肩を水平面以上に上げた状態で過度に使用したり、機能学的に不安定な動作を繰り返すとインピンジメントがおこることがあります。        

このような傾向が見られたらまず肩の使用を極力減らすようにして、アイシングをすることが大切です。

痛みが軽減してきたら使用する前のウォームアップを十分に行って筋肉をあたためること、ストレッチを徹底し柔軟性の高めることなど効果的です。

同時にチューブなどを使ってローテーターカフエクササイズのトレーニングをおこない、再発防止につとめるようにしましょう。



★肩関節(亜)脱臼                                             

上腕骨と肩甲骨をつなぐ肩甲上腕関節(いわゆる肩関節と呼ばれる部分)は実に様々な動きをすることができます。

それは同時に肩関節の不安定性を持ち合わせています。

投球動作など腕が肩より上方にあがり、振りかぶった姿勢のときが関節力学的に弱い肢位(しい)とされ、そのときに大きな力やストレスが肩にかかることで脱臼することがあります。

そのほとんどは上腕骨が前方にズレる前方脱臼といわれるものです。        

脱臼は完全に関節の接地面がズレた状態、亜脱臼とは一部関節の接地面が残っている状態をいいます。

亜脱臼の場合は肩の位置が通常と変わらないように見えますが、少しでも動かそうとすると痛みを伴います。

脱臼の場合は異常に肩が落ちた状態が見られます。        

このような傾向がみられたらただちにアイシングと圧迫を実施し、バンテージなどで固定をしてすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

一度肩関節の脱臼を起こすと8割以上が再発するといわれており、関節が不安定になっていくとされています。

保存的には安静とローテーターカフを含めた肩関節周囲筋群の強化をおこなうようにします。重度の場合は手術療法をおこなうこともあります。 

 

★野球肘

野球肘は投球動作が繰り返されることによって起こる障害で3つのパターンがあります。          

1)内側型投球動作のアクセレレーション期(振りかぶってボールを投げる瞬間の動作)に肘の内側に強い引っ張りの力が加わります。

この繰り返しで肘の内側側副(ないそくそくふく)靭帯の損傷、また上腕骨の肘関節近位部の障害が起きます。          

一般的に野球肘は内側型から始まり、病変の進行により外側型に移行するため、内側型のうちに発見・治療が必要です。

2)外側型少年野球の投手に多い障害の一つです。

骨が未成熟のときに投球動作を繰り返すことによって、肘関節が強制的に外反され(外に反り返る状態)、橈骨(とうこつ:肘から手首にかけての骨、親指側)の肘側の骨頭が衝撃を受けて血行障害が起こる状態です。

ひどい場合は骨の一部が軟骨とともに剥離骨折します。          

3)後方型肘の後方が投球動作によって圧迫されたり、引っ張られたりして起こります。          

一般的に内側型が圧倒的に多く、これは投球動作で手関節を屈曲させる筋肉を多用するために起こるものです。

したがって投球動作の後に、その筋肉をストレッチングすることや、マッサージをすること、筋力増強を図ることは内側型の野球肘を予防する上でも重要なことです。         


★テニス肘                                             

テニスのバックハンドおよびフォアハンドのストロークで肘関節に痛みを生じる場合のことをいいます。日常生活においてはドアのノブを回すとき、タオルを絞るときなどに同様の痛みが生じます。          

発生のメカニズムは、バックハンドの場合は手関節を背屈(後ろに反らせる)する筋肉、フォアハンドの場合は手関節を掌屈する(手のひら側に曲げる)筋肉の骨との接合部位の炎症、筋肉の線維の部分的断裂、および筋肉の使いすぎによる疲労などが原因とされています。         

バックハンドのときの痛みは肘関節の外側に、フォアハンドのときの痛みは肘関節の内側に起こります。          

受傷直後は痛みを起こす動作は避け、何もしなくても痛みがひどい場合はアイシングをします。

痛みがなくなった時点では温熱療法に切り替えます。

またストレッチングや筋力強化をはかり、筋や腱の柔軟性を回復するようにします。

スポーツ活動に復帰する場合はしばらくの間はエルボーバンドなどを使用して、肘の保護に努めるようにしましょう。

 

★手関節捻挫

手首の捻挫は、手首を過伸展した状態で倒れたときや、手首を急激に曲げたり捻ったりしたときに起こります。

手首の主要な支持組織は手の平と手の甲の部分の靭帯なので、捻挫を繰り返すことで、手の骨の方への栄養供給が少なくなってしまう恐れがあります。        

痛めてしまったら、ケガの部位をアイシング、固定して痛みが軽減するまで休みをとります。

その後、可動域回復のために手首のストレッチを痛くない範囲で行い、筋力強化を図ります。

握力回復のためのトレーニング、および前腕部分のトレーニングを行い、手首周りを鍛えていくことが効果的です。             

 

★ 有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折                                             

手関節の外側(小指側)にある有鉤骨(ゆうこうこつ)は隣接する有頭骨に押しつぶされるときに圧迫されて骨折しやすい「鉤」という部分があります。

この「鉤」への圧迫はバットやラケット、スティックのような対象物からの1回の衝撃によって生じることがあります。

野球、体操、テニス、ゴルフなど手関節のこの部位にしばしばストレスがかかるスポーツにおいて繰り返される衝撃によっても損傷を受けることがあります。        

手のヒールにあたる部位(空手チョップのところ)に痛みと圧痛が見られ、握力の低下や小指のしびれが見られることもあります。

このような症状があれば手関節を固定してすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。        

有鉤骨は血流の乏しい部位であり、早期診断、治療しなければ治癒することはまれです。

また保存療法は難しいため、手術で折れた「鉤」を取り除くことが必要です。

有鉤骨骨折から復帰するためには6〜12週間の安静とリハビリテーションが必要となります。

 

以上がゴルファーに多発する代表的なスポーツ傷害です。

ゴルフは年齢的な制限を受けずに楽しめるスポーツですが、その分身体に痛みを訴える方も多いのが現状です。

しっかりとした身体のケアをしながらゴルフを楽しんでいただければと思います。

もし身体に異常を感じた場合、お早目にご連絡下さい。

当院へのアクセス

 

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針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

住所〒546-0013
大阪府大阪市東住吉区湯里1-14-4
TEL06-6702-7004
受付時間月〜金 10:00〜21:00
土   10:00〜19:00
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院長郷田 博基
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