女性・子供・高齢者のスポーツ障害について

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます(*^^*)

今日は、女性・子供・高齢者のスポーツ障害について書いていきます。

1.女性のスポーツ障害 

近ごろではテニス、スキー、ゴルフだけでなく、従来いわゆる男性のスポーツと考えられていたサッカー、ラグビー、野球などの分野にも女性が積極的に参加するようになってきました。

その結果、女性のスポーツ人口がずいぶん増えていますが、スポーツをするにあたって女性特有の問題もあります。 

まず幼児期から成長期におけるスポーツとの関わり方は男女ともに大きな違いはありません。

骨や関節軟骨が未成熟なこの時期には、特定の関節などに負担がかかり過ぎないように、運動量などに注意して行えばよいでしょう。 

一般に女子は男子に比べて二次性徴の発現も早く、骨の成長も男子よりも早く終了するため、中学生ごろには骨や軟骨もしっかりし、成長期のオスグット病や腰椎分離症などには男子よりもなりにくいと思われます。 一方、思春期の女性の最大筋力は、男性の約6070%、持久力も約60%と弱く、皮下脂肪は男性の約2倍と多いため、体重が増え、体重あたりの筋力を比較すると男性よりかなり劣っています。

その結果、体勢の悪い状態などで自分の体重を支えきるだけの筋力がなく、ジャンプの着地の時などにバランスを崩して、膝や足首をひねって靭帯損傷を起こしやすいと思われます。 

このような筋力面のみならず、女性は男性に比べて関節のゆるみも大きく、靭帯損傷や関節への負担もかかりやすいといわれています。 

また女性が激しいスポーツに参加する場合、特にマラソンや体操などでは、心理的、生理的ストレスによって、月経の発来が遅れたり、その後も月経不順や無月経などの月経異常に悩む選手がしばしば見受けられます。これは月経周期の開始と維持には体脂肪の量が関与し、体脂肪が一定レベル以下になると月経機能が止まるからといわれています。 しかし、多くは激しいスポーツ活動をやめれば月経異常も改善し、その後の性機能には問題はありません。

6カ月以上無月経の場合には、婦人科の先生によく相談したほうがよいでしょう。 

このように女性がスポーツに参加する場合には、男性と異なった特有の問題点がありますので、それらをよく認識して行う必要があるでしょう。

2.成長期のスポーツ障害 

近年、少年サッカー、少年野球をはじめとして小学生の時から組織的なスポーツ活動に参加する子どもたちが増えています。

しかし 子どもにとって、スポーツは“両刃の剣”であり、度が過ぎるとスポーツ障害をはじめ、心身の健全な発達を損なわれるケースもみられます。 

スポーツ指導者や保護者は、成長期の身体的特徴を理解し、子どもたちの発達段階に応じた適切な運動を考えることによって、健全な心身の発達が促進されるよう心がけるべきです。 

成長期の骨、関節の特徴としては、骨の成長する部分(専門的に骨端線という)は、力学的に弱く、負担がかかりすぎると成長期痛をはじめとして成長障害をおこすことがあります。

同様に関節軟骨もやわらかく、可塑性に富み、未成熟で弱く、負担がかかりすぎると血行障害をおこし“関節ねずみ”になることもあります。

また 成長期で身長の発達が著しい時期には、骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかず、体がかたく、筋力の弱い子どもが多くなります。

つまり子どもの体は大人のミニチュア版ではなく、大人と同じようなトレーニングや技術の模傲は体を壊すことになります。 

このように、骨や関節が弱い成長期の理想的なスポーツのあり方は、全身的な発育、発達をうながすようなものであるべきです。

体の一部分のみに負担がかからないようにし、あまり技術練習にかたよらず、基礎体力づくりを主眼にしたほうがよいでしょう。

またこの時期は、同じ年齢でもずいぶん体格や体力の個人差が大きいので、全員に同じレベルでの練習を強制しないで、個人個人の技術、体力に合わせた練習計画が立てられれば理想です。

あまり目先の勝負にとらわれず、将来に目を向けて子どもたちを見守りたいものです。 

成長期のスポーツ障害は、早期に発見し対処すれば後遺症もなく治ります。

ですから子どもたちの痛みには常に気を配る必要があります。 

子どもたちは、試合に出たいという欲望や、休むとレギュラーポジションを他の選手に取られてしまうなどの理由によって、痛みを訴えない場合もしばしばみうけられます。 

野球肘であれば、投球フォームに変化がみられ、肘が完全に伸びなくなります。

オスグッド病であれば、走るときに足を引きずるようになります。

こういった変化を注意深く観察することは指導者の責任であると思います。


3.中高年のスポーツ障害 

かつてスポーツといえば若者が行うものと考えられていましたが、近年では社会情勢の変化によって、中高年者の余暇時間が急増し、健康の維持増進、生活習慣病予防のために多くの中高年者がスポーツに参加する時代となってきました。

しかし運動に対する間違った理解、加齢現象など生理学的変化についての知識不足などによってスポーツ障害を生じ、整形外科を受診する患者さんも増えています。 

体力の年齢的変化を調べますと、筋力はトレーニングによって強化でき、20歳代にピークとなりますが、30歳代では、それを維持していくのがやっとです。

40歳代では、筋肉や骨格系を支配する神経の機能が落ち、反応性、敏捷性、協調性などの運動能力が低下してきます。

50歳代の運動実行能力は20歳代の最大能力レベルの75%しかなく、70歳代では50%くらいになってしまうといわれています。

そして老化現象としては、体の内外の環境の変化に対して反応が鈍くなり、疲労しやすい、病的状態になりやすいなど回復力が落ち、また傷ついた組織や器官が再生し治るのに時間が多くかかるようになります。 

これらのことを踏まえないで、いつまでも若いつもりで運動をすると、肥満傾向となった自分の体をもてあまし、スポーツ障害に悩むことになります。

とくに若いころスポーツ選手だった人は要注意です。 

整形外科的な中高年者の問題点は、骨は骨粗髭症、関節は変形性変化、筋腱は萎縮性変形が見られることです。

中高年者のスポーツ障害としてはアキレス腱断裂、ふくらはぎの肉離れ、足首の捻挫、テニス肘、ゴルフ肘、ジョギングなどによって膝に水がたまったりする変形性膝関節症などがあります。 

これらは、老化変形した骨、筋、腱に過度の負担がかかって発症してくるものです。

中高年者がスポーツを始める前には、体重を減らす、基礎体力を高める、用具やシューズを整える、関節、筋肉などの柔軟性を獲得する(ストレッチング)など、前もって計画を立てて取り組む必要があるでしょう。 

整形外科的には、加齢現象に基づく変形性疾患を予防し、いかに適切な運動を行うかが、中高年のスポーツでは重要となります。

以上です、参考になれば幸いです。

身体のケアやトレーニングに関しては当院にご相談ください!

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五十肩(四十肩)について

 

 

こんにちは、

今日は、肩が動かない、肩が痛い

服を脱いだりするのも痛いなどの症状について

簡単な説明と治療方法を書いていきます。

 

 

五十肩とは??

四十肩とか五十肩とかいわれるのは、

特定の病気をさすのではなく、何らかの原因で肩の動きが制限された状態のことを示します。

肩の関節も、老化とともにさまざまな変化を起こします。

40歳、50歳ともなると、いよいよ変化が表にあらわれ、

肩の動きに支障をきたすのです。

中には、五十肩が始まってあらためて自分の年を思い知らされたという人もいます。

五十肩は、肩の関節が古くなって一種の炎症を起こした状態を言います。

炎症のために、腕が思うように上がらなくなり、

セーターの脱ぎ着、あるいは背中のボタンを止めたり、帯を締める際にも不自由をすることになります。

たいていの場合、肩、それも腕と肩甲骨を中心とした関節に障害が集中するので、

肩のパーツをそっくり取り替えたいという気にさえ駆られるほどです。

しかし、日常生活にまで不自由する五十肩も、幸いそのほとんどが元どおりに回復します。

といっても、これはふつう半年から一年かかりますから、本人にとってはなかなか大変です。

また、一口に五十肩といっても、原因もさまざまなら、

痛みのあらわれ方、痛みの強さも人それぞれです。

中には、強い痛みのために、腕を動かせない状態が続き、

ついには関節がかたく、凍ったようになってしまうこともあります。

英語ではこれをフローズンショルダー、すなわち凍結肩とよんでいます。

こうなってからは、無理に肩を動かしても、かえって関節を痛めるばかりです。

そうなる前に、体操や温湿布で、肩を動かしてやりましょう。

五十肩の治療には、何よりも肩を動かして、運動範囲を広げることが大切なのです。 

 

 


上下動作は少し出来るがひねる動作が全くダメに!!!

では、五十肩はどのようにして起こるのでしょうか。
これを説明する前に肩関節の仕組みについてお話しておきましょう。
というのは、肩関節の仕組みにすでに、五十肩を起こす原因がひそんでいるからです。
肩関節は、股関節と同じように前方向に動かすことのできる関節です。
しかし、犬や猫の肩関節を見ても分かるように、
もともとそれほど動きの大きな関節ではありませんでした。
人間が直立歩行を始めて以来、肩の動きが急速に広がり、
それにともなって、関節やこれを支える筋肉の負担もぐんと大きくなったのです。
肩の動きは7つの関節が組み合わされてはじめて行われるものです。
そのどの部位で故障が起きても、腕の動きは制限されてきます。
しかし、五十肩の原因として多いのは、腕と肩甲骨のつなぎ目、
つまり腕が体につく部分での故障です。
そこで、ここでは便宜上この部分を肩関節と考えておきましょう。
さて、私たちが腕を動かすときには、この肩関節が協調して動き、
それによってはじめて腕のスムーズな動きが生まれます。両者の動き方を見てみましょう。
健康な人は、腕を真上まで、つまり、180度動かすことができます。
このとき、肩の関節が120度、肩甲骨が60度ずつ、それぞれ分担しています。
言い返ると、肩関節2:肩甲骨1の割合で動くことによって、腕は上に上がるわけです。
ここで、五十肩のように肩関節の動きが制限されると、
どうなるでしょうか。五十肩になっても、全く腕が上がらなくなることはありません。
これは、肩甲骨の動きが残っているからです。
そのおかげで最高60度までは腕を上げることができます。
よく、五十肩の人が腕を上げようとして、
背骨を曲げ、肩をまるごと持ち上げるような動作をするのを見かけますが、
これも、肩甲骨の動きだけで、腕を上に上げようとするからです。
しかし、肩をひねるような動作は、肩甲骨で代替することはできません。
たとえば、ひじを90度曲げて、ひじを中心に前腕を外側に動かしてみてください。
このときに腕をひねっているのは、もっぱら肩関節の動きです。
五十肩になると、この動きが妨げられるため、
腕を背中に回すような動作が、非常につらくなるのです。



 



複雑な作りの肩関節と筋肉組織
こんどは肩関節の作りを、
もう少しくわしく見ていきましょう。
腕、すなわち上腕は、
上腕上方関節と肩甲上腕関節の
2ヵ所で胴と連結されています。
上腕上方関節は、
上腕骨の頭と肩甲骨の後ろから伸びた
肩甲棘の先端、
すなわち肩峰(正確には鳥口肩峰靭帯・うこうけんぽうじんたい)とを連結する関節です。
しかし、
これは関節とはいっても
多少動くという程度で、
本来の関節としての役目は
ほとんどはたしていません。
むしろ、
肩峰は腕が動くときの邪魔にさえなるのです。
それなのに、
なぜ肩峰があるのかといえば、
肩峰のアーチがちょうど
上腕骨のフードのようになって、
肩の上から物が落ちてきたときに、
肩関節を守り、さらに上腕骨が
脱臼するのをふせぐためなのです。
関節としての働きを主に果たしているのは、
肩甲上腕関節です。
これは、肩甲骨と上腕骨を直接つなぐ関節で、
浅い肩甲骨のくぼみに、ボール状の大きな上腕骨の頭が入り込む形になっています。
先ほど、腕を真上に上げたときに120度動くといったのはこの関節です。
しかし、この関節の連結は大変浅いのが特徴です。
そこで、肩甲骨と上腕骨をがっちりつなぎ合わせ、
腕が自由に動くように、この関節の回りには、九つもの筋肉がはりめぐらされています。
このうち、中心的な働きをするのは、四つの筋肉です。
この四つの筋肉は、いずれも肩甲骨から始まり、
上腕骨の頭を包むように上腕骨に付着しています。
ちょうど、骨を囲む様子は、ワイシャツのそで口のように見えます。
そこで、この筋肉郡のことを、特に「カフ筋(肩腱板)」と呼んでいます。
実は、五十肩をつくるいちばん大きな原因は、
このカフ筋を中心とした肩甲上腕関節の周囲組織なのです。

 

 





四六時中緊張しつづける肩の筋肉

ここで、肩関節の筋肉になぜ故障が起こりやすいのかを考えてみたいと思います。
理由はいくつもありますが、ここではその一般的な原因をあげてみましょう。
@筋肉の緊張
肩関節は、朝起きてから夜床につくまで、一日中腕をぶら下げています。
その間、肩の周囲を包む筋肉(主にカフ筋)は緊張の連続です。
これが、年をとるほど疲労として蓄積されてくるのです。
Aカフ筋への圧迫
上腕骨は上腕上方関節で肩峰とつながっています。
肩峰は、上腕骨の上をおおう屋根のようなものです。
ところが、腕を上げると、この屋根と上腕骨のすき間が非常に狭くなり、
カフ筋がその間にギュッとはさまれてしまうのです。
たいていの動作は腕を上に上げる動きを伴いますから、
そのたびにカフ筋がはさまれ、圧迫されたりこすられたりしているうちに、
薄く、かたくなってくるのです。
こうしたカフ筋の変化は、50代になると多かれ少なかれだれにでも見られます。
Bカフ筋の血液不足
ここまでにおわかりのように、カフ筋はたいへんな働きものです。
さぞかしたくさんの血液が供給されているのだろうと思われるのですが、
それが全く反対なんです。
腕をぶら下げて緊張している間、
カフ筋の中を通る血管は筋肉の圧力でペチャンコにつぶれています。
つまり、血管の供給がとだえているのです。私たちは一日12〜18時間は起きていますから、
その間中カフ筋は血液不足の状態であり、夜床に入って休んでいる間だけ、
新鮮な血液の供給を受けるわけです。
しかし、年をとるに従ってますます血行は悪くなりますから、
カフ筋はかたく、もろくなるのです。 

 

運動をよくしよう!!!
このように、
カフ筋は生まれてからずっと酷使されています。
そのため、40歳、50歳ともなれば、
長年の疲れがどっとふきでてきます。
に、疲れがいちばん強くあらわれるのは、
カフ筋の付け根、
つまり「腱」といわれる部分です。
もろくなった腱に、強い力が加わると
簡単に部分的な断劣が起こります。
これが刺激となって腱に起きる炎症が腱炎です。また、腱の中にカルシウムが沈着して炎症を起こした状態をカルシウム沈着性腱炎
それだけに、五十肩は老化をベースにして起こる腱の炎症といってよいでしょう。
五十肩が起こり始めのころ、痛みと同時に、
肩のはれや発赤、熱っぽさを伴うことがあります。
これは、炎症が起きているためです。
したがって五十肩の急性期(2〜3日)は、
炎症をしずめるために肩の安静を保ち、冷やすことが大切です。
では痛みがだいぶらくになり、肩が動かしにくい状態のとき、
肩関節ではどのような変化が起きているのでしょうか。
炎症がおさまった後、体の中では炎症部の補修が始まります。
ところが、この補修は、関節の組織をすっかり元どおりに
回復させるほどじょうずには行われないのです。
関節の周囲には、骨と骨の滑りをよくする潤滑油の袋や腱などが取り囲んでいます。
炎症を補修する物質(フィブリン)は、
これをすべていっしょに補修して癒着させてしまうのです。
そのため、組織の間の滑りが悪くなり、腕の動きがとれなくなります。
これが、急性期を過ぎた五十肩の状態です。
こうして、いったん組織が癒着すると、元のような状態に戻すのは大変時間がかかります。
毎日毎日、根気よく肩の関節を動かして、
癒着を少しずつとっていくよりほかに方法がないのです。
しかし、運動をつづければ、癒着した組織も必ず元のすべらかな組織に戻ります。
五十肩が発病して4〜5日後、すなわち急性期を過ぎたときから、
肩を少しずつ動かすことが、五十肩の治療には何よりもたいせつである理由が、
これでおわかりいただけたことでしょう。


 

 

当院の治療としては

肩の関節可動域を少しずつ出していき

特殊な治療機器で直接インナーマッスルに刺激を与え

動かしていき、強化と痛みの改善を同時に行っていきます。

肩の痛みでお悩みの方はご相談ください。

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

鼻骨骨折について

こんにちは。

今回は鼻骨の骨折について書いていきたいと思います。

 

鼻骨骨折とは

鼻骨は薄い骨であるため、弱い力でも比較的簡単に折れやすい骨です。構造的にも左右の骨が屋根のような状態で維持されているため、外部から衝撃を受けると屋根が崩れるように変形してしまいます。スポーツや事故などの際に発生することが多く、比較的男性によくみられますが、基本的には誰にでも発生します。

鼻骨骨折の症状

鼻骨骨折はほとんどの場合、鼻出血を伴います。鼻の形状は鼻骨によって支えられていますから、骨折すると鼻の変形も見られます。変形は多くの場合「く」の字型で起きますが、鼻筋が斜めに傾いたり、鼻の付け根部分が陥没したりといったケースもあります。
  
ただし、すぐに鼻は腫れはじめてしまうため、すぐに鏡を見ないと変形に気づかない可能性もあるでしょう。鼻に溜まった血液が固まってしまうと、息苦しくなることもあります。折れた部分を指で押すと強い痛みが走りますので、圧痛がある場合には病院へ行って診断してもらうことです。骨折しているかどうかの判断にはレントゲン撮影が有効です。

鼻骨骨折の原因

鼻骨骨折の原因は外的な衝撃によるものです。そのため、スポーツをしていて鼻を強打したり、交通事故に遭ったり、誰かに殴られたりといった原因が目立ちます。しかし、鼻骨の構造上、軽い衝撃でも折れる可能性はありますので、何かの拍子に他人の肘が軽く触れた程度でも、骨折が発生することは充分に考えられます。
  
事実、顔面骨折の1割は鼻骨骨折が占めます。基本的には男性に多い骨折ですが、老若男女を問わず誰にでも起こりうる症状です。

鼻骨骨折の治療法

鼻骨骨折の治療は骨折後すぐであれば難しくありませんが、1週間以上放置していると癒着がはじまってしまい、折れた形のままになってしまいます。すると見た目が悪いのみならず、鼻の通りが悪くなることもあります。
  
早期に対応すれば局所麻酔による手術で対応できますが、癒着してしまったあとでは、全身麻酔による施術が必要となります。術後は1週間程度でギプスが外れます。
鼻骨骨折の疑いがあるときはなるべく早く整形外科を受診してください。

骨折の応急処置

こんにちは。

今回は骨折の応急処置について書いていきたいと思います。

 

骨折

骨折は放置しておくと、変形したまま骨がくっついてしまったり、逆に偽関節といって、骨がくっつかなくなる状態になることがあります。ねんざだと思っていたら骨折していた、ということも多く、特にお子さんや高齢の方は注意が必要です。骨折が疑わしい場合はすぐに病院にかかるようにしましょう。すぐに病院に行けない場合や、救急車が来るまで時間がかかる場合などは、応急処置をしておくと苦痛を和らげることができます。
また、登山などで病院が近くにないようなところに出かける方は、市販されている骨折用の救急セットや固定用の三角巾、添え木の代用になるものを持参しておくと安心です。


症状の観察

次のような場合は骨折が疑われます。
確認する場合は、無理に動かさないよう注意しましょう。

  • ・負傷した部分が不自然に変形している
  • ・激しい痛みがある
  • ・痛い部分が腫れている
  • ・骨が突き出て負傷した部分を動かせない
  • ・痛みで負傷した部分を動かせない
  • ・他人が動かすとさらに痛がる

※大腿骨を骨折した場合、体内で多量の出血が起こりショック状態(顔色が青くなる、皮膚が冷たくなる)になることがあります。


応急処置−骨折と分かったら(疑いがある場合も )

病院で手当を受けるまで、または救急車が来るまで、動いて悪化しないよう骨折箇所を固定します。固定することによって、骨折した先端が付近の血管や神経を傷つけることを防ぎ、疼痛を軽減させることができます。


■固定する前の手当て

  • ・負傷部分を締めつけるような衣類は、脱がせるか、切り広げます
  • ・傷や出血があれば、なるべく骨折部分を動かさないように止血します
  • ・腫れてきた場合は患部を冷湿布などで冷やします

■固定する

  • ・どの場所が骨折しても、折れている部分の上下2関節が動かないように固定します
  • ・固定するときには、身近にあるものを利用して添え木にし、三角巾で縛ります
  • ・固定する時には無理に動かしたり、引っ張ったりすると、神経を損傷するケースもあるので注意しましょう
  • ・固定する時は負傷者に知らせてから、顔色や表情を見ながら固定します

※添え木は常にあるものではありませんので、応急手当ではその場にある物を代用しましょう。例えば以下の物で代用できます。
<添え木の代用>ダンボール、新聞、雑誌、傘、座布団、割り箸
<三角巾の代用>風呂敷、スカーフ、ワイシャツ、ストッキング、ハンカチ

 

各部位の固定方法

前腕・手関節の骨折

前腕・手関節の骨折 三角巾または、三角巾と添え木で固定し、首から吊るす方法が基本です。また、添え木については、ひじの関節から指先までの長さがあるものを骨折部の外側と内側から当て、固定しましょう。
三角巾がない場合は、風呂敷やスカーフ、添え木がない場合は、雑誌や新聞紙などで代用できます。
【これらの物で代用できます】
固定の仕方
前腕・手関節の骨折固定の仕方(1)
01三角巾を用意します。
前腕・手関節の骨折固定の仕方(2)
02【2】の部分を骨折部位とは反対側の肩にかけます。
前腕・手関節の骨折固定の仕方(3)
03布で骨折部位を包み、【1】の部分を骨折側の肩にまわします。
前腕・手関節の骨折固定の仕方(4)
04骨折側のひじを固定して、肩にまわした端と端を結びます。
前腕・手関節の骨折固定の仕方(5)
05骨折側の指先は布より少し出し、【3】の部分をとめ結びし、内側に折り曲げます。
前腕・手関節の骨折固定の仕方(6)
06細長い布を背中から脇下を通し、三角巾の上で結びます。

※固定の仕方02の前に添え木をするとより固定されます。


上腕部の骨折

上腕部の骨折 前腕・手関節の固定の仕方と同様、三角巾または、三角巾と添え木で固定し、首から吊るす方法が基本です。添え木は、肩からひじまでの長さのものを骨折部の外側から当て、固定しましょう。
三角巾がない場合は、風呂敷やスカーフ、添え木がない場合は、雑誌や新聞紙などでも代用できます。
【これらの物で代用できます】
  • 風呂敷
  • スカーフ
  • 雑誌
  • 新聞紙

固定の仕方

上腕部の骨折固定の仕方(1) 01肩からひじまでの長さの添え木で固定します。 上腕部の骨折固定の仕方(2) 02「前腕・手関節」固定の仕方0206の手順で三角巾を固定します。

ひじ周辺の骨折

ひじ周辺の骨折

ひじが骨折していて曲げるのが苦痛な場合は、脇から指先までの長さの添え木を当て、固定します。
適切な長さの添え木がない場合は傘やダンボールなどを代用しましょう。

【これらの物で代用できます】
  • 傘
  • ダンボール

下肢の骨折

下肢の骨折 太ももの中間から足の先までの骨折部を挟む2関節を覆う長さの添え木を当て、固定します。
適切な長さの添え木がない場合は傘やダンボール、座布団などを代用しましょう。
【これらの物で代用できます】
  • 傘
  • ダンボール
  • 座布団

足首の骨折

足首の骨折 ふくらはぎから足の先までを覆う添え木を当て、固定します。適切な長さや形の添え木がない場合は、ダンボールなどで代用しましょう。
【これらの物で代用できます】
  • ダンボール

固定の仕方

足首の骨折固定の仕方(1) 01添え木(ダンボール)を足の裏側に沿ってL字に添えます。 足首の骨折固定の仕方(2) 02全体にタオルを覆い、固定します。

指の骨折

指の骨折 指の骨折やその疑いがある時、骨折した指に添え木(厚紙や割り箸など)を当て、テープか包帯で巻きつけます。
【これらの物で代用できます】
  • 厚紙
  • 割り箸

固定の仕方

指の骨折固定の仕方(1) 01指の下に添え木(厚紙や割り箸など)をあてる。 指の骨折固定の仕方(2) 02全体を包帯で巻きつけます。

 

固定するものがない場合

  • ・協力者がいれば骨折しているところを支えてもらいます
  • ・本人が自分で支えることができれば、自ら支えます

注意点:他人が固定する場合は声をかけ、顔色や表情を見ながら固定します。

 

病院まで搬送する場合

次の事に十分注意して搬送しましょう

  • ・骨折部位に負担やショックを与えない
  • ・痛みが激しい場合は骨折した部分を冷やす
  • ・ふるえている時は毛布などをかけて暖める
  • ・背骨や股関節が痛む場合は車いすで移動しない

痛みに対する治療

痛みは骨折の大きな症状のひとつであり、しっかりコントロールする必要があります。 
痛みの強い炎症期にはアイシング(氷で冷やすこと)と鎮痛剤で痛みをやわらげます。 
痛みはストレスであり、ドーパミンという脳内物質が減って意欲が低下することがわかっています。痛い時はがまんせずに医師や看護師に伝えましょう。 
痛みを伝えるときは、ズキズキ、ジンジン、キリキリなどの擬態音を使ったり、10段階でいくつとあらわしてみたり、できるだけ具体的に表現しましょう。

 

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肋骨骨折について

こんにちは。
今回は肋骨の骨折について書いていきたいと思います。

 

肋骨・胸骨骨折とはどんな外傷か

 肋骨骨折は、胸部外傷のなかで最も多くみられる損傷形態です。肋骨の折れるメカニズムには2種類あり、ひとつは外力が直接肋骨に作用してその部位が折れるもので(直達(ちょくたつ)外力)、もうひとつは外力が加わった部位から離れた場所で肋骨が折れるものです(介達(かいたつ)外力)。
 前者では肺損傷を、また後者では心・大血管損傷を合併する可能性が高いとされています。一般に、年少者では肋骨に弾性があるため肋骨骨折を起こしにくく、その反対に高齢者では肋骨がもろくなっているため、比較的小さな外力でも簡単に肋骨骨折を起こすことが知られています。
 左右に12対ある肋骨のうち、肋骨骨折の好発部位は第48肋骨で、それより上部の肋骨骨折では胸郭(きょうかく)の出口付近の血管損傷を、またそれより下部の肋骨骨折では肝臓、脾臓(ひぞう)、腎臓などの腹腔内(ふくくうない)臓器損傷を、それぞれ合併しやすくなっています。
 また、胸骨骨折は通常、相当大きな外力が前胸部に作用した場合にみられ、胸骨のすぐ裏側にある心臓が、胸骨骨折の際に圧挫(あつざ)され、心挫傷(しんざしょう)(外力による心臓の損傷)や心破裂を起こすことが知られています。胸骨骨折は一般に横骨折で、骨折部の尾側(びそく)骨片が頭側(とうそく)骨片の下に潜り込んでいることが多くみられます。

原因は何か

 肋骨骨折は、交通外傷や高所からの墜落などの大きな外力によるもののほか、スポーツ外傷や暴行などによっても発生します。また、まれにはゴルフのスイングに伴って肋骨骨折を引き起こすことがあります。
 一方、胸骨骨折は、野球のボールが飛んできて前胸部に当たったり、自動車運転中の事故でハンドルに前胸部を強打するなど、強い外力が前胸部正中に作用した時に発生します。

症状の現れ方

 肋骨骨折では、骨折部位に一致した疼痛(とうつう)および圧痛(あっつう)、腫脹(しゅちょう)、皮下出血が現れ、骨折部を軽く圧迫した時に軋轢音(あつれきおん)(骨折部で骨がきしむ音)が生じることがあります。また、呼吸運動に伴って疼痛が強まるため、患者さんは骨折部のほうに体を曲げ、呼吸の時に患部の胸郭があまり動かないようにする姿勢をとることが多くなります。
 胸骨骨折では、骨折部位に一致した疼痛および圧痛、腫脹、皮下出血が現れるほか、胸骨を上から下へ軽く圧迫した時に骨折部に段差が生じます。

検査と診断

 肋骨骨折や胸骨骨折の多くは、胸壁の触診と胸部単純X線撮影により診断可能です。肋骨骨折では斜位の肋骨X線撮影が、また胸骨骨折では胸骨の側面撮影が、それぞれ診断に有用です。しかし、肋軟骨部(ろくなんこつぶ)の骨折はX線で確認することができず、軽度の肋骨亀裂(きれつ)骨折ではX線上で異常を認めないこともあるので注意しなければならなりません。
 胸骨骨折が疑われたら、必ず医療機関を受診して、骨折の部位と程度の評価はもとより、内臓損傷の有無を確認しておく必要があります。

治療の方法

 単なる肋骨骨折であれば、消炎鎮痛薬の内服、冷湿布の貼布(ちょうふ)と固定帯による圧迫固定のみで、多くは数週間で軽快します。肋骨や胸骨の変位が高度な骨折では、時に外科治療(手術など)が必要になることもあります。

応急処置はどうするか

 肋骨や胸骨の骨折では、呼吸運動に伴って胸痛が強まることから、患部に厚手のタオルなどを当て、これを軽く圧迫することで疼痛を軽くすることができます。いずれの骨折も、胸腔内損傷を合併している可能性があるので、救急車を呼んで迅速に医師の診察を受けることが必要です。

 

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突き指の判断と対処法

こんにちは、

今日は、突き指について書いていきます。

 

突き指は多くの人が一度は経験した事のある怪我の1つです。

だから、人によって対処法がそれぞれ違ったりしますよね。

「突き指なんてほっておけば勝手に治るよ」って言う人もいれば、

「絶対にすぐに病院へ行くべきだ!」って言う人もいるので、

どうすれば良いか分からなくて困っている方もいるのではないでしょうか?

そんな方の為に突き指に対する知識を簡潔にまとめてみました。

 

突き指について

突き指とは、運動などをしている際に指先に外力が加わり、指の靭帯を傷つける怪我の事です。

靭帯が傷ついてしまったのが原因で、内出血をおこして指の関節が大きく腫れてしまいます。

つまり、指が腫れるのは関節に血が溜まっているからですね。

基本的に靭帯が軽く傷ついた程度ならば、

安静にしていてば大体1週間くらいで腫れが引いて良くなるのですが、

靭帯が酷く傷ついていたり骨に異常がある場合には自力で治すのは難しいです。

 

症状の判断の仕方

突き指の症状の判断は見ただけでは難しいのですが、

とりあえず、すぐにでも病院へ行くべき症状を紹介しますね。

【今すぐ病院へ行くべきケース】

  • 指の形が明らかに変形している
  • 指が横にぐらぐらする(不自然な方向へ動く)
  • 指の関節が全く曲げられない
  • 腫れ(内出血)が強くでている場合(指の関節が倍くらいになります)

上記の症状が出ている場合は靱帯断裂骨折の可能性が高く、

そのままにしておくと後遺症が残ってしまう事があります。

ちなみに中指が少し曲がったままになってしまった人もいます^_^;

また上記の症状が出ていなかったとしても、

1週間経って全く痛みが和らがない場合も危険な状態ですので、

もしそうなら迷わず病院へ行きましょう!

自分じゃイマイチ判断がつかない場合は、

とりあえず絶対安静で1週間くらい様子を見て、

痛みが減ったかどうかで判断してみると良いですよ。

 

突き指の対処法

突き指をしたらまず内出血を抑える事が大切です。

ちゃんと対処するかどうかで治る期間も変わってきますので、

下記の対処法を行うようにしましょう。

 

◆冷やす(アイシング)
冷水や氷を使って怪我をした部位をしっかり冷却しましょう。

湿布などを利用しても効果的です。

ちなみに、温めると良いという噂は内出血が収まってからの事なので注意!

◆手を心臓より高い位置に上げる
手を心臓より高くあげる事によって内出血の量を減らす事が出来ます。

これは就寝時にも行うと怪我の治りが早くなるので意識してみて下さい。

◆固定する
指を真っ直ぐの状態で固定する事によって靭帯の修復を早める事が出来ます。

昔は指を引っ張る治療法もありましたが、逆効果なので絶対にダメですよ!

固定には包帯やテーピングを利用します。

 

つき指は、あまくみないようにしましょう。

突き指のみ思っていたら骨折!という可能性もあります。

他にもほっておいたら、変形してしまったや、曲がらなくなってしまったなどあります。

 

整形や整骨院を受診し、きちんと診てもらいましょう!

当院URL⇒http://physical-care.e-chiryo.jp/

 

鉄分について

 こんにちは。
今日は鉄分について書いていきたいと思います。 

 

鉄は成人男性で約4.0g、女性で約2.5g、が体内にあります。

その約70%の鉄は赤血球の中にある「ヘモグロビン」にヘム鉄として存在し、

肺から酸素を受け取り、体内を循環して各組織に酸素を送り届ける役割をしています。

また、鉄は、筋肉でのエネルギー生産や肝臓での解毒酵素にも関わりがあり、

欠乏すると鉄欠乏性貧血を引き起こし、過剰になると肝臓ガン発生の一因にもなります。

 

■ 鉄は赤血球の形成に不可欠 :

鉄は赤血球の形成過程に関わります。

 【赤血球の生産】
   赤血球は、細胞の分裂過程とその成熟過程の2段階で、

   作られます。
   【1】分裂過程:骨髄中の造血幹細胞が分裂
           分裂過程には、葉酸とビタミンB12が必要
   【2】成熟過程:赤血球として機能するようになる
           成熟過程には、鉄とビタミンB6が必要

もし、鉄が不足すると赤血球の成熟が十分に進まないため、

赤血球中のヘモグロビンの合成率が下がり、

未熟な赤血球が作られることになります。これは貧血症状の多くを占める

「鉄欠乏性貧血」の一因となります。

 

貯蔵鉄:肝臓や脾臓、骨髄、筋肉に蓄えられる鉄

鉄欠乏性貧血は貯蔵鉄が枯渇したときに引き起こされます。

食物摂取からの鉄が少ない場合、貯蔵鉄を使い赤血球が合成されるため、

すぐに鉄欠乏性貧血となることはありません。

 

■ 鉄はヘモグロビン(赤血球内)となり、酸素を運ぶ:

赤血球内にあるヘモグロビンは、肺で酸素を受け取り体内を循環して、

各組織に酸素を送り届ける役割をしています。

■ 鉄はミオグロビンとして、酸素を筋肉に貯蔵する:

筋肉にあるミオグロビンが、ヘモグロビンから酸素を受け取り筋肉内で

酸素を貯蔵する役割をしています。

筋肉中のミオグロビンには3〜5%の鉄が含まれています。

ミオグロビン
筋肉中にあって酸素を代謝に必要な時まで貯蔵する役割。

ヘモグロビンと同じ色素タンパク質。ヘモグロビンよりも酸素との結合力が強いため、

ヘモグロビンから酸素を受取ることができる。

動物の筋肉が赤いのは、このミオグロビンの色によるもの。

 

■ 鉄は、筋肉エネルギー源の生産に必要な酵素の成分:

鉄は、筋収縮のエネルギー源であるATPの生成に関わる酵素の構成成分です。

ATP(アデノシン三リン酸):

筋肉はATPという物質を持っています。

このATPが分解して無機リン酸を放出し、ADP(アデノシン二リン酸)に

変わる時に発生するエネルギーを使って筋肉を動かします。

機能鉄:ヘモグロビン・ミオグロビン・酵素にある鉄

鉄の体内での分布は大きく3つに分類できます。
・機能鉄 − 血液や筋肉内に含まれる(70%)(酸素運搬と酵素機能)
・貯蔵鉄 − 肝臓や脾臓、骨髄、筋肉に蓄えられる
・組織鉄 − 髪の毛や爪などの組織に含まれ、組織成分となっている

 

■ 鉄不足が貧血を招き、冷え性や肩こりにもなる:

鉄欠乏性貧血になると血液に十分な酸素がないため、体じゅうの細胞が酸素不足に陥ります。

そのため、心臓も息切れが起きて負担が大きくなる一方、脳も酸素不足でボーッとしたり、

頭が重い、体がだるいといった症状があらわれます。

同じ状態は肩の筋肉にも発生し、貧血になれば当然、肩こりが起こるわけです。

肩こりの三大原因は、

          1)姿勢に悪さ

          2)悪い姿勢をつくる生活環境

          3)ストレスですが、貧血が絡んでいることが多いのです!

 

■ 鉄は肝臓で、解毒、活性酸素発生源、C型肝炎、肝ガンに関係:

1)肝臓での解毒作用に関与:チトクロムP450
別名、シトクロム、サイトクロム。シトクローム。チトクロムとは、

酸化還元機能を持つヘム鉄を含有するヘムタンパク質の一種。

チトクロムP450は、肝臓において解毒を行う酵素として知られ、

ステロイドホルモンの生合成、脂肪酸の代謝など、生物の正常活動に必要な反応にも関与している。

 2)鉄は銅とともに肝臓での活性酸素の有力な発生源

 鉄分の過剰摂取や、鉄や銅などが肝臓に蓄積する病気:

慢性肝炎(特にC型)により、鉄が蓄積されると活性酸素が細胞を傷つけるばかりでなく

遺伝子障害なども引き起こし、肝臓病を進行させるばかりでなく肝癌の発生にも関係しています。

肝機能が弱っている場合は必要以上の鉄分を蓄積するため、

肝臓に良いとされる食物を控える必要があります。これらの食物は鉄分を多く含む食物だからです

レバー類、ホタテ、カツオ、マグロ、はまぐり、シジミ、あさり、納豆、

大豆、アーモンド、ホウレン草、パセリ、タマゴなどは、肝臓に良いとされる鉄分の多い食物です。

 

 

鉄分は、スポーツ選手・アスリートには、もちろん

一般に生活するうえで必要となる成分です!

 

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膝内側側副靭帯損傷について

こんにちは!

今日は膝内側側副靱帯(MCL)損傷について書いていきたいと思います。


★原因や治し方、予防や対処 

はじめに膝内側側副靱帯(以下MCL)は、膝靱帯損傷のうちで最も頻度が高く、単に膝の捻挫として取り扱われることが多い障害です。 初期に適切な固定をすれば修復しやすいものですが、陳旧化(急性期に処置をせず伸びた状態)した場合は、有効な治療法が少ないので受傷時の取り扱いは慎重を期します。
解剖MCLは浅層、深層、後斜靱帯の3層構造となっていて、長さ10cm、幅3cmの範囲で膝関節内側部の大腿骨内上顆から脛骨内側部にかけて走行しています。
受傷原因ラグビーやアメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツでは、膝外側→内側への外力(タックル)により、関節に外反、または外旋力が強制されたときにMCLは過緊張して、最終的には断裂しやすくなります。スキーでの転倒時、ジャンプ着地時、ツイスト時などでも発生します。
症状内側関節部に一致した圧痛、腫張、熱感、荷重にて外反動揺性が認められます。 受傷直後は関節血腫が、慢性化すると水腫が存在します。  一般に損傷は、以下の3型に分類して治療方針に活用します。 I度:動揺性(健側と比較して)はなく、靱帯部の圧痛が主であるII度:伸展位の外反動揺性(−)、30°屈曲位で外反動揺性(+)III度:伸展位の外反動揺性(+)、30°屈曲位で外反動揺性(+)
治療I度はRICE療法を、II度は固定による保存療法が一般的です。消炎鎮痛薬の使用、超音波、低周波などの物理療法による疼痛対策を行います。  III度損傷や前十字靱帯(ACL)や半月板損傷合併例は、靱帯の一次縫合手術を行いますが、単独損傷例ではギプス固定や、最近では装具固定による保存療法も用いられ、良好な成績を挙げています。
合併損傷単独損傷が多いものの、ACL、後十字靱帯(PCL)損傷や、内側(外側)半月板損傷を合併します。ACL+MCL+内側半月板の損傷合併例をUnhappy trias(不幸の三徴)ともいいます。
検査レントゲンは骨折の有無確認が目的であり、損傷の程度はストレスレントゲンや器械によるチェックが有用です。 MRI検査は最も有用で、MCL損傷のみならずACL、半月板、出血などの確認が可能です。

受傷後のリハビリテーション初期はアイソメトリックにSLR訓練、膝周辺の屈伸筋同時収縮訓練を主に、腱側や体幹上肢のトレーニングを行います。  受傷3週以降で疼痛は軽減してくるので装具装着下で、徐々に膝関節のROM、歩行訓練を開始します。
予後単独損傷では、初期に適切な固定を行った場合は比較的安定しますが、ACL損傷を合併している場合は緩みやすくなります。 MCLが緩むと、のちに半月板損傷を併発しやすくなります。
ポイント受傷時に損傷程度を把握した正確な診断と、適切な固定を行うことが重要です。 故障後のリハビリは、早い目に開始するに越したことはありません。 出来るだけ早くご来院ください。

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スポーツのケガはなぜ起こる?

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます(*^^*)

今日はスポーツ中になぜケガが起こるのかについて解説します。

スポーツで起こる傷害は大きく3種類に分類されます。
 スポーツ活動に関連して起きる傷害としては、

(1)1回の大きな外力が加えられることによって起こるケガと、

(2)繰り返しストレスがかかることによって発生するケガ(オーバーユース症候群)とに分けることができます。また、

(3)成長期には大人と同じように起きる障害の他に成長期特有の障害もあるため注意が必要です。
外力によるケガは、足首の捻挫やひざのじん帯損傷、半月板損傷などが代表的ですね。

2、オーバーユース症候群
一方、オーバーユース症候群は、疲労骨折や、筋肉や腱などの変形や損傷、炎症などから慢性的な痛みが出たりするものがあります。

すねの内側(骨の表面)の炎症によるシンスプリント、ひざの周りの障害であるジャンパー膝、アキレス腱やその周囲の炎症、腰痛などが代表例としてあげられます。

3、成長期に多いオスグッド病
また、成長期特有のオーバーユース症候群の代表的なものとしては、オスグッド病があります。

成長期では骨が成長途中のため、すねの骨の上のほうの腱のくっついているあたりがまだ軟骨になっていて弱い状態です。

そのため、運動で大きな負荷が繰り返しかかっていると傷んできて痛みが出てきます。
ここは、ジャンプやダッシュなどで大きな負荷がかかるので、どの種目でも障害は起こり得ますが、特にジャンプ動作の多いバスケットボールやバレーボール、サッカーなどでよく起こります。

4、原因と対策を知っておこう
中高生のオーバーユース症候群の原因のひとつとしてまず、練習量が非常に多いことがあります。

練習のしすぎや同じ動作を繰り返すことで、痛みが起こるのです。

一般的な部活動ではトレーナーなどによるしっかりとしたケアが受けられないため、予防するためには、練習量の調整を考えるほか、筋肉の疲労や違和感を翌日以降に持ち越さないようにアイシング、ストレッチなどのケアも重要になります。
例えば、オスグッド病の場合は、成長期が終わって骨が出来上がれば大きな後遺症が残ることは少ないとは思われますが、痛みが強い時期には競技の妨げになりますし、無理をしすぎれば骨片などが残って成長期以降も痛みが残る場合もあります。

柔軟性の良い悪いとオスグッド病などの発症との関連性は必ずしも科的に証明されているとは言えませんが、太ももの筋肉が硬い子が多いように思われ、ストレッチなどをしっかりするように指導したり柔軟性改善のリハビリをしたりすることが多いですね。
ひざのじん帯の損傷は長期間の治療を必要とする重大なケガのひとつですが、最近はその受傷原因が詳しく研究されるようになってきています。

その結果、ジャンプの着地動作でひざが内側に入ってしまうなど、姿勢の悪さがケガをしやすい要因のひとつと分かってきました。

そのため、動作を改善するトレーニングを行い、良い動きに戻すことが大切になってきます。

特に体が出来上がる段階にある途中の中高生のうちから、良い姿勢と、基礎体力とを身につけておくことが大切でしょう。

5、原則は「きちんと治療する」
もしケガをしてしまったら、まずは必ず病院を受診してほしいと思います。ケガの種類と重傷度をハッキリさせた上で患部を治療し、患部以外も含めた基礎体力を高めてから復帰することが大前提となります。整形外科医の中でもスポーツの専門医とかひざの専門医とか分かれてくるので、できるだけ専門的なところで受診することも大切な場合があります。
病院を受診する選手のなかには「もうすぐ試合があるんです。何とかなりませんか?」というような選手もいます。しかし、無理をすると、完治までに余計な時間がかかってしまったり、患部をかばうような動作になって新たなケガや痛みを招いたりすることもあります。将来ある中高生であればなおさら、「きちんと治す」ことが原則であることを忘れないで下さい。

6、リハビリ段階まできたら…
最近では、早期に回復を図り、しっかり訓練をして、できるだけ早期に、より安全に復帰することを目標としたリハビリを指導していく施設もあります。

しっかり治療して、部分的な補助があればプレーできる、あるいは動き自体には問題ないけれど、何となく不安という段階まで来たら、患部をサポートする用品を使用するのもひとつの対処法であると思います。

テーピングで補助する、サポーターなどの装具を用いる、シューズを調整するといったアプローチが考えられます。

しっかりトレーニングして関節周辺の筋力などを強化するなど、良いコンディションに戻した上でプレーするのが前提ではありますが、ある程度良い状態になれば、テーピングで補助をして競技復帰を図るという場合もあります。
また、繰り返しストレスがかかることで起こるオーバーユース症候群に対しては、やはりテーピングによって痛みの出る動きとは逆の方向に誘導することでストレスを軽減して症状の改善を図る場合もあります。
さらに日常のケアとして、ストレッチングやアイシングをしっかり行うことも基本的な対策としてとても大切です。翌日に痛みを引きずらないようなセルフケアも怠らないようにしましょう。

身体のケアに関するご相談はこちらへ!

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インソールって使うとどうなるの?

こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます(*^^*)

今日は靴の中敷き(インソール)について書いていきたいと思います。

靴屋さんやスポーツ店で、インソールが売られているのを見たことがある方は多いと思いますが、実際に使ってみた方は意外に少ないように感じます。

まず、なぜインソールが必要なのか?使うとどうなるのか?がよく分からないという方が多いですよね。

ということで、インソール初心者の方へなるべく簡単に説明していきます。

まずは靴のインソールの腰痛、膝痛に対する効果やウオーキング、ランニング、ジョギング等に対するインソールの効果について、ご説明いたします。

足の裏(土踏まず)は、外側に縦アーチ、内側に縦アーチ、さらに横アーチと3つのアーチで構成されています。

これらのアーチにより、良い姿勢を保ち安定して歩行出来るようになっています。

またこれらのアーチが、クッションの役割を果たすことで、膝や腰等の体に掛かる衝撃を吸収する役割を担っています。

ところが、長年歩いたり、走ったりしているとこれらの3つのアーチが、崩れてくる場合が多く認められます。

このアーチの崩れを整え、正常に機能させる目的で使用されるのが、3つのアーチを支える靴のインソール(中敷)の役割です。


元々、靴(シューズ)に付いているインソールには、上の3つのアーチを支える機能が無いか弱い物が、ほとんどです。

3つのアーチを支える機能を持ったインソール(靴の中敷)は、アーチを支え、本来の機能に近づけることが目的で作られています。

元のインソール(中敷)をこのようなインソールに交換することで、腰痛や膝痛の予防、ウオーキング、ランニング、ジョギングといったスポーツや健康増進時のトラブル予防への役割が期待出来ます。


インソールが、3つのアーチを支えることで、姿勢を整え歩行のバランスを安定させることにより、体への負担を軽減する。

インソールが、3つのアーチを支え、膝や腰に掛かる負担に対してクッションの役割を果たすことで、腰痛、膝痛に対する予防的役割が期待出来る。

特に、偏平足(土踏まず部分が低い足)の人は、元々アーチによるクッションの機能が低いことが多いため、歩いたり走ったりすると、すぐに腰痛や膝痛を訴える人が多いです。

このような腰痛や膝痛の予防にインソールの使用による有用性が大きいと考えられます。 

また、偏平足でない人も長年の使用によるアーチの崩れを正すことで、腰痛や膝痛に対する役割が期待出来ます。

少し歩いただけで、足が疲れたり、腰痛や膝痛を生じたりする場合には、適切なインソールを用い、アーチを保護することで、蹴り出す力の補助となり、疲れの軽減が期待出来ます。

また、インソールがクッションの役割を果たすことにより、腰痛や膝痛の軽減が期待出来ます。

ランニングやジョギングにより、膝痛(腸脛靱帯炎等)いわゆる、ランナー膝を生じたことがある人には、その再発予防目的として有用であると考えられます。

また、蹴りだす力を地面に最大限伝えることにより、運動機能の向上が期待出来ます。

インソールには、元々靴についている物、3つのアーチを支える目的で製作されている物があります。

またアーチを支える目的で作られたインソールは、大きくは次の2つに分けられます。

 

★既成のインソールオーダーメイドのインソール★

オーダーメイドのインソールは、一人一人の足に応じて作られるため、既成のインソールに比べて効果が期待されますが、その分お値段も既製品に比べて少し高い目となりますが。

しかし、足に合わない既製品のインソールをいろいろ使い比べるよりは、最終的にお安くつくかもしれません。

また、いくら良いインソールを選んでも、自分に合ったサイズや、目的に応じたシューズを選ばないとその効果は、減少します。

総じて、日本の特に男性は大きめのシューズ(靴)を好む傾向にあるようです。

シューズが大き過ぎると、靴の中でインソールと足の位置がずれるため、十分な効果が得られないばかりか、場合によっては逆効果となる場合もあります。

また、小さすぎるシューズもさまざまな弊害があります。

 自分のサイズや目的に合ったシューズを選ぶようにしましょう。

現在、腰痛や膝痛を生じている人が、適切なインソールを使用したからといって、直ちに治癒するものではありませんが、適切な治療を受けながらインソールを使用することで悪化防止や再発予防に相乗的役割が期待出来ると考えられます。

当院は、トップアスリートが使用するラン・デザイン製のフルカスタムインソールがオーダーメイドで作製できます。

足、身体の動きの分析をしっかり行い、痛みや故障の原因をはっきりさせます。

そのうえで、足に合ったインソールを作製し、不調の改善をはかります。

足に対するお悩みがある方はなるべく早くご相談ください!

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当院へのアクセス

 

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針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

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土   10:00〜19:00
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院長郷田 博基
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